「牛丼」 の由来

庶民の味方!牛丼。

デフレの象徴などとテレビで報道され、厳しい価格競争の勃発したこの業界に今日はメスならぬハシをいれてみましょう。

ご飯をよそってその上にバラや切り落としの牛と玉ねぎを煮込んだものをかけるだけ。

お好みで唐辛子や卵、紅しょうがをのせればオリジナルの味が楽しめます。

時間のない人や、お金のない人、料理のできない人、つまり貧乏大学生や、独り身サラリーマンの強い味方。

つまり私のような弱者の味方というわけです。

先月末の某牛丼屋さんのプレゼント企画の湯飲みがどうしても欲しいので応募しましたが、外れたらオークションで入札予定でございます。

最近では女性の姿も多く見られます。

そういったことを意識してか、お店もだんだん綺麗になりもはや国民の食卓と表現しても過言ではありません。

牛丼の歴史は明治時代まで遡るようです。

多くの西洋文化と一緒に入ってきたのが牛肉を食べるという習慣。

大衆の為に考え出された原型が牛めし、

どんぶり飯に牛鍋をぶっかけたものがすき焼き丼として、人々の間で広まったようです。

しかし異文化は容易には受け入れられなかったことが想像できます。

現代でも昆虫丼などが食卓にのっても我々は受け入れるのに時間がかかることでしょう。(日本では永遠にないか・・)

現在最大手ともいえる吉野家がファーストフード文化の一つとして1973年に展開したのが牛丼屋の始まりのようです。

私が国民の食卓と表現した業界の歴史、以外に短いのですね。

その後、松屋、すき屋、神戸らんぷ亭、養老乃瀧が登場します。

え?? 養老乃瀧??

今では居酒屋の代表格の養老乃瀧も牛丼やってたんですね。

驚きです。

ちなみに神戸らんぷ亭はダイエーグループ

吉野家はセゾングループだそうですよ。

現在47都道府県すべてに展開しているのは店舗数1000を超える吉野家とすき屋のみだそうです。

実質「二強」のようですね。

最近は外食産業の低迷を肌で感じます。人気店であっても平日夜などは惨憺たる状況。

スーパーでは高級食材が売れているとか。

美味しいものはいい材料を購入して自宅で調理して食べる。

節約と欲求の最終形態であり、安全面から見ても外食産業は分が悪いようです。

過去にはBSE問題で揺れた牛丼業界。

食の安全が叫ばれる中、この値引き策は吉と出るか凶とでるか。

某会社の株価が急落したようです。

庶民の味方の今後に注目。

専門用語補足

■つゆだく

盛り付け指定の一種。具材のつゆを多めに盛り付ける意。

逆に少なめはつゆ抜きと呼ばれる。(こっちはやったことないな)

さらにつゆだくだくという更に多めも存在するらしい。

「だく」を多く言えば更に増量されるのでは?と

「つゆだくだくだくだくだく」と連呼してしまう人もまれにいるとか。

■ねぎだく・ねぎ抜き

盛り付け指定の一種。

ねぎだくは具材の玉ねぎを多めに盛り付けた様。

ねぎ抜きは玉ねぎを抜いた状態のこと。

(tm)




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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