「ラクトアイス」 の由来

私はアイスクリームが大好きです。
夏であったなら、おそらく三度の飯よりアイスクリームを選ぶことでしょう。
そんな私に、親がアイスを買ってくるようにいいました。
二つ返事で買いにいこうとしたら、待ったがかかります。

「買ってくるのは、かき氷だよ。」
「わかってるよ。」

分かってはいました。
食べるのが、比較的高齢のいわゆる職人の皆さん。
庭の改修工事をお願いしていて、その皆さんの三時の休憩にだすのです。
さすがにアイスクリームでは食べません。
皆さんが好むのは、さっぱりした氷系だからです。
調べてみればこれらは「氷菓」と言うようです。
知りませんでした。
かき氷やシャーベットですね。
でも例えターゲットがそちらであっても口にだす時はそれらは「アイス」以外の何ものでもありません。(よね?)
それが的屋さんなら「かき氷」といいますが、スーパーでは大抵「アイス」で通じるはずです。
・・・そうかクリームをつけなければいいのか!と納得してみましたが、調べてみればやはりそれらすべてを「アイス」と呼ぶという括りはなく、「アイスクリーム類」か「氷菓」に分かれるようです。
私はどちらもいけます。
いやそんなこと誰も聞いていないか・・・

「アイスクリーム類」は更に三つに分かれます。

アイスクリーム:重量百分率で乳固形分15.0%以上、うち乳脂肪分8.0%以上のもの
アイスミルク:重量百分率で乳固形分10.0%以上、うち乳脂肪分3.0%以上のもの
そして今日の話題となる、ラクトアイス:重量百分率で乳固形分3.0%以上のもの

■ラクトアイスの「ラクト」の由来

上で示したとおり、「アイスクリーム類」はその比重によって名前が変わります!
とか書きながら、実はそんなこと・・・知りませんでした。
アイスクリーム はもちろん食べるし、アイスミルクは箱でよく買います。12本入りとか。
ところで・・・ラクトアイスって何でしょう。
考えたこともありませんでした。

「ラクト lacto」とはラテン語で「乳」の意味だそうです。
でもどれも「乳」製品であることに間違いないわけですが・・・
ラクトアイスは和製外来語なのだそうです。
乳固形分がアイスミルクより少なく、アイスクリームの風味を出すため植物系油脂を混合するなどして脂肪分を補った製品のことを言います。
カロリーがアイスクリームやアイスミルクよりも高い場合があるとか。
どうやら「それっぽいもの」と認識するのが正しいようで、ここまでが(ラクトアイスはギリギリってことのようです)乳製品の一種とされるようですね。

こうして調べてみると、いかに自分が適当に「自称アイス好き」を名乗ってきたかが分かります。
次にスーパーへ行ったときには、違いを十分認識した上で購入し食べ比べてみようと思います。
おそらく違いは分からないことでしょう・・・
きっと冷たいものが好きなだけなんです。
体が冷えれば何でもいいんです。

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著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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