「おかっぱ」 の由来

「どんな髪形が好き?」

昔女の子に聞かれました。

「んん・・・ポニーテールかなぁ。」

実はなんでもよかったんです。
というか髪型は人それぞれですし、似合う似合わないもあります。
なぜポニーテールと言ったかといえば、その時読んでいた漫画の主人公がこの髪型を気に入っていると書いてあったからでした。
すると、、次の日。
なんと彼女はその髪型にしてきたのでした。
しまった!鈍感でした。
彼女は私に思いを寄せていたよう・・・
やってしまいました。責任取れないよ・・・
でも切ったわけじゃない・・・まぁいっか。

今どんな髪形が好きと聞かれたら、ボブカットと答えることでしょう。
もちろん先述のように似合う似合わないはありますが、基本短めが好きなので、ショートが似合う子にブ〇はなし!ってことでボブ。
でもこのボブカット、ボブだけでもなんだか黒人の男の子の名前みたいなのにマッシュルームカットとも呼ぶらしい。
キノコ頭・・・
更にそれを日本では、おかっぱ(御河童)と呼びますよね。
前髪を額に垂らし切り下げ、後髪を襟足辺りで真っ直ぐに切りそろえた髪型。
整髪が簡単だからなのか、それとも自宅でカットが可能だからなのか・・・(以外に難しいって聞いたけど)
小さな女の子に人気というか定番的な髪形となっていますね。
時に、いじりやからかいの対象となり、近所の女の子もウォーズマン(キンニクマンのキャラから)と呼ばれていましたが、私は可愛らしく見えて嫌いではありません。

■「おかっぱ」の由来

おかっぱ頭は、もともと江戸時代のとき、男子に多かった髪形なのだそうです。
前髪を額に垂らし切り下げ、後髪を襟足辺りで真っ直ぐに切りそろえる・・・
更に、頭の頂点を丸く剃るというおまけが付きます。
つまり・・・河童の頭です。
そこ接頭語の「御」がつき「御河童」とになり、それが頭の頂上を剃らない現代の女の子のような髪型も、「おかっぱ」といわれるようになり、定着していったのでした。
(ちなみに少年の場合は「稚児頭(ちごあたま)」と言うようになったそう)
「御河童頭」は同時に「断髪」とも呼ばれていました。
江戸時代になると、同じような髪型でも、刑罰を負った者や世俗を離れ出家した者の髪型を断髪頭と呼ぶようになり区別されていったようです。

だいたい想像はできていた「おかっぱ」の由来ですが、やはりそこをとってもイメージ向上にはつながらなそうです。
大人の女性のボブはいいです。
もしかしたらそこに少年ぽさをかんじるからなのでしょうか?

いました!イメージ向上のボブキャラ!!!
元鹿島アントラーズのアルシンド選手。

ああぁ…でも彼は「おかっぱ頭」でなく「河童」そのものだしどちらかといえば「断髪」ですかね・・・


おかっぱちゃんの好きになる人 難あり男子


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著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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