「ロレアル( L’Oreal) 」 の由来

ロレアルはフランスに本部がある世界最大の化粧品会社。
化粧品・ヘアカラー・ヘアケア・スキンケア・日焼け防止・香水が中心です。
まさかここで化粧品を取り扱うとは思いませんでした。
いや、私は男ですが公平にいかなければなりません。
でもどこまで書けるか・・・今日は挑戦してみます。

きっかけは覚えていないのですが、携帯に「ロレアル」の字がありました。
たぶんどこかで気になった会社名をメモしたのでしょう。
CMなのか、ドライブ中なのか、母親の化粧箱なのかはわかりません。
どこだったかなぁ。
化粧品といえば資生堂くらいしか想像できない私です。
そんな私に太刀打ちできるか疑問ですが行ってみましょう。

■ロレアルとは

ロレアルは( L’Oreal) と書きフランスのクリシーに本部を置く世界最大の化粧品会社です。
その歴史は、1907年(明治40年)フランスの化学者ウージェンヌ・シュエレールさんが手軽に髪を染められる染毛剤の開発に成功したことに始まります。
染毛剤ってそんなに歴史があったのですね。
それは従来品より安全で、微妙な色合いに仕上がる画期的な製品だったといいます。
それまでのものは強い薬品を使用していたので、危険でありなおかつ仕上がりも不安定。そんなわけで重宝されました。
彼はその製品に「オレアル(Aureole)」と名づけました。

「オレアル」はフランス語の「aurum」の造語で、「後光、後輪」の意味があります。
この商品については「オレアル(Aureole)」で「天使の輪」という意味となり、それは長く美しいストレートヘアに光が当たったときにできる輪のことを意味します。
非常に綺麗で美容を感じさせるネーミングですね。さすがパリ。

ロレアルは現在いくつものブランドをもっております。
それはロレアルの名を前面に出さずに各ブランド名で勝負する戦略を取っているからなのだそう。
ブランドは大きく分けて、プロフェッショナル向け、高級志向、コンシューマ向け、アクティブコスメティクスに分けられます。
プロフェッショナル向け(Professional Product Division)にはロレアル プロフェッショナル 、ケラスターゼ など。
高級志向(Luxury Products Division)には ランコム 、ヘレナ ルビンシュタイン など。
コンシューマ向け(Consumer Product Division)にはメイベリン ニューヨーク、ロレアル パリ など。
アクティブコスメティクス(Active Cosmetics Division)には、ラ ロッシュ ポゼ 、スキンシューティカルズなど。

確かにこうして聞くと、メイベリンやロレアル パリなどロレアルの名前ではなく各ブランド名の方がCM等で我々の頭に気づかれていることに気付きます。
こんな会社もあるのですね。
あまりにも大きくなりすぎて細分化されたのかもしれませんが・・・
数えてみるとそのブランド数だけで30以上。
それぞれが認知度をもつというのもロレアルの大きな強みかもしれませんね。


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企業を高めるブランド戦略 (講談社現代新書)





著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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