「三瓶(さんぺえ)」 の由来

いつ出てきたのか、どのように出てきたのか思い出せない。
当初はちょっとしたギャグをしていた気もする。
でもそれも今はやってないし、存在感があるといえばそうでもなくて個性があるかといえば、同じような体系のキャラの中でも異彩を放っているということもまったくない。
ただいえるのは、そのキャラが何となく憎めないってことだけだろう。

今日取り上げるのは、三瓶さん。
本名はそのまんま、三瓶 友敬(さんぺい ともゆき)さんで、1976年11月23日生まれ、福島県安達郡本宮町(現本宮市)出身で血液型はB型。
よしもとクリエイティブ・エージェンシー(東京吉本)所属の芸人さん。
今はじめて知りました。エリートともいえる、よしもと所属とは驚きです。
(それほどのプロフェッショナルなのかといった意味で)

NSC東京校5期生で、2001年フジテレビの深夜番組「BACK-UP!」に出演し、おすぎとピーコに見出されれたのだそうです。
それは知りませんでした。
確かにスタートが深夜番組というのは納得です。
私もうる覚えになっていた「三瓶です。」の自己紹介ギャグや、おもに自らの体型をネタにした「三瓶のちょっと面白い話」でブレイクします。

■三瓶の由来

三瓶(さんぺい)という芸名は、彼の本名(苗字)だそうです。
我々は聞きなれませんが、出身地である福島県の中通りに多い苗字だそうで「三瓶」の読み仮名は他に、「さんベい」「さんぺ」「さんべ」「みかめ」「みへい」などが存在しているのだそうです。
それをいじっても面白そうですが・・
と、これで終われないのはこの場所が由来メモであるから。

更に掘り下げると、以前の芸名は「ロールスロイス」であったのだそう。
訳が分かりませんね。
ピン芸人でロールスロイス?
それについて周囲から自動車メーカーのロールス・ロイスに訴えられたら確実に負けるぞと脅かされて、現在の芸名(本名)に変更したとのこと。
こんなケースって他にないのではないでしょうか?芸名から本名って・・・
それほどまでに売れると思っていた向上心については素晴らしいですね。

この話が物語るように、三瓶さんは気も小さく芸人として残っていけるだけ器用でもないようです。
ギャグの流行が短期間で終焉するとともにテレビ出演はほとんどなくなりました。
芸人なのに、「デブ」と馬鹿にされ深く傷ついたといったエピソードも彼の精神的に弱い部分を露呈しています。
本人も芸能界に入ったきっかけは「思い出作り」と断言しており、それほど固執していなかったようです。

しかし、芸人になる前に通っていた服部栄養専門学校で得た調理師免許を活用し「いきなり!黄金伝説。」での「1ヶ月1万円節約バトル」では料理の腕前を披露。
他の番組でも料理上手芸人として再度露出するようになりました。
現在は主に舞台で活躍しているそうで、私が意外に売れていると勘違いしたのは数少ないレギュラー番組フジテレビの「もしもツアーズ」によく出演しているからのようです。

三瓶さんのプロフをチェックしていると、高校時代は野球部に所属。
2005年には東北楽天ゴールデンイーグルスの応援団名誉会員となったのだそう。
これには少し違和感があって、というのは私が見かけるときにはいつも彼はサッカーのユニフォームを舞台衣装にしているから。
目立つからとかサイズが合うからとか衣装に困らないからなのかと思ったらサッカー好きとしても知られているのだそうです。
しかし2002年W杯事前番組に出演した時にはその知識の浅さを露呈したそう。
いつまでもそのマイペースぶりで細く長くいくのでしょうか。
そういった姿は意外にちゃっかりしてみえますよね。


SANPEI DAYS


三瓶のエブリディ





著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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