「耳たぶ」 の由来

初めて出会った人のどこを最初に見ますか?
もちろん会話するので、何はともあれ相手の目でしょう。
そこから広がってメイクが濃いなぁとか、肌荒れているななんてことも気になります。
ホクロが多いとそれはそれで気になるし、唇やウナジや頬などにフェチを感じる人にとっては次はそこかもしれません。

たくさんあるのに私はなぜか耳が気になります。しかも耳たぶ。

古くから言われる耳たぶの大きい人はお金持ちっていい伝えを思い出しながら福耳の人を見つけると本当にお金を持っているのかと探りを入れてみたり、貧相な人を見かけるとそれだけでお金に見放されたようだと勝手に想像しながら哀れんでみたり、ほんと勝手で嫌なやつですね。
もちろん「福耳イコール金持ち」なんてことは有り得ないわけですがそれだけで裕福かもしれないと思われる福耳はやはり憧れの対象なので自然とそこに目がいくのかもしれません。

■耳たぶの由来

耳たぶとは、外耳の構成要素で耳殻の下部に垂れ下がった柔らかい肉のこと。
耳朶(じだ)、耳垂(じすい)、耳たぼ(みみたぼ)とも言うそうです。
それは知りませんでした。
どれも言いにくいから「耳たぶ」なのかもしれませんね。
ぷにょぷにょ感も出ていますから、ネーミングはピッタリ。(個人の感想です)

その由来は、「耳朶(みみたび)」が変化したものだと言われています。
「耳朶(みみたび)」とは、上記の呼び名と同様に使われていたものとのこと。
「たび」とは、「たびいし(礫)」の「たび」と同じだそうで、「つび(粒)」の交替形とのことなので小さく丸いものなどに用いるよう。
また「朶」の字には「垂れ下がる」の意味もあるそうです。
「みみたぶ(び)」にピッタリの漢字と言えますが、漢字(言葉)から「みみたぶ(び)」ができたわけではないようなので当て字の可能性が高いようですね。
それっぽくて意味が通る、いい易い名前
・・・そしたらやっぱり「みみたぶ」しかなかったってことではないかな。

耳たぶの思い出といえばやはりピアス。
今考えれば完全に若気の至りですが、ああいったことは一度やってみないとわからないのであれはあれでいい思い出。
自分で開ける勇気がなくて友人と連れ立って、半分医療の看板を出すようなお店でお願いしました。
前置きなしに(アレルギーチェックとかカウンセリングとか)いきなりズドンで・・・ありがとうございました。
その時間僅か数分。

半月くらいはそのままね~って軽い幹事で消毒程度指導だけ受けて帰宅。
親に貰った体に穴を開けるという覚悟が僅か数分だったので複雑な罪悪感があったことを今でも憶えています。

数日後、穴をふさいでいたプラスチックか何かのピンがすごく大きくて何度も確認するうちにビびり、なんとか小さくならないとものかと度々いじってしまう。
すると、中から変な液体が出てきたり途中で出血したりなんてことが続いていつまでたってもグジュグジュでまとまらない。
あの時はほんとドキドキビクビク過ごした覚えがある。
最後には針一本通るくらいの穴が残ってよしとしたのだが、その程度の穴だとピアスが上手く通らないことも多くていつもと違うところから出てくるなんてこともざらだった。
ピアスをしなくなった今でもポチッと穴があって、普段の生活で気にすることなどほとんどないんだけど人の耳たぶが気になるってのはもしかしたらその時のことを知らず知らずに振り返っている自分がいるのかもしれない。

これから開ける人に一言。

ミミタブって普段はほとんど気になることはないけど、以外に奥は深いぜ。
心してかかれよ!


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著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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