「すっぴん」 の由来

理解できません。
ブログのアクセスを伸ばすためにアイドルがすることがいくつかあります。
プライベートの姿を見せたり、部屋の中の写真を撮ったり・・・
そして最後の手段が「すっぴん」の写真なのだそうです。
もちろんある程度の自信がある人ではその行為にいたることはできず、年齢も20代前半程度まででしょうが、中には昔のアイドルなどもそこに含まれることがあります。
見たいか見たくないかと聞かれれば、もしそれが自分のお気に入りの子であれば見たいのかもしれません。
が、それは確認作業でありそれ以上でもない気がします。
自分は騙されているのか、もしかしたらメイクで誤魔化しているのではないだろうか?
そういった疑念は晴らされるかもしれませんが、だからといってそれでファンになるなんてこともないように思えます。

試しに今、某有名人と結婚したモデルのブログを見てみました。
「かわいい!」「信じられない~」といった絶賛の嵐とのことですが・・・
確かに並以上ではあるものの、顔はテカテカで完全に角度と表情を考えたお写真。
どちらかといえば下着のようなそのいで立ちのほうに眼がいってしまうのは私が単にスケベだからなのでしょうか??

■すっぴんの由来

「すっ」が「素」であろうことは何となく想像がつきますが、では「ピン」は何でしょう。
「品」?べっぴんの「嬪」?それとも♀の「牝」?

「すっぴん」は漢字では「素嬪」と書くのだそうです。
「嬪(ひん)」とは古代、律令制における天皇の後宮(皇后以外の后妃の総称)の一種であったとのこと。
つまり妃や夫人に次ぐポジションの女性を言うのだそうです。

「素」はこの場合「素のまま」となります。
他のものが混じらずそのものだけ、ありのままの状態のことで、飾り気のない、物事の下地の部分や本質のことを意味します。
つまり「素嬪」は化粧や衣装などで着飾っていない嬪というふうに考えられ素顔でも美しい女性の容姿のことを指しました。
嬪は天皇の寝所に選ばれるくらいなので、素顔でも当然美女揃いだったのでしょう。

それが転じて現在のような「化粧していない顔」といった意味となったようです。
ついでに「別嬪(べっぴん)」という女性の容姿を現す言葉がありますが、これは別格の嬪からきているそうです。
選りすぐられた「嬪」の中でも別格とくれば、その美しさはたとえようもないことでしょうね。

「すっぴん」はよく、業界用語のように考える方が多いようですが、歌舞伎の世界で使われていた言葉がそのまま現代の芸能界に受け継がれたという経緯がそうさせているようです。
歌舞伎役者は顔に絵を描くような独特な化粧をするため、舞台上と素顔とでは当然別人のように変わります。
そういったことから、役者が素顔でいる状態や様々な物事において「素のまま」の状態の表現として「素嬪」という言葉が用いられたようです。
歌舞伎役者ほどではないにしろ、今のテレビは地上デジタル放送に変換してからは特にごまかしがきかないのでたっぷり化粧をほどこすかたもおられることでしょう。

ただその由来から考えたら、元がいいのは当たり前。
やはりそれをわざわざ公開する理由は無いのかもしれません。


すっぴんは事件か? (ちくま文庫)


メイクの基本book―コツがわかれば「きれい」は簡単! (オレンジページムック)




著者: tossie

居住地域:北関東
年齢:70年代生まれ
趣味:釣り、散策

言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。
ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。
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