「ヘルメット」 の由来

ホームセンターで一つの商品が気になりました。それはヘルメットです。
普段はそれほど意識しないものですが、様々な形や色の商品が並んでいると少し面白いと感じ
端からいくつか手にとって眺めていました。

ヘルメットなんてバイクに乗る以外それほど縁が無かったものですが、特別な思い出が一つあります。
それは大学時代に初めて体験した土方のアルバイトです。
上から何が降ってくるか分からない現場ではヘルメットが必須とされます。
しかも現場のそれはそれまで被ったことが無いほど深い作りで驚きました。
完全に頭から浮いていて動きづらいし見た目も笑ってしまうほどに頭が長くなるのです。
そのヘルメットには慣れるのに半月ほどかかりましたが、人間とは不思議でいつしか体の一部のようになる。
そんな思い出を回想しながらホームセンターをまわっていると・・・
ヘルメットを通してその当時のことがいくつか思い出されちょっとおセンチな気持ちになったのでした。

■「ヘルメット」の由来

当然のことですがヘルメット (helmet) は、頭部を衝撃などから保護するためにかぶる防護帽もしくは兜のことを言います。
ここで注目すべきは兜、そうなんです。
我々の防護と昔の人々の防護では全く意味が違っていたのです。
古来のヘルメットはおもに戦闘に使われる兜のことだったのです。
言われて納得ですね。
現代では強化プラスティックなどを用いて安価で軽量なヘルメットを作ることが可能になりましたが
江戸時代以前の武士がかぶっていた兜などはきっとその重さも半端なかったことが想像されます。

その後の剣道やなぎなたなどに用いられる面も広い意味ではヘルメット。
日本でのヘルメットは頭部を保護する目的と、装飾をもって威容をあらわす目的があったようです。
ヘルメットの由来についてはギリシャ神話のヘルメスにきているという説があるそうです。

ヘルメスとはギリシア神話に登場する青年神。
確かにその出で立ちを見ると、頭に帽子のようなそれらしいものを被っていることが多いようです。
ですがこれは俗説。
元は、隠すとか守る、覆うものを意味するインド・ヨーロッパ祖語の「kelmos(兜)」からきていると考えられます。
そこからゲルマン祖語の「helmaz」が派生し、それが更にフランク語の「helm」に、
その後もいくつかの言語を経て15世紀頃英語の「helmet」が完成し広がっていったようです。

公園でいじられている女の子がいました。

ヘルメットヘルメット♪

おかっぱ頭の女の子がからかわれていました。
大人になると、その高度な技術を要するヘアースタイルは一目を置くもので、そのスタイルの似合う女の子はなんとも愛らしく見えます。
しかし同年代の子供からすればまさにヘルメット。なんとも複雑なものです。
ただ私の世代なら必ずこう呼んだはずです。

ウォーズマンとね。




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

1コメント

  1. 小太りのおじさん - 2018年8月25日, 8:49 PM Reply

    最後笑いましたww

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