「フォークダンス」 の由来

北朝鮮の対外向けの映像の中ではよくマスゲームが出てくるが、あんなこと(あれをやろうとか、やりたいとか、どんな意味があるとか考えるとか)今の日本では到底考えられないよね。
昔からいつも同じことをやっているようだけど、どの映像も、どの時代でも、今になってもどことなく懐かしく感じてしまうのはなぜなのだろうか。

しかし今日みた映像は少し違っていた。
明らかにいつものそれとはその質が違う。
なぜだろう?

どこか遠くの異国の地であった北朝鮮の人々が身近に感じて、我々にとっては御伽噺のようなその国がいつもより身近に感じた。
どうやら日本のメディアが直接現地で取材した映像だったようだ。
画質一つでこうも距離感が変わるものだとは想像もしていなかった。

地球の反対側であっても今の時代は生放送でオリンピックもワールドカップも見れる。
インターネットに接続すれば世界の誰とでも繋がって話ができる。
そんな時代に、近くて遠い国が意外なきっかけで近くに感じたことに驚いた。
そんな感想を持ちながらしばし閲覧していると、今度は数千人規模のフォークダンス。
その懐かしさに、またまた二国間の文化の違いによる距離感を感じるわけであるが・・・

■フォークダンスの由来

その踊りは見たことのないものだった。
西洋の舞踏会のようにも見えるのは、その数が尋常でないせいだとおもう。

我々の知るフォークダンスといえばやはり、マイム・マイムやオクラホマミキサー、ジェンカなどであろう。
ではそもそもフォークダンスって括りは何なのであろう?という疑問が沸いてくる。

実はフォークダンス(英語:folk dance)とは、世界各地で踊られる土着の踊りの総称のことなのだという。
フォークダンスの「folk」は民族(民俗)を表し、「dance」はもちろん舞踊(舞踏)。
つまりフォークダンスを広い意味で捉えると盆踊りや神楽のような日本の踊りも含まれるわけであるが、一般的に日本では外国から紹介された踊りを指すことが多くなっている。

しかも日本においてフォークダンスとして踊られているほとんどのものが欧米からきているようだ。
その理由は、GHQの占領政策により米国経由で普及活動が行われてきたという経緯があげられる。

しかし戦後60年以上が経過した現在では、現在日本で踊られている海外の踊りの数は3500曲もあるという。
だから中東やアフリカといった馴染みの無かった地域のフォークダンスもどこかで見られるはずだ。

その流入に一役かっているのがyoutubeであるという説もある。
確かに言葉がわからなくて見よう見まねでできる動画というツールはフォークダンスにとって神様のような存在かもしれないね。

最後は以前いたお笑いコンビ、フォークダンスDE成子坂の由来でしめようと思ったがその由来が書くことでもないという判断と、すでに解散しているようなので、どうしても知りたい方はご自分でどうぞといった具合に突き放した感じで今日は終了。




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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