「シーガイア(SEAGAIA)」 の由来

先日、由来メモでメタメタにぶった切った某チェーン店に行く機会があった。
どーしてもと友人にせがまれ渋々訪れたのだが、その変化にはびっくり。
テーブルにつくとまず、長時間座り続けても居心地の良さそうな感触のよいソファに驚かされる。
そのテーブルごとには朝刊が配置されている。時間を潰すのには有難い。
ランチを頼んだが、そのボリュームも質もお値段以上といえる。
お土産コーナーも充実。飲食店でまさかの買い物してしまった。

よくやった!よくがんばってる! (俺 何様?)
どこぞのチェーンが買収したのか、その店だけ店長が立派なのかは知らないが近くを通った時の食事の選択肢に新たに加えた。
人間やればできるものなんだ。

■「シーガイア(SEAGAIA)」の由来

経営再建と言えば、やはりその規模や話題からも宮崎県のシーガイアではなかろうか。
私は行ったことがないわけだけど…

シーガイア (SEAGAIA) は、1993年に開業したリゾート施設。
開業最初期の名称は「宮崎シーガイア」であったが現在の正式名称は「フェニックス・シーガイア・リゾート」。

シーガイアとは、英語の海「Sea」と地球を意味する「Gaia」を組み合わせた造語とのこと。
「観光県・宮崎」の復興を目指して、官民一体の巨大プロジェクトとして宮崎県や宮崎市が出資し第三セクターとして設立されたのだという。
総事業費は2000億円で世界最大級の室内プール「オーシャンドーム」やゴルフコースなど5施設を開業させ、営業を開始。
しかし利用客数の低迷などで毎年200億円前後の赤字がで始まる。
そしてついに2001年、第三セクターとしては過去最大の負債3261億円で会社更生法の適用を申請。
アメリカの投資会社リップルウッド・ホールディングスにより162億円で買収される。
ここからは経営の合理化と採算の合わない事業の撤退。
ゴルフ施設と温泉施設を整備するなどして富裕層をターゲットにすることで客単価を向上させ、経営再建を進める。
更に地元の利用者にアピールすることで地域にも密着。稼働率は上昇。
そのかいあって2007年オープン以来初の営業黒字となる。
現在はフェニックスリゾートの全株式をセガサミーホールディングスが取得し、完全子会社化されたのだとか。

いよいよシーガイアリゾートのランドマーク的存在であった、オーシャンドームの室内プールが解体されるのだという。
これからの展開が非常に気になる。
やればできるというところを是非とも見せてほしいものである。




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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