「帰国子女」 の由来

誰でも一度は疑問に思ったことありませんか?
男でも女でも・・「帰国子女」
外国から来たってだけでなんだかそわそわしてしまうのは日本が島国だからでしょう。
でもそれ以上に大概の帰国子女は親の仕事の関係で日本と外国を行き来するわけで、それだけでも成績は優秀であるというイメージは付いてまわり、尚且つ日本人の苦手な英語が普通に喋れるわけであります。
それに付けてさらに付けると内気な日本人に対して見た目はあまり変わらなかったりするのに生まれ育った環境がそうさせるのでしょう、フレンドリーで明るく、社交的だったりする。
もうこれだけ書いたら高校くらいで日本に戻っても就職の口はいくらでもある気がしてしまう。
もちろんハーフなんてケースもざらで、目鼻立ちがハッキリしててカワイイ子も多い(思い込みもある)からモテモテで・・
でも一つだけマイナス要因があるのだ!!
それが男子だとなんだかガックリきません? 笑
もちろんハーフが成功する例も多いわけだが(見た目だけ??)
兎に角、「帰国子女」って名前が許せないのである。我々は。
だって男でしょ。なんで子女なわけ??と。

注意しなければならないことがあります。
それはなんと・・帰国子女に定義がないそうなんです。
というわけで帰国子女という言葉はそれを使う人によって少しずつ意味が違ってくるわけです。
数年でも数十年でもお隣韓国でもアフリカの原住民でも・・・
世間一般の感覚では帰国後の年数に関係なく一旦帰国子女と呼ばれた人は永久に帰国子女と見なされるようです。

帰国子女の由来

「王子」「王女」というように中国古代から「子」は男子、「女」は女子、「子女」は子どもたちの意味で使われてきたそうなんです。
確かに王子・王女と言われてみれば納得ですね。
また「子供たち」というのも該当します。
園児は幼児、大学生はどちらかといえば大人その間が日本でいう「帰国子女」と呼ばれる年代です。(ただし最近はこの限りではありません。)
また「子女」については日本国憲法第26条(義務教育)に「すべて国民は(中略)その保護する子女に」という表現があるそうです。
つまり国も認める用い方なわけですね。
また、「子」という文字には非常に多くの意味があります。
親から見たこども(例:子孫、親子など)
むすこ(王子←→王女、小公子←→小公女など)
幼いもの(赤子、男子、女子など)
植物の種や動物の生殖細胞(種子、胞子、卵子など)
人(弟子、異分子など)
学問を究めた人の敬称(孔子、孟子、君子など)
小さいもの(陽子、中性子など)
これに当てはめてみると帰国子女の“子”は
「むすこ」の意味、王の息子が王子と考えれば容易に説明がつくことでしょう。

帰国子女の未来

冒頭の文のように帰国子女はちやほやされます。最初は。
しかし均一志向で個性(人)を認めない日本社会では帰国子女は苦しい試練を受ける事になるケースが多いようです。
よく考えてみれば帰国子女という名前が定着すること事態がおかしなことなのかもしれません。(差別用語に近い捉え方)
そんな逆風に負けずにがんばれ帰国子女!
そんなわけで今回「帰国子女」を取り上げるきっかけになった私のおすすめガールを一人ご紹介します。

『忽那 汐里(くつな しおり)』さんオフィシャルホームページ

2011年 現在18歳。数年前金八先生に出演されていたのですが、なかなかブレイクしませんでした。
ちなみにオーストラリアからの帰国子女さんです。
どうやら日本語のイントネーションの問題もあったようですね。
これから大いに期待です。英語できるんだもん國際派女優も夢じゃない!?
応援してますよ。




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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