「カレンダー」 の由来

昔はおそらく「日めくり」とか呼んでいたのでしょうか。日めくりでは毎日一枚の荒行が待っております。
私などにその業を任せたなら、たちまちのうちに家の中の季節感も曜日感覚も消えうせることでしょう。
月ごとの月めくりが無難そうです。ところでこの二つに違いはあるのでしょうか?
今日は「カレンダー」

先日テレビでみたところ、日めくりが売れないから六曜が生まれたという興味深いものをやっていました。
一週間が7つの曜日に分けられ、そこへ更に大安、仏滅などの六曜を絡める。
更に詳しく調べれば、大安でも悪い日、仏滅でもまだましな日なども存在するのです。
もはやカレンダーも「朝の占い」に近いかもしれません。
今日はいい日だけど私はうお座だから今日は、、信じるも信じないもあなた次第。
私は占いなどは「くじ引き」程度で考えて暮らしております。
いいことがあったときは「そういえば今日はいい日で占い一位だったから。」と解釈し、悪いことがあったときは「この前よかったのだから今日はしかたない。」と考えることにしております。
(世の中いいことばかりはないものです。いいことの後の悪いことと悪いことの後の更なる悪いことは感じ方も違いますからね。)

そんな・・どんなだろう。今日はカレンダーにまつわる話。
月はやっぱりお空に浮かぶお月様なのでしょうか。
でも満月がない月や、満月が二回の今年の一月のような月も存在するわけです。どういうこと?

カレンダーの語源
英語の calendar は毎月の最初の日を意味するラテン語kalendaeに由来するそうです。
そのラテン語 kalendae は「帳簿」を意味する語から由来するらしい。
最初の日と帳簿を結びつけるのは、利益の計算や、支払いなどが「最初の日」に行われたからとのこと。
月の初めは決算日♪みたいな感じでしょうか。
日本語のカレンダーはこの英語からの借用語とのこと。
日本での「カレンダー」の歴史はグレゴリオ暦に改暦された1873年から。カレンダーの括りとしては私の気にしていた日めくりも月めくりもすべてカレンダーのようです。
日本のカレンダーは現在太陽暦を使用。世界には他の暦法を使用している国もあるそうです。旅先では要注意ですね。

それと月についても調べてみました。
月の語源
月とは、地球の衛星であり、太陽の光を受けて輝いている。
一年を12で分けた区分。一ヶ月とのこと。やはりMoonとmonthsは日本語では一緒のようですが・・
太陽に次いで光輝くから「つぎ、つく(次)」からという説。
月に一度輝きが尽きるから「尽き」とする説。
語源には二つあるそうです。なるほど、私の疑問は語源にも通じていたようです。でも月に一度輝きが尽きるから「尽き」では、月の語源に「月」が入っているから違和感を感じます。
やはり一般的に「次」説のほうが有力なようです。
では月日は?という疑問が。
日はやはり太陽からのようです。語源は「火」にも通じる。月と日はどこでも「対」をなしているようなので一日と一月も「月と太陽」といえる気がします。
これは当たり前のことなのでしょうか?
月の神秘の続き「ついたち」について。
「ついたち」は月立ちからきているようです。「立ち」は「出現する」「現れる」という意味。新月が現れた日を「つきたち」とする。これはやはり陰暦からきているようです。
そんな感じで今日はその歴史からも「カレンダー」で「月」の訳ってのは、その歴史からもやはり違うのではないかという疑問が残りました。




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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