｢セガ｣ の由来

皆さんの息抜き方は？
酒、タバコ、高級デザート？それとも競馬、パチンコ、競輪？私はこれらにほとんどご縁がありません。しいて言うなら、ゲームかもしれませんね。
それも自宅でなくゲームセンター。
環境が悪いこと、体にはよろしくないことも忘れてついつい長時間・・長居してしまいます。
その中でもはまっているのがセガの商品。そんなわけで、セガの由来から調べてみましょう。

セガ
セガの前身の会社の名前が「サービス・ゲームス・ジャパン」だったそうです。
その、「SERVICE（サービス）」と「GAME（ゲーム）」の頭文字「SE」と「GA」を合わせて、「SEGA（セガ）」なのだそうです。
あっさり終わってしまいました。笑

次はタイトー。この会社で思い出すのは「デストロイヤー」ですね。
社会の認知度は、１９７８年の「スペースインベーダー」なのだそうです。私は今知りました。お恥ずかしい。
そんなタイトーは元々は貿易会社なのだそうです。
ロシア系ユダヤ人、ミハエル・コーガンという方が１９５０年に来日し、「太東洋行」という輸入会社を設立したそうです。
その後、1953年に株式会社化し、「太東貿易」となりました。
この「太東」が「タイトーになったわけですが、補足すると、極東の猶太（ユダヤ）人の会社である事を表しています。
日本で最初のウオッカの醸造・販売、バーへの販売ルートを利用したピーナッツの自動販売機の製造・販売、米軍払い下げの中古ジュークボックスの賃貸業と次々と事業を行っていったそうです。
そして1956年になると、国産ジュークボックスを開発し、アミューズメント機器の販売リースも開始していきます。
やっと出てきましたね。アミューズメント。しかし会社の始まりがロシア人実業家とは驚きですね。
1958年には日本で初めて「ピンボールゲーム」をリースしてヒット。1965年にはクレーンゲーム。
これらのヒットにより、アミューズメント企業としての地位を築いていき、社名もそれに合わせるように1972年（昭和47年）に現在の「タイトー」となったそうです。
ちなみに、1984年に創業者のミハエル・コーガン氏が亡くなりました。
彼の遺産は102億円にのぼったそうです。インベーダー印税ですかね。
確かに、あのインベーダーの発想は日本人ではないと感じていたので納得です。
そういえばテトリスもロシアでしたね。(こちらを日本に持ち込んだのはセガのようです。)
そして私の記憶のゲーム、デストロイヤーは写真をご確認ください。こんなゲームだったのですね。名前以外が記憶にないので・・

この後はゲーム製作会社なのですが、個人的な興味で。

バンダイ
創業時の社名の「萬代屋」の「萬代」をカタカナ表記にしたものだそうです。この「萬代」は、中国の周代兵法の中にある
“永久に変わらないモノ”という意味を持つ言葉の「萬代不易（ばんだいふえき）」に由来しているそうです。

エニックス
ドラゴンクエストの会社ですね。もともとの会社名は「営団社募集サービスセンター」だったそうです。
住宅情報誌を発行する出版社だそうです。驚愕。その後、寿司チェーンを経由。さらに驚き。
その後、子会社で行っていたソフトウェア制作で発売したソフトが大ヒット！(もちろんドラクエです)
エニックスの由来は・・
世界初のコンピュータの名前の「ENIAC（エニアック）」と
不死鳥を意味する「PHOENIX（フェニックス）」を組み合わせた造語だそうです。
これはキレイですね。見事な社名です。それまでの経緯が嘘のようです。

スクウェアの社名は・・
ゴルフのアドレスの「スクウェア」からだそうです。
目標（問題）に対して真っ直ぐ向かって行くという企業姿勢を表しているとか。
人々が集まってくる広場＝スクウェア（開発現場と考えクリエーター達が集まる）」
という意味ももちあわせているとか。
この雰囲気はよくわかりますね。テレビでみたゲーム製作現場の想像が容易です。これもグッドネーミング。

この二社が2003年(平成15年)年合併しました。
これはゲーム好きにはたまりませんね。これからもがんばってほしいです。

今日はずいぶん長くなりましたが、
まぁ何が言いたいかともうしますと、
セガの社長さんは日本人社長報酬トップ、４・３億円プレーヤーなので、名前の由来でも知ってあやかろうかと・・・
ゲーム儲かるんですね。
でも現在はセガサミーという名前です。サミーはパチンコ・パチスロメーカーなのだとか。
２００４年に共同持ち株会社設立。
最近不人気な、私のゲームが撤去されるかの命運はパチスロにあるのかもしれません。
でもＳＥＧＡの由来、「サービス」の意味（無形のもので、消費者に対して利便性や肉体的、心理的な満足感を与えるもの。奉仕や用役など多様な意味を持ち広く使われている言葉。）を信じることにしましょう。