「KICK THE CAN CREW(キック ザ カンクルー)」 の由来

たまたま見ていた音楽番組。
「俺たちをテレビで三人同時に見るのはおそらく一年ぶり。」
語っていたのは3人のMCと1人のDJからなるヒップホップグループ「KICK THE CAN CREW」。
MC3人の三者三様のパフォーマンスは「キャラ立ち3本マイク」と呼ばれているらしい。
トークも上手いって事だね。
身長の違いから「大中小」なんてあまり推奨できない呼び名も。
キックザカンクルーこの名前なんとなく気になっていた。
すごく響きとノリがよく感じるから。バランスもいい。絶賛!
でも音楽のジャンルも人数も、現在の状態も知らなかった。
最近確かに聞かなかったな名前。
どうやら活動停止していたみたいで、その期間は八年・・
っておい、ちょいと長すぎですね。
でも不思議なもので、そんなに彼らの音楽を聴いていたわけでもない私としては、その八年ての期間の長さの割にはそれほど長く感じなかったりする。
本当は長いはずなのにね。
オリンピック二回分だから・・・
彼らは、日本のメジャーシーンにおいてヒップホップを広く浸透させたグループである。じゃなくらしい。
雑誌等では頭取って字を「*KTCC*」と表記されることが多いんだって。
返ってわかりづらい気もするけど。

KICK THE CAN CREWの由来

直訳すると、「缶を蹴る奴ら」ってことでいいのかな。
名前の由来は・・・
『ユニット名””KICK THE CAN CREW””の名前の由来は、結成のきっかけとなった楽曲が「カンケリ」だったところから。』
こちらはプロフィールからなので間違いない。
カンケリ仲間というニュアンスのよう。
うわ~「カンケリ」って懐かしい。
それほど仲なんてよくなくても、ただ一つ、その辺にありふれた(大抵はその辺に落ちている)「缶」というリサイクルも可能な物体一つで皆の心がひとつになる。
「開放」される瞬間には誰の心にも心地よい爽快な音がなるんだ。
「カン」中身がなくて(からっぽだから)何にも縛られない遠くまで響く号令合図が鳴り響く。
音楽はそれの持つ力、人と人との繋がりを紡ぎだす。
自由な音。カン。
妄想が過ぎましたがあくまで私は彼らの音楽など聴かずにここまで名前だけで妄想しました。
フィクションです。
それぞれバラバラに活動していた三人が、初めて共演した曲が「カンケリ」。
これをきっかけに意気投合し、ユニット名はその曲名からKICK THE CAN CREW(=缶蹴る奴ら)と名づけられた。
面白いエピソードを見つけたので一つ。
DJ担当のSHUHO(ディージェイ・シューホー、1976年10月8日 – )さんは実質、正式メンバーであるが正式メンバー扱いでは無いんだって。
その理由は「遅刻をよくする」から。
自由な中でも最低限のルール。
ゲームが成り立つのはルールを守るからなんだよね。
ルールがない自由なんてものは存在しない。
ゲームが楽しいのはルールの中で試行錯誤するから。
ルールがないのは人間社会じゃない。
人間社会に訴えて心に響くのは、ルールを守っているという前提があるからじゃないかな。




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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