｢サンリオ｣ の由来

私の実家はかなりの田舎。
町の中におもちゃ屋は一軒しかなくて、ＣＤショップは二軒あったけど、一軒はＣＤがショーケースに入って鍵がかかっていてもう一軒は棚一段ごとに「万引きは犯罪」って書いてあったりする。
どちらの店でも究極の選択に近い。買い物してもあまり言い気持ちはしない。
今の時代ってイオンとかデパートにいくと一通り何でも揃ってしまう。
モール街ってやつですね。結構距離は歩かされるから実は疲れるんだけど。
その万引きＣＤ屋が今でいうモール的なショボイ店の集合体で私も何かといえばそこへ買い物に行っていた。
奥から説明すると、これ以上にないくらい暗いゲーセン。
常連客がたむろしている釣具屋。
きっちり整理されすぎていて棚から引っ張り出すと戻せない本屋に運動会用の白いシューズの種類だけ豊富な靴屋。
そして一番手前の一等地に万引きＣＤと女の子の御用達の「ちゃりんこ」っ店があった。
この名前の認知度は小学・中学では100％。
なんせ誕生日やら各種イベントには女子が店セましと買いに来る。
女の子用の文房具店みたいな店なんだけど、
町の中に「キャラクター」を扱っている店はここだけだったからね。
それからだから随分長い付き合い。(もちろん私は利用しませんが)
一度だけ姉と一緒に入ったけど居場所がなかった思い出が。
キティーちゃんとかリカちゃんとか、思い出せば「はんぎょどん」なんて可愛くもなんともない中途半端なヤバイラインのキャラもいたなぁ。と懐かしむ。
今は便利な時代だからググッてみたらいましたいました。
「ハンギョドン」１９８４年
「人を笑わせることが得意！でも実は、さびしがり屋のロマンチスト！ヒーローになりたいけど、なぜかいつもうまくいかない！」
誕生日が3/14で原産地が中国ってのもすごい。
「サンリオ」さんもずいぶんな勝負にでてましたね。

■「サンリオ」の由来

そしてそんな私も子供から子供のできる世代へ。
娘のいる友人から「サンリオピューロランド」なるものがあるのを知った。
もちろん遊園地やディズニーランドなら自分も若干楽しめるけど
「よく一緒に行ったなぁ～。」ってのが本音。私はピンクが苦手だし。
でもきっと子供が出来ると変わるんでしょうね。〇〇くん偉い！
サンリオピューロランドは東京都多摩市にある屋内テーマパークです。
開園は1990年。サンリオの人気キャラクターハローキティ等が売りの、ディズニーランドに続くキャラクターテーマパークとのこと。
ＡＫＢの前田大島同様、未だセンターはキティちゃんのようです。
企業理念は、「幸せとは愛することを知ること」
小さい女の子にはちょっと早いかな・・・ 考えすぎ？

ネーミングの由来は、ピエロとピュア（純粋）の造語。
純真な幻想世界みたいな感じですかね。
ハローキティは世界的なキャラクターなので、最近は海外からの客も多いのだそうです。
そう聞くと日本にいるなら一度くらいいかないともったいないような気がしてくるから不思議。

さてこの「サンリオ」の由来についてですが、「サンリオ（SANRIO）」は、スペイン語で「聖なる河(San Rio )」という意味なのだそうです。
2000年に出版された「これがサンリオの秘密です」で創業者の辻さんが語っているそうです。
なるほど、聖なる河ですか。きれいです。純真です。ピュアですさすが夢のアル世界♪
めでたしめでたし。

ピコンピコン ピコンピコン 緊急ニュースです。

いくつか目撃談が見つかりました。
数十年前のテレビ社員の証言
「社長が山梨の出身で、山梨の王を目標にサンリオと名づけられました」
え？
さらにさらに1980年の雑誌「宝石」７月号の山野彰英さんと辻信太郎社長の対談より・・・
山野 「その社名の由来なんですが、辻さんは大変に郷土愛の強い方でいらして、サンリオとは、山梨の王、つまり“山梨王”という話を耳にしたことがありますが、真偽のほどは、どうなんです？」
辻 「社名の由来については、いろいろとおもしろいものがありまして、なかには、利益を産む男だというので“産利男”なんていうのもあるんです（笑）。
でも、実際は“山梨シルクセンター”というのを音読みして“サンリ”、それだけじゃ格好がつかないから、“オ”をつけようじゃないか、ということでサンリオにしたんです。」
さらにさらに・・・と続けていくと大変なことになるので今日はこの辺で・・・