「インフルエンザ」 の由来

200万人が感染するってものすごい数字ですね。
インフルエンザのお話です。
私事ですが、実はかかったことが無いんです。
もちろん風邪はよくひきます。
扁桃腺が腫れることが多く、体もそれほど強いわけではありません。
最近は用心して、具合が悪くなり始めたらすぐに漢方薬を飲みことにしています。
それっぽい症状がでたことはあります。
これはきたか!と内心わくわくしながら噂に聞いた鼻に綿棒を突っ込む検査を受けたのですが、結果は陰性。
ただの風邪だったようで、薬をもらって帰宅しました。肩を落として。
さすがに新型が流行ったときには予防接種を受けました。
若干痒くてかいたせいなのか・・・
その時の接種の痕が未だに残っており、なんだか損した気分です。
もちろん薬以外にも用心はしています。
マスクをします。
うがい・手洗いは欠かしません。
誰だって自らうつりたいとは思わないですからね。
医療費もバカにならないですしね。
数千円払うことを考えたら予め栄養のある美味しいものを食べたほうがいいです。

■「インフルエンザ」の歴史

インフルエンザとヒトとの関わりは非常に古く、古代エジプトでは、すでにインフルエンザと見られる病気の記録が残っているのだそう。
最も重大な転機は1918年から1919年にかけて発生したスペインかぜ(スペインインフルエンザ)であります。
規模や死亡率の点で他の大流行とは比べ物にならず、感染者数6億人、死亡者数4000万-5000万人といわれています。
スペインかぜ以降も、インフルエンザは毎年継続して感染流行を起こしており、さらに数年から数十年ごとに新型のヒトインフルエンザが出現。
我々の社会生活を脅かしております。
日本においては、平安時代に近畿地方でインフルエンザらしき病気が流行したという記述が残っているそうで、江戸時代には何度か全国的に流行。
「お七かぜ」「谷風」「琉球風」「お駒風」など当時の世相を反映した名称で呼ばれました。
インフルエンザという名称が持ち込まれたのは幕末で、蘭学者からでありました。

■「インフルエンザ」の由来

「インフルエンザ」という呼び名は16世紀のイタリアで付けられました。
当時はまだ「感染症が伝染性の病原体によって起きる」という概念が確立しておらず、何らかの原因で汚れた空気(瘴気、ミアズマ)によって発生するという考え方が主流でありました。
流行したのはもちろん現在と同じ冬季で、毎年のように流行が発生し春を迎える頃になると終息することから当時の占星術師らは天体の運行や寒気などの影響によって発生するものであると考えていたそうです。
今では考えられないお話ですね。
そのため、「星の影響」で起きる病気であるという考え方から「影響」を意味するラテン語であるinfluentia(英語でいうinfluence)にちなんでこの流行性の感冒をインフルエンザと名付けたのでした。
この語が18世紀にイギリスで流行した際に英語に持ち込まれ、世界的に使用されるようになりました。
ちなみに、日本語となっている「インフルエンザ」は英語読みであり、イタリア語での読みは「インフルエンツァ」であります。
なお、英語においては口語では’flu’(フルー)と略されるそうです。

興味深い記事を見つけました。
《鳥インフル研究中断「人人感染ウイルス開発成功」でバイオテロ懸念》
東大医科学研究所の河岡義裕教授らのグループが鳥インフルのウイルスが人から人に感染しやすくなる遺伝子変異を発見。
科学誌に発表しようとしましたが、直前になって米政府から「テロに悪用される懸念」が表明。
掲載見合わせとなったというニュースです。
もちろん研究はワクチンを作るためにおこなわれているわけですが、もし、これが悪用されると一億人の死者が出るという試算も目にしました。
原因が分からなかった時代でもその猛威の大きさは「影響」という由来に刻まれております。
我々人類そのものに「影響」を与えるのです。
我々は生物界の頂上に立ち、その数は70億に達しようとしています。
その数を揺るがさないワクチンを開発しようとする人もいれば、その数を人間の力で崩す生物兵器をばら撒こうとする人間もいます。
もちろん「星の影響」だと考えていた人々はそんな未来がやってくるとは夢にも思わなかったことでしょう。

私は、人間でも怖れる何かは必要だと考えている数少ない人間です。
我々は大きいかもしれません。
賢いかもしれません。
偉いかもしれません。
強いかもしれません。
それでもアメーバと同じ生き物であることには変わらないのです。
地球から見れば、我々が蟻をそう見るように、気にもならないただの生き物の一つなのです。

一生インフルエンザにかからない体質の作り方

インフルエンザワクチンはいらない (双葉新書)




著者: tossie

居住地域:北関東
年齢:70年代生まれ
趣味:釣り、散策

言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。
ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。
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