「TBS」 の由来

書いていそうでまったく手付かずだったシリーズ!
今日はテレビ局。
一つずつ検証してみた。
テレビ東京、テレビ朝日、フジテレビ、日本テレビ、NHK。(関東よりですみません)
それぞれその由来は特に調べなくても想像がつきますが、唯一「TBS」だけ見当もつかなかったので、調べてみました。

■「TBS」の由来

TBSの会社名は株式会社東京放送ホールディングスと言い、「Tokyo Broadcasting System Holdings, Inc.」と書きます。
その頭文字をとってT・B・Sと略称するのが一般的だそう。
「T」は東京の「T」でしたか。
意外ですね。

東京に日の丸に富士山、当たり前と言えば当たり前ですが、どの放送局も名前こそ違え、そのルーツは似ているようですね。
更に頭文字をとっていますが、そこは日本放送協会(Nippon Hoso Kyoukai)の頭文字でできているNHKに似ているといえます。

「TBS」は、1951年に「ラジオ東京」として設立。
設立当初はラジオ放送事業を主としていましたが、1955年にアナログテレビジョン放送開始。
1960年10月には東証に株式を上場。
商号を「東京放送」略称を『TBS』に変更ました。
2000年には、経営の効率化を目的として、ラジオ放送制作部門とテレビ番組制作部門を子会社に分割。
2009年「株式会社東京放送ホールディングス」に商号変更。
テレビジョン放送事業及び文化事業の現業一切を連結子会社である株式会社TBSテレビに分割。日本で2番目の認定放送持株会社となりました。
つまり、東京放送自身では番組制作を一切行っておらず実質的にテレビ放送事業を分社化していましたが、放送免許の承継を含めテレビ放送事業の全てをTBSテレビに分割したということになります。

最近話題になったのは、楽天による買収問題や、プロ野球チーム・横浜ベイスターズ(現・横浜DeNAベイスターズ)の売却です。
経営が安定していないように見えますが、これらには理由があるようです。
東京放送は在京キー局で唯一新聞社との関係が薄く、大口の安定株主が存在せず買収されやすいのだそう。
これで納得できました。
何に納得かって?
現在放送中のドラマ「運命の人」です。
このドラマは沖縄返還にまつわる新聞記者の物語なのです。
必ずしもクリーンでない新聞記者の姿が描写されているのです。
テレビと新聞て一体だと思っていたのでこれには驚きました。

考えてみれば「はなまるマーケット」にも思い当たる節があります。
この時間て他社はほとんど報道やワイドショー的なものなのにTBSは薬丸さんを抜擢した、どちらかというとお料理健康番組。
たしかこれって、1966年春にオウムビデオ事件での責任を取る形で、ワイドショーの廃止を発表するとともに始まった「生活情報番組」だったはずです。
それも新聞記者をもたない独自の取材が裏目に出たのかもしれませんね。

ただ、私は最近の新聞はあまり信用していません。
テレビ同様に報道内容がスポンサーに寄りすぎている気がします。
もちろんその原因は若者の活字離れやネット社会が原因でしょう。
だからなおのことTBSのような放送局にはがんばってほしいものです。
そして私は「運命の人」を低視聴率でも最後まで見届けることでしょう。


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著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

1コメント

  1. 霊夢 - 2015年1月10日, 10:04 PM Reply

    ありがとうございます

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