「リバプール」 の由来

皆さんは行ってみたい国はありますか?
私は迷わずイギリスと答えることでしょう。
もちろん大好きなサッカー観戦がしたいというのが一番の理由ですが、それ以外にもパンクファッションやビートルズなど、私を形成してきた文化のすべての発祥の地がイギリスだからであります。
ロンドンには数日行ったことがありますが、半日観光にタワーブリッジ、大英博物館といった定番にサッカー観戦を二回入れたくらいで日程を消化してしまいました。
それでも初のイギリス観光には大満足でしたが。観光といえば大都市が中心となってしまうのは当然ですが、次回は是非、郊外にいってみたいものです。

特に興味があるのは、やはりリバプールであります。
ビートルズ生誕の地であり、工業都市としても有名で、サッカークラブも二つあります。
話を聞く限り、港町で大きな川があるとか。
キーワードは「マージーサイド」。
マージーサイドは英国のイングランド北西部の州の名前でリバプール中心都市とする州。
同州の西部に河口があるマージー川にちなんで名づけられたと言います。
人口は約137万人(2005年)、面積は645平方キロメートル。
本拠地を置くサッカークラブであるリバプールFCとエヴァートンFCの戦いは「マージーサイド・ダービー」と呼ばれています。

川に海の工業都市「リバプール」。
あまりにも有名なこの名前の由来ってなんだろ?って考えてみたら、もしかして、「リバー」と「プール」二つの水にまつわる
単語の組み合わせなのではないか?という点に気付いたのです。

■「リバプール」の由来

そんな前提を立てた上で、リバプールの英語つづりを調べてみたら、RiverpoolではなくLiverpoolでありました 。
「liver」はもちろん川ではなく、そのまま訳すと「肝臓」となりますが、この場合は「半固体状になった」という意味の「Lifrig 」から来てそうです。
または「淀んだ水の」という意味のノルウェイ語 Lifra から来ているのだはないかとも言われています。
「pool 」については想像通り「水溜り」であるとのこと。
つまり「Lifrig(またはLifra) 川を埋めたてた後の水溜り」というのがリバプールの語源とされているようです。
埋め立てた工業団地といった雰囲気なのでしょうかね。
もちろん行ったことが無いので想像するしかありません。
そんな情景で生まれたビートルズサウンド。
生まれ故郷の情景を思い浮かべながら聴くと、また違ったイメージで楽しめそうですね。


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A02 地球の歩き方 イギリス 2011~2012





著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

2コメント

  1. 匿名 - 2017年8月5日, 5:35 AM Reply

    なるほど、つまり沼津は日本のリヴァプールってことですね。

  2. 大車輪 - 2017年8月5日, 5:37 AM Reply

    なるほど、つまり沼津は日本のリヴァプールってことですね。

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