「メンマ」 の由来

どうしてあんなものを放り込むのだろうか。
いつもラーメンをすすりながら思う。

ナルト:あれは彩りだから仕方ないのかな。
ほうれん草:これもそれほどマッチはしてないけど栄養を考えてか。

それではメンマは?
あれ嫌いな人多いんじゃないかな。実は自分も苦手。
竹といえばタケノコだけど、こちらはファンは多いかもしれない。
私も大人になってからは、けっこう好きなほうの部類になった。
もちろん旬であることと、味付けにもよるわけだが。
そうだ。味付けなんだ。
保存食的な食感もよくない。
竹を旬で食べている我々日本人の理想が高すぎるのだろうか?
中国ではラーメンのメンマは定番なのだろうか?

■メンマとは

メンマの材料になるのは麻竹。
高さ20~30メートルにもなるイネ科の植物。
原産地は南アジアのミャンマー辺りだといわれている。
葉が大変大きて重く、幹から直角に出た枝がその重さに耐えられず垂れ下がるのが大きな特徴なのだそう。
メンマを作るにはこの麻竹(マチク)を煮て、乳酸発酵させる。
中国では定番の加工食品であるが、実は、麺にチャーシューやシナチクをのせる習慣はなかったらしい。
戦後間もない日本、場所は横浜中華街。
台湾から視察に来た丸松物産会長の松村秋水さんは、麺にシナチク(当時の呼び名)がのせてあるのを見てその使い方に大変感心したんだって。
ついでにこれだ!と閃いたよう。

松村さんは本格的に日本でのシナチク販売を始める。1953年には、今の(株)大門の前身である大門食品創業者の南郷龍男さんが最初の味付メンマの「しなたけピリ辛中華味」を開発、発売。
これが最初の味付けメンマと言われているが、メンマが知名度を上げ市民権を得たのはやはり1968年に桃屋から発売された「味付けメンマ」らしい。

■「メンマ」の由来

麺類に入れる(マチク)麻竹であることからメンマ(麺麻)と名付けたと先ほどの丸松物産社長松村さんが主張しているらしいが、「麺碼」という中国語はそれ以前から存在している事から、信憑性は薄いらしい。
当時似た名前の整髪料があったため商標登録も出来なかったとか。
てことで他にも、麺にのせる碼儿(マアル、具や薬味などのこと)だからなど諸説あるそうです。
「シナチク」ではなく「メンマ」となった理由の一つには特に中国人から「シナ」と付く呼び名に抵抗があったからと考えられる。
中国人の日本嫌いは今に始まったことではないからね。
シナチク(支那竹)という呼び名は一部の世代を除き現在は死語となっている。
確かに私は「メンマ」としか記憶してなかったし、「シナチク」は別のものだと思ってた。
かつては100%台湾産だったが農家の衰退により生産が減少。
現在では95%が大陸(主に広東省)からの輸入に依存しているという現実を考えると「シナチク」とはもう呼べないでしょうね。
ちなみに現地では乾筍(カンスン)と呼ばれている。
日本では放射能で関東ではタケノコが食べられない。
もしかしたら「メンマ」なら中国産だからいくら食べても安心かもしれない。
それでもやっぱり食感も味付けも違うから私は好きになれないだろう。
それでもいれちゃうの?

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著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

1コメント

  1. 通りすがり - 2021年9月27日, 12:03 PM Reply

    低レベルな考察に基づく、思い込みと偏見と差別に溢れたクダラナイ独り言だな、あんたの考察。

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