行為・行動

「断捨離(だんしゃり)」 の由来

「私最近ダンシャリしてさ~。」 「あっ そうなんだ。」 皆さんは聞いたことがない言葉を聞きなおすことありますか? 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥・・とはいえ、普段知ったかぶりばかりしている私などはなかなか聞けないものです。汗 でもそれが身内だったので、恥じることなく聞いてみました。 するとどうでしょう。 私の人生で全く出会ったことのない言葉だったのです。 途端、その言葉への興味で頭と心が埋め尽くされ、質問のマシンガンが放たれました。 どんな漢字?何で知ったの?え??もう流行遅れなの? 皆さんはご存知ですか?「ダンシャリ」 私はシャリをダンなので、寿司屋で食べきれないシャリを半分にでもするのかと思いました。 もちろん完全な的外れ。漢字では「断捨離」と書きます。 どうやら女性に断行する方が多いようです。 人生は70年から80年の時代に突入しています。 我々は己の生活を楽にするため、また自分の... »

「心中」 の由来

一家心中、無理心中、最近はネット心中なんてのもありますよね。 もちろんあまりいい言葉ではありません。 様々な事情により、複数で「自殺」という選択をすることを「心中」と言います。 しかし、この漢字に私は納得がいかないのです。 なぜに、「心の中」なのでしょうか。 心の中は様々で、すべての人が弱いわけでもなければすべての人が人生の最後を「自殺」で終えるなんてことはもちろんありません。 その選択を強いられる人の心の中は、苦痛・無念で満ち溢れているはずです。 もちろん希望もそこにはあるでしょう。 「来世では一緒になろう。」とか「これで楽になれる。」など。 つまり心は様々なはずなのです。なのになぜ、死を選んだ人だけに、この漢字を与えたのでしょうか。 心中とは そもそも心中とは本来、「相思相愛の仲にある男女」が「双方の一致した意思により」一緒に自殺することを言ったそうです。 これは情死(じょうし)ともい... »

おやつの由来

「おやつ」 の由来

私は十時と三時が大好きです。 これって何のことかわりますか? そうです。今日は「おやつ」の由来について。 子供の時から「おやつ、おやつ」と何度も口にしてきましたが、オヤツってどんな漢字を当てるのか、元の意味は何なのか、そしておやつの始まりなど深く考えたことがありませんでした。今回はおやつの由来について掘り下げてみたいと思います。 私の場合は、だいたい朝は七時、昼は十二時、夜は六時に一日三食ご飯を食べます。 そしてもちろん、十時と三時はお茶(おやつ)、ついでに夜十時(これを書いている正に今)もお夜食にビール♪ これでは太るのも納得ですね・・ 「おやつ」の語源 まずはおやつの語源からです。 おやつの語源は和時計(1873年まで使っていた日本独自の時計)からだそうです。 昔の日本の時刻制度において午後2時前後を「八つ時(やつどき)」と言いました。 そこから「お八つ」→「おやつ」と呼ぶようになった... »

「ため口」 の由来

ため口 若者は恐れを知らない。相手がどんなに年上でも、どんな役職の方お偉いさんでも友達感覚で話す。時にそれは羨ましくもあり、それを許す相手の寛大さを認めてみたり、自分はその辺厳しいほうなのでそんな感想を持ちます。今日は「ため口」。 子供、幼児なんかはどうなのでしょうか。もちろんスタートは、タメ口でしょう。それをいつまでも続けていくわけにはいかないわけで、成長と共に尊敬語、謙譲語なんてものを学ばなければならない。今時、学級崩壊、モンスターペアレンツのご時勢で、最初に尊敬「すべき」先生にはどうなのでしょうね。先生側の話を聞けば「今」は友達先生が受けがいいとか。メルアドを交換して深夜でも不安のメールを受け取れば数分以内に返信してあげる。そこはもちろん・・ため口なのでしょうかね。今度聞いてみましょう。 語源 由来「ため」という言葉からだと、やはり「同じ」と意味ではないかと憶測が生まれるわけですがど... »

「ネコババ」 の由来

今日は友人から依頼のあった「ネコババ」について調べてみましょう。正直、意味不明。定義を求められても私も躊躇してしまいます。 ねこのババ・・ ババがうん〇と解釈すればねこのふんババをおばちゃんと解釈すればねこのおばちゃんどちらもしっくりきませんね。  ネコババの意味から調べてみましょう。「悪いことを隠して知らぬふりをすること」だそうです。特に拾ったものを密かに自分のものにしてしまうことを言うそうです。後者については分かりやすく、自分自身でも実は思い当たるふしがあったりします。このぐらいいいんじゃない?って誰でもあると思うんですよ。出来心ってやつなのですかね。ゲームセンターでコイン何枚か落ちていたら拾ってゲームに放り込んでしまいませんか?それでフィーバーとかしちゃったら逆に罪悪感がでてきたり・・話がそれてきた。 このように本来、広い意味(悪いことを隠して知らぬふりをすること)で使われ... »

「じゃんけん」 の由来

意見の分かれたとき、順番を決めるとき、これ以上に便利ものはありませんね。私は休日にフリーマーケットに出かけることがありますが、その時の値下げの最終手段としても用います。 引き分ければ再チャレンジ。どんなに時間がかかっても公平に数分で白黒がつけられる。「じゃん、けん、ぽん」の掛け声も非常に小気味いい。三択という少ない奇数のチョイス、明確に分かれたその「紙」「ハサミ」「石」などに例えられる発想も分かりやすい。 勝敗の基準* 「鋏(はさみ)」は「石」を切れない* 「鋏(はさみ)」は「紙」を切り刻む* 「紙」は「石」を包み込む しいて統一して欲しいと私が個人的に思うのはその発音くらい。 じゃん↑けんなのかじゃん↓けんなのか。 関西と関東の違い?? 歴史 じゃんけんの歴史は意外や意外、浅いのだそうです。なんと!19世紀後半。これは本当に意外ですね。こんな単純で便利なものなのに・・日本には古くから「三... »

「キセル」 の由来

「キセル」 の由来

四月といえば新社会人に新入生、新しい生活のスタートですね。 私は高校まで田舎で過ごし、進学と共に上京いたしました。 何より嬉しかったのは、電車での通学でした。(かなりの田舎もの) 小学校は徒歩、中学校は自転車、高校は自転車とバス。 高校の正門の前が駅であったにもかかわらず、行き先の違いから三年間で利用したのはわずか数回。 同じ高校の学生がカップルで電車に乗る姿にずっと憧れていました。 進学しての念願の電車通学。 今までにはない出会いや、体験に胸躍らせていたのです。 ほら、よくあるじゃないですか。トレンディドラマでの偶然からの電車の出会いのシーン。 実際始まってみればなんてことはない。 駅までの徒歩十数分が億劫になったり、他の駅で買い物をした後の荷物の持ち帰りがたいへんだったり、いつの間にか電車で寝るのを覚え、あぁ世の中は一長一短なんだと数ヶ月で気づかされたものです。 アルバイトは短期派遣に... »

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