由来メモ

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「霊長類」の由来

「霊長類ヒト科 最強」
誰のことだったか正直思い出せないのですが、確かプライドかK-1だったか、格闘技のロシアの選手の入場アナウンスだった気がします。
ただ強いとか、~チャンピオンとか、世界一とか、もうそんな言葉だけでは表現しきれない。
というかそれ以上に強いという過大広告とも言えなくもないこのフレーズ。
でもその言葉が私の心に深く刺さったのでした。
ちょっとだけ面白くてけっこう強そう!ってね。
でも何となく納得できないのです。
だって霊長類って聞いたら「長」つまりは「おさ」って意味がありそうだから、それが本当なら「おさのなかでもっともつよいにんげんのなかのおさ」ってことになってしまうから。
ややこしくないですか?

霊長類の由来

霊長類とは、哺乳類の霊長目に属する動物のことを言います。
原猿類、真猿類や新世界ザル、旧世界ザルなど細かく分類されます。
類はそのたぐいという意味ですからヒトに近しい種類のことですね。
つまりゴリラやオランウータン、チンパンジーなどなど・・・
実際霊長類は12科60属180種に分類されます。
要するに人間や猿の仲間のことというのは誰でもご存知でしょう。
英語で霊長類を意味する単語は「Primates」だそうです。
その語源「prime」は「最高位」を表します。「prime minister」なら総理大臣となり、「primate」にはカトリックの首座大司教という意味もあるようです。
いづれも高い位を表すようで、これらの訳から推測するなら、漢字の「霊長」に通じるものとして「霊的な力をもった優れたものとか、万物のかしら」という意味で解釈するとなんとなく繋がりが見えてくるようです。
霊というと死者の魂というイメージが強いものですが、この場合は「不思議な力を持っている、優れている」という意味で解釈すると納得がゆきますね。
やはり人間や猿を動物の進化の頂点とする考え方に基づいて、動物の首長という意味を込めて「霊長類」と呼んでいるようです。

というようにやはり人類はピラミッドの頂点であるという驕りが世界を通じてこのような言葉を生み出したようですね。
確かにそうかもしれませんが。
手塚治虫先生の名作に「火の鳥」があります。
その中の「未来編」だったか。
未来において人類は地上を汚染しつくし地下生活を余儀なくされます。
残された五つの都市が同時に核戦争を起こし、人類は主人公「マサト」一人を残して消え去るのでした。
火の鳥は彼に新しい生物の創造と進化を見届けることを義務として永遠の命を与えます。
最初は孤独と苦悩の日々が続きますが、何万年の時を経てその任と向き合い、いつしか生き物たちに神と崇められるのでした。
順調に進化の過程が進んでいきますが、恐竜が突如「ある生物」に滅ぼされます。
それが「なめくじ」だったのです。
彼らは着実にその数を増やし、文明を築いていくのでした。まるで今の我々のように。
しかし、いつしか二つのグループに分かれ(白と黒)最後はお互いに殺しあって、地球の環境そのものを壊し滅んでいくのでした。
それは以前に見たことのある光景でした。何万年も前に・・・
もちろん漫画の続きはその後「まっとう」な進化を果たし、人間がまた生まれていくというものでした。
しかし、そのナメクジの王国は私に衝撃を与えました。
我々は忘れてはいけません。
「人間はあらゆる偶然の産物である。」
頂点にいると信じ続けてもかまいませんが、気付かなければなりません。
底辺があるからピラミッドが成り立ち、我々の生が保たれているということを。
ある人はこういいます。
「生物界で一番強いのはアメーバだ。」

投稿者 としお カテゴリ 生物 コメントなし

「鯰(なまず)」の由来

趣味があります。釣りです。
でもあまり得意ではありません。
待つのが苦手です。細かい作業が苦手です。
魚のヌルヌルもそれほど好きではありません。
でも狩猟が好きなんです。
おそらく男の遺伝子です。
だから釣りに向かいます。
でも擬似エサが好きではありません。
邪道な気がするからです。
釣具店のミミズも好きではありません。
臭いからです。
だから自宅近くで生のミミズを採取して向かいます。
細いもの。青いもの。ありえない太さのもの。
お蔭様でお客様(お魚さん)には大変好評です。
他の人に全く当たりがなくても私だけ釣れます。
針の大きさを中途半端にするので色々釣れます。
オコゼのような数センチのものから、入れ食いのブルーギル。
もちろん手ごたえが楽しいのでブラックバスを狙います。
大物狙いの巨大ミミズを付けました。
竿を立てかけて寛いでいたら、うとうとしている間に竿が消えていました。
ウキはすでに見当たらず、竿まで水中に吸い込まれる寸前でした。
なんとか沈む前に拾い上げ持ち上げてみるとものすごい重み。
先方の移動に任せて岸を5メートルほどカニ歩き。
ぐぐっと力を入れて引き揚げると想像以上の魚影。
更に遊ばせてなんとか引き揚げると全身に滑りのあるその姿が。
なんと「なまず 鯰」でした。
正確にはアメリカ鯰。
体長40センチほどありました。

「なまず」の由来

「なまず」の「なま」は「なめくじ」の「なま」と同様で、「滑らか」を意味するそうです。
確かに考えてみればウロコもなく滑らかな魚で、尾びれ背びれは刃物のように尖っていたので滑った拍子に指を切ってしまいました。
「ず」については、沼や川の泥底に住んでいることから「泥」」や「土」を意味するそうです。
「どじょう」の「ど」も同様なのだそう。
つまり、「泥底に住む滑らかな魚」となるようです。
漢字に関しては、中国での表記は「魚」+「占(ねばりつく)で「鮎」と書きますが、これは日本では「アユ」となります。
なまずについては、「ねばる」の意味から「念」とされました。
面白いことにこの漢字「鯰」は中国でも使われているそうです。
漢字の逆輸入は今のところ初めてですね。

また、「大きな鯰が地中で暴れるために地震が起こる」という古からの言い伝えから「地震」のことを「なまず」と呼ぶことがあるそうです。
地震に鯰とは聞いたことがありましたが、地震をそのまんま鯰と呼ぶとは初耳です。
確かにあの不気味な出で立ちとぬるぬる感で水の底の泥を巻き上げる姿を想像すると、地の底から生まれる地震のイメージから遠からずも近からず。
もう暴れないでね鯰さん。
念を押しますね。

投稿者 としお カテゴリ 生物, コメントなし