洋服

「パンプス」の由来

「パンプス」 の由来

女性にハイヒールとパンプスの違いを聞いてみたけど、歯切れの悪い答えが返ってきた。 ハイヒールといえば、かかとの高い靴というのは男でも理解できるが、パンプスとは何を意味するのか素朴な疑問。 調べてみると、ひもや留め金・ベルトなどを用いない、甲の部分が浅く広くカットされた婦人靴の総称とある。 本来は舞踏用だったらしい。 なるほど、バレーシューズと言われれば少し理解ができる。 シンプルで実用的で甲が浅く、いわゆるスリッポン型…そうかあれか! 日本語で「パンプス」という時はヒールの高いものも含むと考えるようだが英語では、「留めたり、縛ったりしないローヒールのシンプルな女性靴」と定義があるのだとか。 「パンプス」の由来 その由来は大きく分けて二つ。 一つ目は、豪華さを示す”splendor”や壮麗さを表す”magnificence”の誇示を意味する&#... »

「ボーラーハット」の由来

「ボーラーハット」 の由来

その帽子がどんなイメージかというと、文明開化で日本に流入してきたとか皇室の人々が主に愛用しているとか、しっかりした素材とかそんな感じ。 今、若い女の子の間で流行の兆しを見せているのはボーラーハット。 この馴染みの薄い名前の帽子をご年配の皆さんに説明するなら、いわゆる日本語の山高帽もしくは山高帽子(やまたかぼう、やまたかぼうし)のこと。 山(クラウン)の高い帽子の総称として用いられる場合が多いが、この呼称は主に男性用のそれ。 女性の前ではボーラーハットと呼んであげるのがベターなようです。 「ボーラーハット」の由来 山高帽(ボーラーハット)は、後にレスター卿となるトーマス・コークという人のために1850年にイギリスで初めて作られたものなのだそう。 ロンドンはセントジェームス街の帽子商に、顧客であったトーマス・コークが馬上で低木枝から頭部を保護できるようなアイアンハット(iron hat)という... »

「ジャンプスーツ」の由来

「ジャンプスーツ」 の由来

ご婦人方の服装というものは時に理解できないものがある。 流行とは服飾業界が生み出し、物が売れるようにと毎年新たにするものだが、そうそう斬新なものは生まれないので、手を変えて品を変えて、それはつまり色を限定してみたり、昔流行ったものをアレンジしてみたり。 今の流行はというと、どうもバブル前頃の懐かしさを感じる。 30年すると何事も一回りするというが、ファッションはまさにそれで、その30という数字が何を示すかというと代替わりなのかもしれない。 つまり、親子で同じ年頃で同じような格好をするというわけだ。 親は自らに染みついた記憶で懐かしさを覚えるが、子は見たことのないそれに斬新さを覚えて、それが最先端の流行と勘違いして着用する。 今日取り上げるのはジャンプスーツと呼ばれるものだが、この斬新に見えるデザイン、実はその登場が1970~80年とやはり30年ほど前。 30代から40代はその形が懐かしく感... »

トレーナー・スウェットの由来

まぁ同じものなんですよ。実際のところ。 ところが、ところがですよ、用いる場所を間違えると大変な恥をかいてしまうんです。 原宿や青山あたりでトレーナーなんて言おうもんなら大変。 ちゃんと「スウェット」と言わないと間違いなく恥をかきます。 トレーナー・・・なんでそんなに印象が悪いというか田舎っぽく聞こえるのか。 なんとなく犬の調教師が着ているみたいなイメージがあるから? でもポケモン使いをトレーナーと呼ぶことを考えればありな気がしたり。 先日もその討論が始まって、違いの話からどちらがオシャレかなんて話まで実に一時間ほどやったわけです。 きっとその結論はそれぞれの由来から導かれるはず・・・ ■「トレーナー・スウェット」の由来 英語で「汗」とか「汗取り」を意味するスウェット(sweat)は、その生地から名前が来ている。 吸湿性の高い厚手で、伸縮性、吸汗性、防寒性に秀でている素材。 ゆったりとしてい... »

ももひき

「ラクダの股引(ももひき)」 の由来

物の印象とは、名前一つでこれ程違うものかとこの商品から教えられた。 その名も「ラクダのももひき」 そのネーミングからなのか、それとも着用しているおじさんたちの姿を想像してか、私も10代から20代くらいまではかなりの抵抗があったものだ。 ところが、30代も半ばに差し掛かると、まさに「背に腹はかえられない」といった感じでそれもありかなと妥協し、勝負下着の女性ではないけど、着る日を選んでこっそり着用しいつの間にか週一が徐々に増えて二日に一度くらいの頻度になり… それでもまだ羞恥心てのがあったはずが、名前を変えて登場したおしゃれアイテムの登場で形勢は一気に逆転。 その商品とはヒートテック! フリースしかり、ライトダウンしかり、もはや日本国民の指定ジャージのように蔓延しているからなにも恥ずかしがることはない。 もちろん色も白だけではなく、黒、グレーといった日常着に合わせやすい色合いもあるから逆に見せ... »

「ザラ(ZARA)」 の由来

どこの国の衣料品チェーン店だったのかは忘れたけど、確か・・・欧州の方だった気がする。 時代も進んだもので、我々日本人が欧州からきた安い衣料品を身に纏うのである。 一昔前では考えられない。 やはり感覚の違いからか、色合いも我々の目にしてきたそれとは違う。 だからなおさら、新鮮で斬新にうつり購買力も増す。 衣料品は吟味して買うはずの私も多少衝動買いが入った。 開店間もないのにいきなりセールである。しかも50%とかありえない。 絶えず店内のものもまわっていてセール品もその場で追加されてゆく。 その日だけだったのかもしれないが、なんとも驚いた。 まぁいわゆる海外のユニクロなわけ。 でもおしゃれ感は見慣れないせいか一段上に見えるから不思議である。 ■「ザラ」の由来 今日の由来はスペインはガリシアのアパレルメーカーであるザラ。 ちなみにスペイン語では濁らずにサラと読むらしい。 英キャサリン妃が愛用して... »

「EDWIN (エドウイン)」 の由来

まだ幼かった頃、といっても中学生くらいだけど何も知らずに購入したジーンズがある。 それはエドウインのものだった。 リーバイスが一番ということはなんとなく分かっていたんだけど、どうやら高価らしいという情報もあった。 ジーンズを穿けばオシャレの仲間入りといった同級生の噂を嗅ぎつけて、一本を求めていた僕は隣町の洋服屋に向かった。 知識もなく何もわからないんだけど色だけはわかる。 黒好きなのでブラックジーンズも捨てがたかったが最初はやはり定番のブルーがよかろう。 そんな中でよさそうな色合いのエドウインのブルージーンズを選んだ。というかたぶんその店にはエドウインしかなかった。 試着して一番驚いたのは、その履き心地。 ピッタリフィットしていて動き辛い。それほど大きくも無いチン〇もどこか居心地が悪い。 でもそんなものかと自分をなだめ、その一本を購入した。 今思えば購入したのはスリムジーンズでかなりのタイ... »

North Faceの由来

「The North Face(ザ・ノース・フェイス)」 の由来

昔はそれほど気にならなかったブランドでも歳相応に気持ちも変化していっていつしか普通に着用しているから人間てわからないものですね。 最近の私はアウトドアブランドにはまっております。 もちろん実際にアウトドアに出かけることもなく、いわゆる丘アウトドアでありますが・・・ ベースは「The North Face」 昔ダウンの大流行したあのブランドです。 中でも好きなアイテムはポロシャツ。 ある番組でタレントさんが着ていて気に入ったものがたまたまお店を通りかかったときに販売していたのを見つけて即買い。 一ひねり二ひねりされたデザインだけでなく、そのカラーリングのみょうは私の心を掴んで離しません。 それ以来凝るようになり最近は一年に一枚が当然のようになってきております。 The North Faceは1968年アメリカで生まれました。 創業を開始したのはダグ・トンプキンスさんというお人。 ブランド名の... »

「もんぺ」 の由来

最近若い女性の間で、花柄のパンツが流行っているそうです。 テレビのインタビューでは、先週30本もまとめ買いしたというツワモノもいらっしゃいました。 しかし、個性の強いアイテムなので、着用する側にもそれなりの勇気や覚悟がいるようです。 アンケートの結果を見ても男性には比較的好印象のようですが・・・ 例えば太って見えるという意見。 その華やかさや色合いから合わせ方を間違えると残念な結果になるようです。 家に帰って試着してそのままお蔵入りという方もいました。 次に多かった意見は、パジャマに見えるというもの。 確かに花柄は今までパジャマに多かった柄なので、一瞬エッ!と振り返る気持ちは分かります。 特に年配の女性からの指摘が多いようですね。 そしてそして更に、スタイルを気にしすぎるあまりちょっとルーズにはいてしまうと・・・ なんと 「もんぺみたいと言われた。」という意見がありました。 「もんぺ」とい... »

「パタゴニア(patagonia)」 の由来

昔、学生だった頃都内の洋服屋をうろついていた時、えらく人気のあるブランドを見つけた。 それがパタゴニア(patagonia)。 アウトドア系のブランド、その程度の認識だった。 当時の自分のスタイルは全く別のものであり、購入の意思はなかったが、あまりにもいい年のおじさんたちが飛びついているから気にならないわけはなかった。 あのくらいの歳になったら着るようになるのかなぁ・・・ あれから十数年。 東京を離れてライフスタイルも変わった。 それほどオシャレに気を使うこともなくなり、好きなブランドも様々に変化した。 そして「いい歳をしたオッサン」の興味ははとうとうパタゴニアにやってきた。 着やすいもの、着心地のいいもの、機能性に優れているもの、そしてちょっぴり主張している大人の服。 いつのまにか選ぶものにパタゴニアが多くなり、それに合わせてクローゼットにアウトドアブランドが増えた。 あの頃よりは落ち着... »

Page 1 of 212