カタカナ語

「デート」 の由来

今日は、「あいびき」を調べてみようと思いつきました。 「あいびき」とは、相愛の男女が人目を避けて会うこと。また密会と言った意味を持ち江戸後期から使われ始めた語なのだそうです。 ひらがなで「あいびき」と書くと、その意味に誤解が生じますが、漢字で書く場合「逢引」となり、豚肉と牛肉を混ぜ合わせたひき肉「合い挽き(合挽き、合挽)」とは無関係なようです。 私はこの二つルーツが近いものであるかのような疑いを持っていたので、「逢い引き」にもなにやらドロドロとしたものを想像していたのですが、二つの由来は全く関係ないようです。 「逢い引き」が生まれたのは江戸時代。身分制度があった時代です。 お互いに好き焦がれていても、その身分の中で自由な恋愛ができなかったその時。 人目を避けたり、密会することは現代とは違ったやましさがあったのでしょうね。 さて今に生きる我々はというと、見合いも恋愛も駆け落ちも自由です。(こ... »

「スパム」 の由来

「スパム」といえば? 「ホーメル食品が発売しているポークランチョンミートの缶詰だよ。」 なんて答える人はごく稀。 もちろんその答えは、皆さんもお困りの迷惑メールのことですよね。 今日はその由来が面白いから聞いてください。 ■「スパム」の由来 スパムとは、受信側の意向を一切無視して大量に一斉送信されるメールのこと。 その由来はイギリスのコント集団「モンティ・パイソン」のコントからきているのだそうです。 レストランである夫婦の客が、何を頼もうかと熟慮しています。 それを取り囲んだたくさんの人たちが、店員の口からスパムと聞こえるたびに「スパム、スパム、スパム、スパム」と連呼。 夫婦はそのような状況下で「スパム」を頼まざるおえなくなったというお話なのだそう。 その連呼されたスパム(SPAM)というのが冒頭で取り上げたアメリカのホーメル食品(Hormel Foods Corporation)が販売す... »

「マネキン」 の由来

最近はその存在が当たり前のようになってきました。 それはもちろん製作技術の向上や、販売商品そのものの質の向上があげられるでしょう。 一昔前は商品より「マネキン」の方に目がいってしまってました。 ただ、それはその仕事が「モデル兼販売員」であるといった事実を、我々が以外に知らなかったからかもしれませんね。 ■「マネキン」の由来 「マネキン」は、フランス語で「モデル」を指すmannequin(マヌカン)の英語読みからきていいますが、(そのマヌカンについてはオランダ語で「小人」を指すmanikinからきているとのこと)日本では「招かん(まぬかん)」に通じるから縁起が悪いとか、逆に「招き猫」や「招金」にかけて造語がされたといった話があるようです。 日本における「マネキン」の歴史は1925年までさかのぼります。 大正14年3月に初のマネキン人形専業メーカー「島津マネキン」が京都府京都市で創業されました... »

「UFOキャッチャー」 の由来

ゲームセンターに立ち寄ると必ずチェックしてしまうものがあります。 それは「UFOキャッチャー」。 私は学生の頃、家庭用のゲーム機以外でゲームをするような経済的余裕がありませんでした。 それでも友人達の付き合いで寄った際に、何か自分でも満足でき、且つ何か役立つものはないかと模索していました。 結果行き着いたのが「UFOキャッチャー」。 勝負は100円。 そう決めて一発勝負に挑みます。 何度か失敗するうちにある法則に気づきました。 これは言葉で説明するのは難しい感覚の問題。 クレーンを下ろす位置や力調整、落とし方まで多岐にわたります。 私はこの手の「感覚」に優れていたので「とれる」と確信したものは逃しませんでした。 こうなると面白いもので、毎度毎度端からチェックしては狙いを定めゲットしていきました。 ただし、一つ難点がありまして、取り易い物を取る為、元から欲しくて取っているわけでもない上ニーズ... »

「ガラケー」 の由来

ガラケーとは・・・ガラパゴス携帯もしくは「ガラパゴスケータイ」のこと。 いわゆる「ガラパゴス化」した日本の携帯電話端末の通称として用いられています。 ガラパゴスとはご存知、エクアドルから西に900キロ太平洋上に浮かぶあのイグアナで有名な諸島のこと。 他の島から離れているので独自の進化を遂げた動植物が多数存在します。 日本国内メーカーによって製造されてきた携帯電話は 傑出した機能や性能を持っているが、(ワンセグ 着メロ 着歌 電子マネーなど)独創性が高く世界標準からはずれていました。 そのため海外市場には進出できず、日本だけで独特の進化を遂げてきたというわけ。 こうした状況から半ば揶揄を込めてガラパゴス由来の「ガラケー」の呼び名がつけられたというわけです。 ガラケーの語が浸透してきたのには、急速に普及しつつあるスマートフォンの存在があげられることでしょう。 「旧来の携帯電話の端末」だけで人々... »

「グレる」 の由来

不良という言葉はどうかなと思いますが、ヤンキーと呼ぶと逆に呼ばれるほうがお調子にのってしまう気がします。 ずいぶん前に暴走族を珍走団とよぼうなんて企画を警察が出した(呼び名が格好悪ければやめるのではないというお話)な~んて記事を地方の新聞で見かけた気がするのですが、未だに暴走族と呼ばれているということは結局定着するには至らなかったようですね。 今日取り上げるのは「グレる」なんですが、この由来として想像できるのは、グレーくらいかなと思います。 白でもなく黒でもなくグレー。 どちらにも転がるグレー。まだ染まりきっていないグレー。 そんな風に社会が温かく見守ってあげれば彼らの公正も早いのかもしれないですよ。 みんないつかは大人になるのですからね。 ■「グレる」の由来 少年・青年が、反抗的な態度、反社会的行動をとることをグレるといいます。 「グレる」はハマグリからその由来がきているのだそうです。 ... »

「ビリ」 の由来

私は負けず嫌いです。 恐ろしいほどの負けず嫌いです。 人生でビリになったことは高校に入学して最初の数学のテストだけです。 勘違いして出場したスノーボードの大会では、限りなく最下位に近かった実力でしたが一本目のジャンプでノーマルな飛び方をすることで着地を完璧に決め100人の参加者の中で順位は真ん中辺りに滑り込みました。 二本目はできもしない技に挑み、見事日の丸特攻隊のように玉砕しました。 これも作戦といえばそうかもしれませんが、まぁ要するになるべく下の順位になりたくないから、ちょっとだけズルをしたわけです。 そんな私だからビリの気持ちというのがよくわからないということに今更ながら気がつきました。 考えてみれば、勝負事があれば必ず敗者というものが存在するのです。 小学校の運動会で、仲良し二人が手を繋いでゴールするといったことが問題になることがあります。 順位をつけないといった優しさもそこにはあ... »

「アンケート」 の由来

日本でもおなじみの言葉でおそらく外国からそのまんま入ってきた言葉のはずだけど、おなじみの「英語」と考えるには若干しっくりこないって単語がけっこうある。 その一つが今日取り上げる、「アンケート」 アンケートの由来は、質問や調査を意味するフランス語「enquete」からなのだそう。 確かに「アン」だから数を数える程度のフランス語認識能力の自分でも納得。 更にこの「enquete」は、ラテン語の「探し求める(inquarere)」からきているらしい。 ちなみに英語で「アンケート」は「Questionnaire」というらしい。 ■「アンケート」とは・・ 多くの人に一定の質問形式で意見を問うこと。 一つ、社会のいろいろな事柄や人々の意見などを調べるために、関係者や有名人に一定の質問形式で意見を問うこと。 一つ、街頭などで行う一定の質問形式による意見調査。 元々は対面による会話なども含めていたが、現在... »

「ゾンビ」 の由来

昔、キョンシーってのがいましたよね。 腕を前に伸ばし、足首のみを利用して跳ねるように移動。 あの不自然な動きは死体であるため身体が硬く、ほとんどの関節が曲がらないためなのだそうです。 ついでに腕を前に伸ばすのはバランスをとるためとか。 おでこにはお札がはられています。 書かれて文字は主に「勅命陏身保命」 「神に等しい天子様の命令により、死んだ後も従い生きているようになれ」といった意味のようです。 まぁ暴走しないためのおまじないみたいな感じですかね。 中国の死体妖怪の一種で硬直した死体であるのに、長い年月を経ても腐乱することもなく、動き回るもののことをいうそうです。 広東語でキョンシー、北京語音でジャンシー。 日本語の音読みで「きょうし」とまあ、そのまま日本に伝わったようです。 その姿が時代にリンクし、空前のブームが起きました。 今考えてみれば可笑しなもので、それはいわゆるフランケンシュタイ... »

「コント」 の由来

若手の発掘に繋がるようなお笑い番組は最近なくなってきてしまいましたね。 ボキャブラ天国、エンタの神様、レッドカーペットどれも好きでよく見ていました。 しかし、マンネリと時代には勝てずに次々と姿を消していきます。 やはりレギュラーより特番程度のほうが息も長く飽きにくいのかもしれません。 そんな特番でも私のお勧めは「ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア 笑わせたら100万円」です。 レギュラー番組ではありましたが、現在はやはり特番となってしまいました。 それが久しぶりに見たら新鮮で面白く、たっぷり数時間をテレビの前で。ルールは挑戦する芸人が観客席からランダムに選ばれた5人を、1分の持ち時間内に規定ジャンルに従ったネタで3人ないし5人笑わせるというチャレンジ(ステージと呼ばれる)を5回行うというシンプルなもの。すべて成功すれば100万円が貰えます。 その五つのジャンルは一発ギャグ・モノマネ・... »

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