商い

「ダフ屋」の由来

「ダフ屋」 の由来

最近は音楽ライブもスポーツ観戦も遠のいているので、会場周りでの「チケットあるよ」とか「余ってない?」といった掛け声も久しく聞いていない。 彼らは元気なのだろうか?そんな心配は必要ない? だって今の世の中ではチケットの必要な人だけで情報が共有できるし(SNSとかで)、インターネットのオークションで場所を確認しながら相場を特定して、公演日のだいぶ前から情報が共有できる。 お互い1対1の交渉では足元を見られたり、会場時間を気にして焦ったりして法外な額を吹っ掛けられたり… いや、そもそもそういったダフ屋行為は違法だから悪しからず。 「ダフ屋」の由来 ダフダフダフダフダフダフダフダフダフダフ と10回言ってみよう。 何かに気付かないかい? そうなのだ。 「ダフ」の由来は「札(フダ)」の逆読み(倒語)から。 反転させた闇屋の隠語と考えるのが妥当なよう。 な~んだと、なるほど!が行き交うこの由来に皆さん... »

どんぶり勘定の由来

「どんぶり勘定」 の由来

細かく計算などをしないで、おおまかに金の出し入れをすることをどんぶり勘定と言います。 私は比較的・・・どんぶり勘定な方。 割り勘というものが苦手。 小銭のやり取りがあまり好きではないので、99円以下は切り捨てたいタイプ。 店の前でジャラジャラやるのも好きではないし、かといって一人ずつ会計もするのは時間の無駄と考えている。 でもそういったやり方、考え方を他人に押し付けるのはいかがなものかとも思う。 いっそのこと飲食店のレジも、最近のスーパーで見られるようなセルフサービスにはならないものかと思う。 でもよくよく考えるとあれも少し滑稽。商品は全て店員がバーコードを通すのに、最後の肝心かなめのお金のやり取りは・・・ 客任せのコンピュータ任せ。まぁ、ミスがないとか、自己責任とかトラブル回避と考えれば妥当なのか。 でも、それならあのお金を受け取る皿も完全撤去でお願いしたい。お年よりも慣れるのに時間かか... »

タクシーの由来

「タクシー」 の由来

税金って・・・何だろう。 たぶん、皆でつかうお金ってことなのかな。 生活に必要なもの、国民の安心・安全のサービスを、一人一人から集めたお金で提供する。 その使い道を決めるのが国会議員であり、国家公務員の人たち。 彼らもまた、国民一人一人の税金で生活しているはず。 その額は数十兆円。それでも足りないから国は借金をして残りを賄う。 医療福祉だけで年間30兆を超えると新聞で見た。 若い世代が減り、税金を払えない世代がどんどん増えていくこの国は一体どうなっていくのだろう。 税金とは、国家や地方公共団体が国費・公費にあてるため、国民や住民から強制的に徴収する金銭。 義務ということなのだろうけど、その用途に対して異議を唱えることができる。 これはきっと権利であり、その手段は選挙。 あまりにも金額が大きすぎるから、大盤振る舞いしちゃいないだろうか。 その辺の議論というのはまた今度にしよう。 タクシーの由... »

「バーバー(barber)」 の由来

床屋または理容師のことを「バーバー(barber)」と呼ぶ。 これはもちろん英語からきているわけだが、その英語の由来が実に興味深い。 barberの語源はラテン語のbarba(ひげ)からなのだそう。 これが1300年ごろに「理髪師」という意味の英単語になったのだという。 ではなぜあごひげからきたかというと、理容師がもともと髪の毛を切らずに beards(顎髭)だけを切ったというわけではなく、「毛」なら何でも切ったり刈ったりしていたという理由から。 その「毛」の中には、当然、beard あごひげが含まれていたというわけ。 更に理容師は歯も抜いていた!というのは冗談ではなく「barber」という言葉には、「理髪師」と同時に「理髪外科医(理髪師のほか外科医・歯科医を兼ねた)」という意味もあるというのだ。それを意味するものが日本にも未だに存在している。 それは店頭に置いてある赤・白・青の看板柱。 ... »

「お釣り」 の由来

普段は何気なく使っている言葉でも、漢字にしてみるとその由来が気になったりするもの。 例えば「おつり」はどうでしょう。 漢字で書くと「お釣り」と書くのは言われてみないと抜けていました。 ■「お釣り」の由来 「釣り」は「釣り銭」の略なのだそう。その意味は「釣り合い」。 二つの物の平衡がとれているという意味の「釣り合う」ですね。 物のやり取りを交換でこなしていた時代、多く取りすぎた場合、あとから超過分に相当するものを相手に返すという習慣?制度?があったのだそう。 そこから、お互いの損得の*「釣り合い」*を調整し、多すぎた分を返すという意味で、「釣り」というようになったのです。 ちなみに魚釣りの方は、魚を吊り下げて捕獲することから「つり」となります。 釣り銭には全く関係はないようですね。 消費税のアップは我々の生活に大きな影響を与えました。 それは釣り銭にしても同じこと。 5の倍数から8という半端... »

「旦那(だんな)」 の由来

結婚すると配偶者の呼び名には気を使いたい。 妻が・・・というのは当たり前?嫁が・・・と呼ぶの本来は誤りとか。 下の名前で呼びつけにするのも今の時代ではなんだか偉そう。 でも若いうちから家内とか呼ぶのもなんとなく照れくさい。 では男の方は? 会社の上司の前で、いつものように呼ばれた日には何ともバツが悪いのが男というもの。 主人は・・・というのがやはり定番だろうか。 おっと忘れていました、「夫」なんて呼び方もありますね。 亭主と言われていやがる男はいないかもしれません。 皆さんはどう呼ばれたいですか? 私だったら名前で「~さん」かなぁ。 結婚前の上流家庭のフィアンセみたいで気持ち悪いですか? 今日の由来はいちおう「旦那」なんですが、これは少し種類が違うですかね。 そう、イメージ的には専業主婦が集まって高級なランチのデザートを頬張りながら夫の悪口を言う感じですかね。 「うちの旦那ったらさぁ~。」... »

「値・価(あたい)」 の由来

便利なものだ「価格.com」。 物の値段、つまりは相場が一目でわかる。 欲しいものがあると、とりあえず検索してみる。 ネット通販相場、オンライン価格、地方のお店、その店の幅は広く諸々の事情により簡単に最安値にはいたらないが大いに参考になるものである。 しかし小売屋さんは大変ではないのだろうか? 問屋から下ろす価格に儲けをのせて販売する。 店毎に違う値段の中で消費者は選んで購入する。 安くても品質が変わらなければ自ずと消費者は一か所に集まるわけ。 それでも送料とか買うものの特性(大きい小さい 重い軽いなどなど)といった諸事情によって購入場所は分散されるわけだがそれでも口コミを見れば一か所集中なんてこともありえる。 製品は変わらないのに売値がそれぞれ違うのはそこに儲けをのせるから。 その儲けというのも曖昧なものでつけたががそれぞれ違う。 「価格」「値段」「価値」「値打ち」それらをひっくるめて一... »

「カウンター」 の由来

一人で牛丼チェーン店に入った。 都内だと特にカウンターは向かい合わせでだいたい二列あるものだがそのお店は珍しく向かい合わせで一列、その代わりにテーブルが10ほどある。 店にはいずれも男一人の客が三人、カウンターに座っている。 一つ二つ空けて座ることを考えた場合、私が座るのは入ってすぐのレジの脇。 なんとなく人の顔を見るのも嫌だから、がらがらのテーブル席に座った。 すると後から後からお一人様の男性が入店しカウンターに座る。 テーブルに座る自分だけやけに目立っていて偉そうでなんとなく気まずい。 しかも研修の札を付けた店員はいちいち呼ばないとこちらを向かない。 まぁ確かに暗黙のルールを守らない私が悪いわけだが。 私の頼んだ品が届いたころ、テーブル席にお一人様の客が座った。 よかったとそっちに目をやると釘付け。若い女性でしかもかなりの美人に見える。 というのも、彼女は彼女でカウンターからも私からも... »

「会計」 の由来

役職というのが苦手な私。 トップに立つというのは一番苦手。 できればその近くで適当にとぼけていられる副とかあまり負担の大きくないものにおさまりたい。 若い人が減るあまり、地方では40代50代のボランティア的役職は後が出来ないことを理由にその任期がのばされて、30代などは複数の役をやらざる負えない現状。 果ては結婚していない20代にもその負担は課せられつつある。 そんな中でどこでも、周り順というものが採用され年功序列で平等に同じ任期で回すというやり方が主流となるが、こうなると能力に差のある地域社会の中でうまくまとめられなかったり、引継ぎが思い道理にいかなかったりと何かと不都合が多いという現状があるわけだ。 結果、地域社会が前進どころか現状維持もままならず停滞してゆく。 何のための団体なのか本末転倒。困ったものである。 そんな数多くの団体の中で、どこでも一番信用を得ている人物があてがわれるのが... »

「バイキング」 の由来

最近はあまり使わなくなった気がする。 やはりそれは「お上品」に聞こえないからなのだろうか? 食べ放題のことをよく「バイキング」と呼んでいたよね。 でも最近はビュッフェという機会が確実に増えているのは間違いない。 バイキングは「Viking」と書くわけだが、これは完全な和製英語。 日本以外で用いているのは韓国のごく一部くらいのもの。 ご旅行の際には十分にご注意ください。 ■「バイキング」の由来 日本に食べ放題というシステムを最初に取り入れたのは帝国ホテル支配人であった犬丸徹三さんという方なのだそう。 デンマーク旅行にいった時、スモーガスボードというものを見かける。 これは北欧の食べ放題のことなのだが、犬丸さんはこれは日本でもいけると確信したという。 しかし一つ問題が生じた。 それは「スモーガスボード」が日本人にとって非常に言いにくかったことだ。 そこで新しいレストランの名称を社内公募すること... »

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