Archives 2月 2011 – 由来メモ

「YAMAHA(ヤマハ)」 の由来

最近バイクとピアノの話をする機会がありまして、そこでふと思ったんです。 両者には同じメーカーが存在しますよね。 それは「ヤマハ・YAMAHA」であります。 でも・・かたや人を乗せて走るバイク、もう一方は繊細な音色を奏でるピアノ、共通項が見当たりません。 しかし、調べてみればどちらも同じロゴマーク。 やはり系列会社なのでしょう。 この「ヤマハ・YAMAHA」って会社名から想像できるのも「あなたは海派?それともヤマハ?」(真面目に)くらいで、おそらく山が関係するであろうくらいです。 疑問の多い「ヤマハ」について調べてみます。 ヤマハの由来 期待に反して一番分かりやすい事実がヤマハのホームページに綴られていました。 「ヤマハの歴史は、創業者・山葉寅楠と1台のオルガンとの出会いからはじまります。」 というわけで、ヤマハブランドの商標「YAMAHA」は、洋楽器製造の先駆者である創業者・山葉寅楠さんの... »

「観光」 の由来

観光とは・・他国や地方の景色や史跡などを見てまわること「光を観る」なんて。 どうしてこんな漢字を当てたのでしょうね。 観る、観にいくことに間違いはありませんが、どうもこの漢字昔からしっくりこなかったんです。 「かん」で検索してみると、色々な漢字が出てきます。 「歓」…楽しみで行くのだからこれでもいいかも。 「感」…色々な感覚、感性、諸々を養うのでこれでもいいかも。 「環」…環境の変化を楽しむのでこれでもいいかも。 「漢」…中国へ行くならこれでもいいかも。 「韓」…韓国へいくなら・・笑 「寒」…寒いところへ行くのなら、、苦笑 そんな感じで、「かん」だけでも様々な選択肢がありますが、もっと大きな問題は「こう」のほうですよね。 「こう」は冒頭で書いたとおり、「行」であってしかるべきだと思うんです。 なんなら、街角アンケート形式で、渋谷のセンター街で老若男女に聞いてみたなら、「観行」って書いちゃう... »

「蚊(か)」 の由来

この生き物が生息しない場所はどこなのでしょうか? それほどの害(医者にかからなければならないとか)はないにしても、その鬱陶しさは誰もが知るところですね。 今日は「か」さんについて。 最初は「ブユ」について書こうと思いました。 なんとなく由来に広がりがありそうだし、興味はこちらのほうが上でしたので。 それに自分はブユと認識していたこの生物を近所の若い子が「ブヨ」と呼んでいたんですよ。 これは方言なのだろうか? そんな疑問からと調べてみると、ブユ(蚋)は、ハエ目(双翅目)・カ亜目・ブユ科だそうで、(やはり本来はブユなのか・・ついでにハエなんだ)関東ではブヨ、関西ではブトと呼ばれているというなんともややこしい生き物であることが確認できたのでした。 蚋と蚊の違い もちろんそのビジュアルが一番の違いのようです。 確かに、蚊は血を吸う前であれば、そのほっそりとした姿が魅惑的であるのに対して、ブヨ(いつ... »

「筋肉少女帯」 の由来

あの強烈なキャラクター。 テレビで見つけた方は一様に音楽は副業なのか?そんな疑問をいだくことでしょう。 例えるなら漫画ブラックジャックのドクターキリコ。 なんとなく影があって人の死という場面に絶妙に顔をだし、、と書きながら大槻さん本人は明るく軽快なギャグを飛ばしモジモジしながら話したりします。 どちらかといえば「おたく」よりの雰囲気を持っていますよね。 1966年2月6日東京都中野区生まれ。 少年時代は漫画家を目指したそうです。 影響をうけた漫画家は蛭子能収さん・・大丈夫?? 日本語詩のロックやパンクなどに影響を受け、次第に音楽の世界へと興味を持ち始めます。 キング・クリムゾンやピンク・フロイド、YMO、頭脳警察などなど。 1979年バンド「ドテチンズ」(ザ・ドンズ)を結成しますが中学卒業と共に解散。 エレクトーンを担当していた内田さん以外に楽器の演奏が出来るメンバーはなしと。。おいおい。... »

「川柳(せんりゅう)」 の語源

五・七・五 短い言葉で季節や風情をだす。 日本人的な文化ですね。 私の得意分野(自称)です。 気持ちよく言い放つと大抵周りから一言。 「お前のは川柳だよ。」 ?? どちらかといえば理系で、漢字などはパソコンがなければ全く頭に浮かんでこないほど国語を苦手とする私には、実はその違いをよく理解できません。 この機会に調べてみますと・・・ 川柳には「季語」がない。 俳句には、季節を想像できる「季語」が必須ですが、川柳では特にこだわりはありません 川柳には「切れ」がない。(一句一姿) 俳句には「切れ字」が必用ですが、川柳では特にこだわらないそうです。 よくみるところでは「けり」が切れ字となります。 川柳は自分の思いをストレートに言い切り、「余韻」を残さないそうです。(穿ち) 俳句は、主に「文語」表現となりますが、川柳は「口語」での表現が普通となります。 俳句では、主に自然を対象に詠むことが中心でです... »

「カンコー学生服」 の由来

学問の神様、菅原道真公について調べていたんです。 学問てことは、頭がいいってことですよね。 私の知るところ昔の人でそれに該当するのは、何人もの話を一挙に聞くことが出来るという聖徳太子さんなわけです。 もちろん言い伝えだから確証はないんですがね。 菅原道真公はそれ以上ってこと?? 菅原道真さんプロフィール 承和12年(845年)6月25日生まれ 平安時代 職業・貴族・学者・漢詩人・政治家 この肩書きはすごいですね。 官位は従二位・右大臣。贈正一位・太政大臣。 このへんはよくわかりませんが、「太政大臣」ってのは上から3本くらいだった気がします。かなりエライ人なはず。 大宰府へ左遷され現地で没する。 ヘマやらかしたのでしょうか?? 死後天変地異が多発したことから、朝廷に祟りをなしたとされ、天満天神として信仰の対象となる。 みんな余程の罪悪感があったのでしょう。 天神とは? 雷の事件から道真の怨霊... »

「八百長(やおちょう)」 の由来

大揺れですね。相撲業界。 もちろんここではその是非を問うつもりはありません。 ただ、話を置き換えて思うのは、プロレスのお話。 昔から八百長八百長と叩かてれますよね。 私が見たところ、プロレスは八百長です。 シナリオや、決まりみたいなものは必ず存在します。 誤解がないように書きますが、私は大のプロレスファンです。 華やかな新日本より、どちらかといえば地味な全日本派。 全日本といえば、ジャイアント馬場にジャンボ鶴田。 時は流れて、小橋・田上・三沢・川田など、時には会場に足を運んで観戦もしておりました。 「明るく楽しく激しく」がモットーで、ベテランの前座ではラッシャー木村のお約束で笑いがおき、選手同様にレフリー和田きょうへいにも拍手と歓声が送られる。 閉めは人気レスラーのタッグマッチ。 タイトルマッチなどでは、シングルにもかかわらず、長ければ30分を超える死闘が繰り広げられます。 テレビで放送さ... »

「みたらし団子」 の由来

子供のころは目がなかったんです。 甘いものは今でも好きですがね。 甘いのか、しょっぱいのか、あの微妙なさじ加減は子供のため? 醤油だれからくるあの香ばしい匂いに惹かれてふらふら~と。 今日は、「みたらし団子」 今までの人生でどれが一番だったかと聞かれたならば、五年前に死んだおばあちゃんの味に間違いありません。 近くに居ながら家庭の事情で一度も一緒に住んだことのなかったおばあちゃん。 年に一度くらいしか行けなかったんだけど、その度に新鮮な出会いがありました。 食は細かったんだけど、内容はよく考えられていてどれも美味しい。 ついでに書くと、90過ぎても瓶のコーラを飲んでいるミラクルぶりでした。 手作りって昔の人は当たり前なんだけど、出来合になれた我々の舌には時には感動すら覚えますよね。 へぇ~これってうちでも作れるものなんだと子供ながらに感心していました。 時は流れて昨日の話。家族がお土産に団... »

「三菱」 の由来

財閥といえば?・・・っていうか財閥ってなんですか? 私を含めた若い世代では、こんな疑問に挿げ替えられます。 財閥(ざいばつ)とは、1900年前後に使われ始めた造語で、一族の独占的出資による資本を中心に結合した経営形態のことだそうです。 「富豪の一族」と表現すれば、一番分かり易いようです。 日本の経済史においては、主に「三菱・住友・三井・安田」のことを言います。 現在でも銀行や生命保険などでよく見る名前ですね。 しかし、改めて「財閥」といわれなければ我々にはただの会社としか認識はありません。 その理由は第二次世界大戦1945年に日本が降伏した際に、連合国軍によって財閥が解体されたからなのかもしれません。 裏を返せばそれほど力があり、かつ一極集中していたのでしょう。 この四財閥のうち、今日は「三菱」について調べたいと思います。 三井、安田はおそらく苗字でしょうから・・ 住友は次回・・「三菱」と... »