Archives 6月 2011 – 由来メモ

「山葵(わさび)」 の由来

日本人ほど食にこだわる人種って他にいないのではないでしょうか。 醤油にソースに香辛料、からしと・・・最後に今日取り上げる「わさび」。 辛いものが好きな民族は他にもたくさんあるでしょうが、ことこの「わさび」は別物。 なんていうか「ツーん」なんですよね。 私も特に取り立てて好きということはありませんが、何だか気になって刺身についてきたものなど、特に理由がなければ全部使わないといられない「たち」です。刺激なのかな。 そうです。「わさび」と切っても切り離せないのは刺身と寿司なのです。 この文化が「わさび」の存在価値を倍増させるのでしょう。 そんなわさびがどんな生育を遂げて食卓の片隅に並ぶか皆さんはご存知でしたか? なんとなく生姜やニンニクのようにおろし金でスルということは知っていたのですが、どんな環境で何が大切かというその繊細さを最近知りました。 それはたまたまその畑に立ち寄ったからであります。 ... »

「かりんとう」 の由来

私はあまり好きではありません。 甘すぎるし、ビジュアルも何かを彷彿とさせますし。 父が大好物でよく実家には「転がっています」が、私は自腹で買ったことも買おうと思ったことも一度もありません。 父と一緒に旅行にいったときの話。 どこか行きたい場所はないかと問うたら、有名なかりんとうがあるから食べてみたいと珍しくはっきりと行き先を断言したんです。 もちろん私の足は重いのですが、老い先の短い父の願い。 店の名前も分からないその場所を、途中いらないお土産を数点買って聞き込み調査をしながらなんとかたどり着くことが出来ました。 そこは昔酒屋を営んでいた店の母屋の一角で、築200年以上の建物をキレイにリフォームし売店、カフェを併用したものでした。 西洋の要素をうまく取り込んだその畳座敷は今風で庭も素晴らしく、安いカメラでも立派な観光写真が撮れるほどの佇まい。 中を覗き込んでいたら、「ちょうどお客様も切れま... »

「りそな銀行」 の由来

今日はまったくお取引のない会社の由来。「りそな銀行」 でもこういっては何ですが、銀行にありがちなお堅いイメージがないので個人的には好印象ですね。 なんとなくお茶を飲みに立ち寄っても大丈夫なのではないかというくらい柔らかいイメージ。(を勝手に持つ) あのイメージカラーのせい? もしや合併三行の頭文字?それも今のところ不明。 もちろんどことどこが合併したのかも不明。 (過去にお取引があったかもしれませんが・・) 私はそれほどお金を転がす人生ではないのでこれからもお取引もなければ情報も必要ないかもしれませんが、遠い未来において孫が事故を起こした際の賠償金の入金などで必要になるかもしれないので今日はリサーチしてみます。 りそなグループの様々な情報 結論から書くと、「りそな」は、ラテン語で「Resona=共鳴する、響きわたる」という意味からなのだそうです。(動詞 resono の二人称単数命令法現在... »

「世知辛い」 の由来

「今の世の中は世知辛い」よく聞く言葉ですが、「世知辛い」をなんとなくの理解で流してしまっていたので、本当に世間は世知辛いのかを簡単に検証してみましょう。 世知辛いの意味を調べてみると、世渡りが難しい、暮らしにくい、金銭に細かくて抜け目ない。 せこい、けち、世智辛い、計算ずくで、心にゆとりがない。 打算的でせこせこしているといったところがその意味として見つかった。 まぁとにかくいいことなし。ゼロですね。 今の日本、本当に世渡りは難しいのだろうか? 例えばあなたはいくらあれば生活できますか?と聞かれたのならそれぞれの常識の違い程度に幅はあるものの、発展途上国の年収に比べたら数十倍、数百倍の数字が出てくるのは確かなのである。 もちろん物価の違いはあるのだけれども。 金銭に細かくて抜け目ない、せこい、けち、計算ずくで、心にゆとりがないといった項目にしてもすべてが金銭がらみであると理解でき、つまり「... »

「霊長類」 の由来

「霊長類ヒト科 最強」 誰のことだったか正直思い出せないのですが、確かプライドかK-1だったか、格闘技のロシアの選手の入場アナウンスだった気がします。 ただ強いとか、~チャンピオンとか、世界一とか、もうそんな言葉だけでは表現しきれない。 というかそれ以上に強いという過大広告とも言えなくもないこのフレーズ。 でもその言葉が私の心に深く刺さったのでした。 ちょっとだけ面白くてけっこう強そう!ってね。 でも何となく納得できないのです。 だって霊長類って聞いたら「長」つまりは「おさ」って意味がありそうだから、それが本当なら「おさのなかでもっともつよいにんげんのなかのおさ」ってことになってしまうから。 ややこしくないですか? 霊長類の由来 霊長類とは、哺乳類の霊長目に属する動物のことを言います。 原猿類、真猿類や新世界ザル、旧世界ザルなど細かく分類されます。 類はそのたぐいという意味ですからヒトに近... »

「旅~たび~」 の由来

皆さんは旅がお好きですか? 私は大好きです。 新しい土地に見たことのない建物、食べた事のない名産品。 私の住む街が現在進行形で観光地として売り出しているということも私の中に火をつけたのかもしれません。 自分の住む場所にたくさんの人がやってくる。 つまりそこへ入ってみたいとみんなが思う。 もちろん住んでみたいと見てみたいは別の次元ではありますが、こんな嬉しいことはありません。 よりたくさんの物をみて、よりたくさんの感性を養いそしてわが町が日本に誇れるように還元していきたい。 そんな気持ちが私を後押しするのです。 昔は出不精で、家族が温泉旅行を計画すると渋ったものでした。 日記には、「うちが一番。毎日ハンバーグでOK。」と裕福なのか偏食なのか、生きているのか死んでいるのかもわからないような記述が今も伝説として残っております。 旅先では「週間少年ジャンプ」や「コロコロコミック」ゲームボーイにCD... »

「THE YELLOW MONKEY(イエローモンキー )」 の由来

イエモンというバンドがいました。 THE YELLOW MONKEY直訳すると黄色いサル? 私はこのバンドのビジュアルが嫌いでした。 ありがちなロン毛にパンタロンでサイケ調? つまるところすべて自分の理想像とはかけ離れたロックバンド。 それでも運命は必ずやってくるんです。 アルバイトで偶然訪れた会場にイエモンが登場。 もちろんタダ聴きなので聴覚のみで楽しむわけです。 するとただただその男らしいパワーに魅了されたのでした。 プライベートでも聞くようになり特に心に響いたのは「JAM」という曲でした。 特に歌詞がよいんです。 あまりそういう事(ノリだけで歌詞などは)を気にしない私の心にも作詞作曲したボーカルの吉井和哉さん(愛称・ロビン)の声が響きました。 それと・・カラオケでキーがちょうどいい。笑 調べてみたら吉井さんは前ボーカルと音楽的な意見の食い違いによって 別れたため自ら歌うようになったの... »

「赤福」 の由来

お伊勢参りって御存知ですか? もちろん私は知っていましたが、お蔭参り(おかげまいり)と呼ぶことまでは知りませんでした。 最近話題の「パワースポット」その中でも人気を集めているのが伊勢。 今では関東などからでも2泊、3泊で往復が可能な時代となりました。 車に電車に新幹線そして飛行機で快適な旅を楽しめます。 では時は江戸、行き先は伊勢神宮。 もちろん徒歩(船、馬、籠くらいはあったかも)をシュミレーションしてみましょう。 江戸からは片道15日間、大阪からでも5日間、名古屋からでも3日間、岩手の釜石からだと100日も掛かったと言います。 それにもかかわらず数百万人規模の集団参詣が、60年周期(「おかげ年」と言う)に3回起こったというのですから当時の人口を考えると驚きですね。 またの名をお蔭参りとも呼ぶ所以は、奉公人などが主人に無断で、または子供が親に無断で参詣したことにあるそうです。 お蔭参りが更... »

「とんずら」 の由来

逃げること。敗走すること。どちらにしてもあんまり格好がよくない。 相手に背を向けて逃亡することですからね。 それでもそれを格好良く、逆にどんどん逃げてしまおうくらいにポジティブな方向に持っていってしまう言葉があるんですよ。 といってもこの解釈が通じるのは我々の世代だけでしょうかね。 その答えはゲームの中にあります。 それは名作ファイナルファンタジーシリーズであります。 このゲームでは色々な職業に転職してそのスキルを高め特殊能力を身につけることで旅を快適にしていくのです。 その中に男の子なら誰でも一度は憧れるであろう「盗賊」という職業があります。 憧れるとはいってももちろん現実世界では体験できないことはお断りしておきます。 軽犯罪法違反となります。 いや重犯罪かな。 その特殊能力は「ぶんどる」とか「ぬすむ」というもので(危険なモンスターの懐に入ったり、彼らが聖水などをもっていることには若干疑... »

「あこぎ」 の由来

「あこぎ」私がよく使う言葉です。 あこぎとは、強欲でやり方が義理人情に欠けあくどいさま。 無慈悲に金品をむさぼること。 図々しい又はあつかましいといった意味も有ります。 決してアコースティックギターのことではありません。 私は恥ずかしながら昔、間違えていました。 最近はあまり使われないため間違える人が多いようですよと若干フォローしておきます。 いつからこの言葉を覚えたのでしょうか。 江戸時代ころから使われていた言葉らしいのですが・・ そうでした。 時代劇の悪代官が悪商人(手下)に言う決り文句です。 「あこぎな奴よのお」お前も十分悪いだろうと、テレビの前でつっこみをいれながらそのお約束を何度も見ているうちに覚えていたのかもしれません。 ある意味印籠に次ぐ高視聴率が期待できる場面かもしれません。 いや、由美かおるさんの入浴シーンが一番でしたか。 その他に日常場面で使われるとすれば「あこぎな商売... »

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