Archives 1月 2013 – 由来メモ

「ランドセル」 の由来

日本でしか見られない文化なのだといいます。 今日は「ランドセル」について。 子供のころはそれほど疑問を感じずに言われるがままに受け入れていましたがあの重さを考えると、なぜ誰もそれは可笑しいだろうと声を上げないのかが不思議でなりません。 でもその重さも裏を返せばそれだけ頑丈だということに結びつくので六年という長い間、毎日使うことを考えれば妥当なのかもしれません。 色は男が黒、女は赤!といった考え方はすでに古く、現在はピンク、茶、紺、緑、青などカラフルな色のものの他にもツートーンカラーも存在するといいます。 時代も変わったものですね。 ちなみに私の町では、すべての新入学児童に頒布してくれていたので買うことがありませんでした。 個性は出せませんが経済的には大助かりです。 未だにそういった取り組みは続いていると聞きます。 そんな私から言わせると、ランドセルはいじめのもと。 というのは全員が同じもの... »

「フライングスタート」 の由来

久々に訪れた運動会には驚かされた。 先生も加わった徒競走があったのですが、熱くなりすぎたのはその先生のほう。 なんと三回もフライングしたうえ、最後には三番目の走者がグランドのラインをふみ失格処分。 ルールを教えるべき立場の教師がルール違反で失格するとは・・・ 教え子に自分たちの能力を見せ付けたかったのかただただ目立ちたがり屋の先生が集まってしまったのか、それともそういった時代なのか。 なんとも、とほほな結果でありました。 ところで合図の号砲が鳴る前にスタートすることをフライングといいますがフライのつまり飛ぶの現在進行形がなぜこのような意味になるのか皆さんはご存知ですか? ■「フライングスタート」の由来 フライングとは、「flying start」の略なのだそうです。 意味は一つ目に、迅速で幸先がよい始まりのこと。 もう一つは今回のような、スタートラインを通過するときにすでに競技者が完全な動... »

「カバヤ」 の由来

私は子供みたいなところがあります。いえ、永遠の子供です。 ガチャポンがあれば必ず流行をチェックしますし、カードゲームもやらないのにお金を入れてカードだけ出してみたり100円ショップの玩具コーナーもどこまで百円でできるものなのかをリサーチするのが好き。 そして今日のテーマは「カバヤ」。 カバヤは食玩を販売するメーカーとして広く知られています。 食玩とはお菓子に玩具の付いてくるスーパーでよく見かけるあれ。 さすがにいい年になって恥ずかしいから買うことはありませんが、昔に比べてそのクオリティが上がっていることには驚きです。 皆さんも騙されたと思ってコンビニで子供にまみれながらでも散策してみてください。 きっと疲れが取れて夢の持てる大人に変身することができるはずです。 ■「カバヤ」の由来 カバヤ食品株式会社(カバヤしょくひん)は、岡山県岡山市北区に本社を置く菓子メーカー。 コーポレートメッセージは... »

「はがき」 の由来

通信網がインターネットや携帯電話が主流となった現代で「はがき」の存在を思い出させるのは年賀状をだすときくらいになりつつあります。 私はこうみえて文章を書くというのが苦手なので(特に社交辞令の短文とか)昔からこの儀式が億劫だったのですが、パソコンを使うようになってから少し楽しみになりました。 字は斜体を選んで参考文を持ちいれればいいし、好きな写真を使いながらデザインも楽しむことが出来るからです。 宛名も一度打ち込めはボタン一つで数十枚が容易に出来上がってきます。 あの100.0mm×148.0mmという狭い空間をフルに利用するのが一つの芸術の探求のようであり、時間のゆるす限りたくさんのデザインを作成するのです。 出した相手からのリアクションというのはほとんど無いので完全な自己満足。 でも年賀状ってそんなものかもしれませんよね。 ■「はがき」の由来 はがきとは、手紙の形態の一つ。郵便葉書の略と... »

「フリース」 の由来

ユニクロの登場により定番商品となったフリース。 私の子供のころは全く見かけなかったものですが、その歴史は? フリースは1979年に「Malden Mills 社」によって開発された素材です。 フリース(fleece)とは、ポリエチレンテレフタラート(PET、ポリエステルの一種)で作られた柔らかい起毛仕上げの繊維のこと。 最近はペットボトルを再利用したエコロジー素材としても注目されています。 その特徴は、保温性が高く暖かいこと、速乾性がありその上軽量。 簡単に洗濯でき、肌触りがよく、しかも安価。 といったように利点ばかりの優れもの。 社会に受けいられるために生まれてきたような商品ですね。 あえて不具合を探してみると、重ね着の組み合わせによっては静電気がおきやすいこと。 また火花によって穴があきやすいこと、それに洗濯によって毛玉ができやすいことがあげられます。 命にかかわる可能性もあるので、コ... »

「濡れ衣(ぬれぎぬ)」 の由来

皆さんは濡れ衣を着せられたことありますか? 濡れ衣とは、無実の罪。根も葉もない噂。 私はよく着せられます。 というかわざと着せられるようにしているというのが正しいかもしれません。 それは、わざと悪者になるのが得意ということです。 簡単なようで難しいものですよ。 最終的にそれが濡れ衣だったことを知らせるところまでプロデュースするわけですから。悪趣味ですね。 そんな私だから、本当の濡れ衣は絶対に許せません。 意図しない本当の濡れ衣は絶対許せません。 私が最近理不尽に思えたのが冤罪という名の濡れ衣。 東電OL殺人事件(とうでんオーエルさつじんじけん)です。 これは1997年3月に東京電力の従業員だった女性が 東京都渋谷区円山町にあるアパートで殺害された事件で、有罪とされたのはネパール人のゴビンダ・プラサド・マイナリさん。 今になって再審無罪判決が確定しました。 この事件何がおかしいのかというと、... »

「すっぱ抜く」 の由来

スクープや特ダネを「すっぱ抜く」。 私は「すっぱ抜く」記事は好きですが、「すっぱ抜かれる」ことはあまり好みません。 だれでもそうか・・・ 「すっぱ抜く」とは、隠し事や秘密を暴いて明るみに出すこと。 知られたくないから隠すのだし、誰にでも秘密の一つや二つはあるものです。 知られると自分の現状を悪くするばかりでなく、事によっては友人関係や家族関係も壊れる可能性があります。 芸能人だから仕方が無いとはいっても、そこにも限度やモラルというものが存在するのを忘れてはいけないことでしょう。 しかし、最近の芸能人はそれを超越しているようで、不倫・三角関係・未払い・薬物・軽犯罪・強制猥褻といった社会秩序に反するネタでもそれをダシにしてメディアに取り上げられることを望むような事案が多くどっちもどっちだな・・・と半ばため息交じりのゴシップ誌みたいな。 本気だったらビートたけしのように襲撃するはずですがそれがそ... »

「留守(るす)」 の由来

おかしな言葉もあるものです。 「留守」と書き「るす」と読みます。 「留まり守る」と書くのに意味は、家に居ない、不在なこと。これは本来の意味は、あるじが不在の家を守ることであったのだそうです。 中国語に由来していてるそうで、「皇帝が都を不在にしている間、都に留まって代わりに政治を行う」という意味であったものが「不在の主」の方に重点が移ることで単に「不在」の意味に使われるようになってしまったとのこと。 日本に入ってきた時代は定かでは有りませんが、鎌倉時代には現在と同じくような「不在」の意味で「留守」が使われていたそうです。 ちなみに中国では現在でも「留まって守る」の意味で「留守」が使われているとか。 大きな違いですが、当たり前のように我々が用いているのは大変不思議ですね。 1986流行語部門の銅賞に「亭主元気で留守がいい」というものが有ります。 私は今日までこれは慣用句か何かだと思っていたので... »

「鉄火巻き(てっかまき)」 の由来

並でも上でも特上でも、とにかく寿司を一人前頼むと必ずついてくるのが、そうガリ。 じゃなかった、鉄火巻き。これが今日のテーマ。 もちろんかっぱ巻きや卵も付いてくるけどそういった細かいことは見逃してくださいね。 私は一人前を食べるとき、鉄火巻きの扱いにいつも困ります。 どのタイミングで食べるべきか、全部一緒に食べるべきか。 というのもその大きさは小さいから一口というよりは小口くらいの大きさでしかなく、できれば二つ一緒に口に放り込みたい。 でもそれだとお上品でない気もするし、いざ少しとっておいたなら片付かないから気になって気になって・・・ でもそんな彼らの存在が有りがたいのが、通夜振舞いのお席。 友人と一緒なら遠慮なく桶のお寿司をパクパク、ビールをガツガツ行きますが仕事とかほとんど会わない親戚と同席したときなど、微妙に気を遣う相手が一緒の席だと箸を中々運べないものです。 話が途切れないように大き... »

「風呂吹き大根(ふろふきだいこん)」 の由来

よくよく考えてみると、また何度も繰りかして言ってみると可笑しな名前、その由来を考えずにはいられない言葉ってたくさんあります。 今日はその中で「ふろふき大根」の由来について。 漢字を調べてみると、「風呂吹き大根」とのことなので更に謎が深まります。 風呂を吹くことは当然出来ないわけで、吹くとすればそれをわかすための焚き火等であることはその歴史から明らかです。(もちろん今ではガスや灯油、電気ですが) それを炊きつけるために用いるとしても、それは竹筒が一般的でもしそれを野菜で代用するとしたなら、レンコン等が考えられ万一の状況でも、全く穴の無い、むしろ加工の面倒な大根を用いるとは考えにくく、だから風呂吹き大根という言葉は有り得ないと考えられるわけです。 ■風呂吹き大根とは 風呂吹き大根(ふろふきだいこん)の調理法にしても大根を柔らかくゆで、練り味噌などをつけるというその工程からも風呂を吹くことになん... »

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