Archives 2月 2013 – 由来メモ

「番長(ばんちょう)」 の由来

番長といえば、やはりプロ野球選手の清原和博さんではないでしょうか。 やはり不良少年の「リーダー格」というイメージが彼をそうさせているのでしょう。 確かに長めの学ランに下駄にマントといった応援団の団長のようないわゆるバンカラの姿を想像して清原さんに当てはめるとしっくりくるというか、ピッタリはまる気がします。 このことは、本人が公認の事実でありそれを意識してか(たぶん元からお好きなのでしょう)イカツイ格好にイカツイ髪型・風貌、いじられるとすぐにプロレス技を持ち出すなど芸風に近いものがあり、楽しんでいるかのようにも見えます。 ■「番長」とは 前出のように番長とは不良少年の「リーダー格」で間違いないと思っていましたが、実はそのような役割が昔のの役職にあったというのです。 番長(ばんちょう)は、律令制における役職の一つであり衛府の下級官人のことでした。 かの延喜式には左右の近衛府・衛門府・兵衛府に数... »

「苺(莓・イチゴ)」 の由来

「苺(莓・イチゴ)」 の由来

驚きます。それはケーキのイチゴが不味い時です。 クリスマスのような必要に迫られている時ならいざ知らず、いわゆる旬の時にケーキにのってきたそれが不味いとゲンナリです。 というのも関東にはそれなりに栽培農家が多いので、他の地域よりも舌は肥えています。 普通にスーパーで買うイチゴより、ケーキの上の主役ともいえるそれが甘くないとは一体どういうことなの??続きは後半で。 「イチゴ」 の由来 由来については、はっきりしていないのだそうです。 これは裏を返せばそれだけ多くの説が存在すると言うこと。 まったく俗説と思われるものから紹介すると、1月と5月に収穫されるからという説があります。 もちろんそれらしいといえばそれらしいですが、誰かが途中から言い出したと考える方が適切でしょう。 それは、旧暦、新暦があることやそれに加えて栽培地域が広く分布していること、更にイチゴの歴史が古いことからも明白です。 日本書... »

「くまモン」 の由来

とうとうこの日が来ました。 由来メモもとうとう「ゆるキャラ」を取り上げる日が来たのです。 気になっていなかったといえば嘘になるかもしれません。 「せんとくん」ていいましたっけ?奈良県の公式マスコット。 鹿の角が生えた童子だと言いますが、その大仏様をコケにして認知度の高いものを無理やり組み合わせたかのようなルックスは私にも衝撃を与えました。 そんなせんとくんを取り上げてもいいのですが、第一回は万全を喫しなくてはなりません。 そんなわけで、今日は熊本県のPRマスコットキャラクターである「くまモン」でいってみます。 ■「くまモン」とは なぜくまモンかといえば、何か気になるから。 ずいぶん抽象的な理由ですね。 くまモンはバランスの取れた人気を誇り、更に有名な方がデザインしました。 その方は、水野 学(みずの まなぶ)さん。 水野さんはアートディレクターで慶應義塾大学特別招聘准教授。 多摩美術大学グ... »

「渋谷109」 の由来

渋谷区宇田川町には泣く子も黙る聖地がある。 それは渋谷109だ。 普段からたくさんの若い女の子で賑わうこのデパート。 いわゆる「マルキュー」。 私の中では年始の福袋商戦によく特集され、毎年テレビの前で拝んでいるイメージが強い。 よく考えてみると、私は近くに何年か住んでいたが数回しか入ったことがない。 理由は、そういったお付き合い(行きたがる子との繋がりね)がなかったこともあるしそれに加えてどうにも洋服以外では立ち入れない雰囲気もある気がしたからだ。 これはちょっと昼食でもとか、時間つぶしにお茶でも飲むかといった気分にさせない雰囲気ってこと。 都内に数年いてもなんとなく入ると緊張する珍しい場所で、それはアウェーのサッカー場とか白人がイスラム圏に入るときの緊張などに似ている気がするわけ。 実際はもちろんそんなことはなくて、子供の買い物に付き合わされるパパさんや来たくもないのに彼女の服の趣味に付... »

「ホルモン」 の由来

普段よく使いながら、聞かれてみるとその言葉が何を意味するのかは知らなかったりするものです。 今日は「ホルモン」について。 よく我々が利用するのは「ホルモンバランス」という言葉。 私流の解釈だと、「男性らしさ 女性らしさ」とった感じでしょうか。 でも「ホルモン」って本当は何なの? ホルモンとは、動物体内の組織や器官の活動を調整する生理的物質の総称なのだそうです。 難しい表現かもしれませんが、一つ一つの言葉の意味をトータルで分析しますと我々の認識には間違いはないようですね。 その由来は、「刺激する」とか「呼び覚ます」といったことを意味するギリシャ語の「ホルマオ」という言葉からきたと言われています。 それが20世紀初頭となり、イギリスの生理学者ベーリスさんとスターリンさんによって「ホルモン」とされたのだそうです。 さて、日本人にとってもう一つ気になるホルモンがあります。 それはホルモン焼き。こち... »

「脛齧り(すねかじり)」 の由来

無業者、いわゆるニートという言葉をしらべてみました。 ニートとは若年無業者のことで、言葉の発祥はイギリスから。 「NEET」と書くそうで、これは「not in education, employment or training」 略す為に頭文字をとって生まれた言葉なのだそうです。 イギリスでは義務教育修了後の16~18歳(もしくは19歳)までの者が教育、労働、職業訓練のいずれにも参加していない状態を指した造語だそうで、日本における我々のニートのの解釈とは若干異なるようですね。 ただ、世界的に抱える問題としては同じようでOECD諸国においてNEETの割合はオーストリア・チェコ・ポルトガル・スウェーデン・トルコを除く全ての国で年々増加していると言います。 ニートとは 日本には更に、引きこもりという言葉があります。 厚生労働省の定義においては、引きこもりも若年無業者(ニート)に含まれるそうで、そ... »

「ニトリ」 の由来

「お、ねだん以上。ニトリ」 すばらしいキャッチコピーです。 家具屋さんとか雑貨屋さんって、好きでもなければ男一人で入ることってそうそうないものですが、友人の付き合いで入店したのが運の尽き。 すっかりはまってしまいました。 今も少し大きめの商品を狙ってまして、最後の踏ん切りがついたらおそらくどっぷりでしょう。 全国に浸透した感のある「ニトリ」さん。偶然知ったのが、なんと札幌の会社とのこと。 決めかねている商品の最後の一押しにも、今日はリサーチしてみましょう。 ■「ニトリ」の由来 株式会社ニトリは、北海道札幌市北区に本社を置く、インテリア(家具)小売業大手の企業です。 創業の地北海道では「ニトリ=家具店」のイメージが強いそうですが、業態としては家具とホームファッションをともに扱う「ホームファニシング」に該当するののこと。 現在、南は沖縄まで国内に220店舗、更に台湾に7店舗を展開しています。 ... »

「しっぺ」 の由来

子供の頃って何もなくてもたくさんの遊びを思いついたものです。 もちろんそれでも満足できるというのも子供の特権なのかもしれませんができれば気持ちだけでもあの頃に戻ってみたいとたまに思います。 パチンコに競馬にマージャンに、タバコに女に酒・・・ 大人になるとどうしてこうも、浪費したうえにリスクの高いものを選ばないとストレスの解消も欲求の解消もできないのでしょうか。 子供の遊び・・・例えば「しっぺ」や「デコピン」。それはただの罰ゲームなだけで、やる方も強くやりすぎると手を傷めたり、やられる側は痛いだけでなんの得もありません。 しかし、それだけで異様な盛り上がりを見せるのです。 無邪気に何も考えずに遊んでいたあのころが懐かしいですね。 「しっぺ」の由来は、「しっぺい(竹篦)」の音変化だと言われています。 「しっぺい(竹篦)」とは、禅宗で師家が参禅者の指導に用いる法具のこと。 長さ60センチから1メ... »

「ウナコーワ」 の由来

「ウナコーワの由来が知りたい。至急頼む。」 お得意先からメールが入ったので断れない。すぐにリサーチに取り掛かる。 ところでウナコーワってなんだっけ???困った。 ウナコーワとは、かゆみや虫さされなどに効く外皮用薬のことらしい。 いや、もちろん名前は聞いたことあったのですが、何の薬かが思い出せなかったんです。 というのも、最近は虫除けって便利なものが社会にも身近にも浸透していて夏になると私は外出時は習慣的にシュシュとやってから出かけます。 万一、蚊に刺されたとしても、生まれ持った忍耐強さで痒みを我慢してしまうことが多く、塗るとしても昔から母の一押しの、とある漢方関係の決まった製品と決め込んでしまっているところがありまして・・・ ずれててすみません。 ■「ウナコーワ」の由来 ウナコーワの名前の由来については、「ウナ」と「コーワ」に分けるのが適切なようです。 「ウナ」について、は至急電報の略号と... »

「断末魔(だんまつま)」 の由来

よく聞くけど本当には(現実には、目の前では)聞いたことはない「断末魔の叫び」。 この言葉を調べてみると、どうやら私は勘違いをしていたことに気づきました。 「断末魔」とは状態を表す言葉で、その意味は人間が死ぬ直前の状態のことなのです。 息を引き取る瞬間そのものが「断末魔」であり、「断末魔の叫び」となると、その時に上げる声のことを表すのです。 その声は、痛みや苦しみなどからあげるものだけでなく、生に執着することからも生まれます。 これから死ぬという恐怖や、生が終わってしまうという後悔など様々な感情が含まれるのでしょう。 おそらく、その瞬間はなんの羞恥心もなく何にも束縛されることはないから、相当な痛みの、無念の、後悔の声なのであろうと予想されます。 自分はできることなら声をあげずに静かに断末魔は迎えたいものです。 しかし、その時その状況になってみないとそれは誰にも分からないものです。 私たちが安... »

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