Archives 2014年10月20日 – 由来メモ

「ひぐらし」 の由来

「ひぐらし」 の由来

夏の代名詞の生き物と言えばやはりセミでしょう。 あの騒音を聞いて、夏が来た!と思う人は少なくないのではないでしょうか? みーんみんみんみんみーん つくつくぼうしつくつくぼうし ジージージー どれも煩く、喧しく、耳障り。 なのに、あの声が無くなると、何故か寂しく夏の終わりを感じたり。 おいおいどっちなんだい、耳障りなのか、それとも季節を感じる大事なバロメーターなのかい。 同じように、秋を感じるセミがいるのを皆さんはお気付きだろうか? その名は「ひぐらし」。 オスの鳴き声は甲高く、 「キキキキキ…」「ケケケケケ…」「カナカナカナ…」 といったように、人それぞれの聞こえ方がするようだが、「カナカナ」の表現が一番多いようで、そのことからカナカナ蝉とも呼ばれているらしい。 漢字表記は蜩、茅蜩、秋蜩、日暮、晩蝉などがあり、秋の季語にもなっているという。 名前の由来については、前記の漢字を見てもわかるよ... »