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「ダンロップ」 の由来

先日ブリジストンが日本の会社だと知って驚いた私。 今日はダンロップを取り上げるわけですが、こちらは正真正銘・・・というのも変か。 ■「ダンロップ」の由来 ダンロップ・タイヤ(Dunlop Tyres)はイギリスを発祥とするゴム、タイヤメーカー。 その由来はベタにダンロップさんという人名からきているのだという。 でもそこには創始するにあたってのおもしろいエピソードがあるというから紹介したい。 時は1888年、ダンロップさんはアイルランド人で獣医師をしていました。 あぁ ここ突っ込みどころです。なぜに獣医?と。 ある日息子のジョニーくんから自転車をもっと楽に早く走れるようにするにはどうしたらいいかと聞かれます。 もっと練習しろと適当にあしらっていましたが、ジョニーくんが自転車のタイヤを壊してしまった時突如あるヒントが閃いたのです。 それはなんと、タイヤの構造が動物のおなかと似ているという事。 ... »

「コクヨ」 の由来

コクヨといえば、我々の世代は「コクヨくるくるメカ」。 ご存知のない方にご説明させていただきますと、これは子供向け学習机の機能からきた商品名。 なーんてドヤ顔で説明しといてなんですが、いまいちどんな商品だったかが思い出せない。 もちろんうちではそんな高級なもの買えないので・・・ なぜ頭に残っているのかといえばやはり当時のCMから。 そんなわけでユーチューブで検索してみるとすぐに当時のCMがでてきました。 武田鉄矢さんと桂文珍さんの紹介するその商品は、くるくるハンドルを回すと机と椅子の高さがかわるというもの。 確かに当時としては画期的で、体の成長に合わせて長く使う上でも優れもの。 もちろん当時はその「回す」という子供心のくすぐり方だけで話題になっていたわけですが・・・ 調べてみるともう一つ、コクヨでヒットするキャッチフレーズを見つけました。 それは「コクヨのヨコク」。こちらは2000年を過ぎて... »

「明治製菓」 の由来

当たり前と思うような由来はそれほど取り上げてこなかったのだが、調べてみると意外なこともあるものだと最近を思い直し始めた。 例えば年号にまつわる「明治」だろう。 ■「明治製菓」の由来 明治といえば甘い物好きの私はやっぱりチョコレート。 つまり大手製菓会社「明治製菓」さん。 お菓子以外にも、食品やサプリメント、特定保健用食品、栄養機能食品などを扱っています。 ではなぜ明治なのか?と想像するに「創業が明治時代だから」などと安易に考えてみるわけですがそれは全くの誤り。 明治製菓ももとは、「大日本明治製糖」という製糖会社でした。 その歴史は1890年から。鈴木藤三郎さんという人が鈴木製糖所を設立したのが最初。 「日本精製糖株式会社」、「東洋製糖株式会社」と名前を変えます。 その後には大阪の製糖会社である「日本精糖株式会社」と合併し「大日本製糖株式会社」に。 その間五年と言いいますから目まぐるしい変化... »

「富国生命保険相互会社」 の由来

道路の脇の立て看板てのは影響力が絶大ですね。 特に国道なんかはまっすぐで運転しやすく渋滞したりと、とにかく暇だから余所見をすることも多く、普段は絶対に気にかけない会社を心に留めたりするものです。 今日は「フコク生命」という看板が気になりました。 「フコク生命」は日本国内の保険会社としては、大手とは言いがたい存在ですが堅実な経営で長い歴史を持つ会社なのだそう。 申し訳ありませんが、初めて聞いた会社名だったのでそのカタカナ「フコク」が何を意味するのかに悩みながら運転を続けました。 もちろん「フコク」で思い出すのは「富国強兵」。 でもそれって戦時中の合言葉みたいなもの。 まさか生命保険の名前なんてことは・・・ 「富国生命保険相互会社」の由来 そのまさかでありました。 富国生命保険相互会社(ふこくせいめいほけん)略称がフコク生命。 1923年(大正12年)創業といいますので100年近くの歴史ある会... »

「ベンチャー」 の由来

成長戦略としてベンチャー企業の育成と簡単に言う人がいるが本当にそんなことは可能なのか? また日本人に本当にそのような気持ちがあるのか、私は若干疑問に思う。 先日ラジオで特集していて印象深かったのが、いわゆるベンチャー企業の社長さんには自分がベンチャーだという意識は低いとのことだ。 確かにそれほどの気概でもなければ万に一つともいえない大博打に近い生き方を日本の緩い大学生活を終えた新社会人が選ぶかといえば大分疑問。 そういった向上心がある人は、利益を追求するのではなくゲームにも似た感覚で学生起業したり退学したりするものだ。 過去の天才といわれる企業家の経歴を見ても大抵がそうである。 そういった、スタートで道を外れた人々に国がどういった基準で支援をするのか?甚だ疑問である。 ある程度の成功を収めたものには、それなりの大企業が手のひら返して擦り寄る。 それでは遅くないかい? そういった場所に進む為... »

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