若者言葉

「チャラにする」 の由来

カタカナで表記される言葉って、若者言葉っぽくて、その歴史も比較的新しく感じる。 それはだいたいが英語をもじったものであることが多いためカタカナで表記され、若者受けがいいからなのであろう。 それを大学教授なんかが用いているのをみると、学生に影響されたのか?とか媚びているのか?などと詮索してみるが時にその言葉が古くから用いられてきた語であることに気付くと、相手が大学教授であることからも再確認もせずになるほど!と持ち上げたりする私の節操のなさには我がことながら驚かされる。 ■「チャラにする」の由来 物事をなかったことにすることを「チャラにする」という。 チャラとは、口から出まかせを言うこと、またでたらめのこと貸し借りをなしにすること、差し引きゼロ、帳消しにすること、話などをなかったことにすること、などををいう。 チャラとはつまりは、「いい加減なもの」と考えるとわかりやすい。 実はその歴史は古く、... »

アジャパーの由来

「あじゃぱー」 の由来

テレビで誰だかは忘れたけれど30代くらいの芸能人が英語でいうところのいわゆるジーザス的な使い方で絶叫した。 アジャパー すみません。 正確にはひらがななのかカタカナなのか表記もあいまいなので併用させていただきます。 なんだか懐かしい響きで検索してもやはり死語に近い感じのようですがどうにもその引用したお方がある程度の売れっ子さんであったので驚いた次第でございます。 あじゃぱーの由来 あじゃぱーとは、驚きと困惑を同時に表す感嘆詞。 いわゆる昔の若者言葉。 昔とは・・・もう半世紀くらい前。 喜劇俳優の“ばんじゅん”こと伴淳三郎というひとが1951年公開の映画「吃七捕物帖」の中でうけたセリフ「アジャジャーにしてパーでございます」を略したものとのこと。 ちなみにアジャジャーは伴淳三郎さんのの出身地である山形県の方言。 意味は「あれまあ」みたいな感じ。 パーはいわゆるクルクルパー的に馬鹿の意と考えられ... »