掛け声

「はっけよい、のこった」 の由来

近所に相撲の大好きな女の子がいて、その子を見ていると時を忘れる。 「かまえてかまえて」 「見合わせて」 「まだまだ」・・・・ 「時間です。手をついて」「待ったなし」 「はっけよい、のこったのこったのこった のこ~った のこったのこった」 なんとも忠実に再現しているその子に何かしらのうんちくを伝えたいから、今日はこの「はっけよい、のこった」が何なのかを解説してみよう。 ■「はっけよい、のこった」の由来 言われてみるとなるほどそうだ。 「はっけよい」は、力士の動きがにぶったり、止まった時に発せられる。 奮起を促すためのかけ声なわけ。その説はいくつかある。 一つ目は、「当たるも八卦当たらぬも八卦」の八卦(はっけ)からきているというもの。 今では占いのことを言うのが一般的だが、古く中国では陰陽家が考えた思想だったそうで万物の現象を、八つのかたちに表したものだったのだという。 陰と陽、光と影、表と裏... »