道具

コーンの由来

「三角コーン」 の由来

きっかけはマラソン大会。 二車線も三車線もある大通りを封鎖して行われる大会は、車で移動することに重きを置く田舎の人にとってはた迷惑。 逆に、その日しか大通りを独占できないランナーたちにとっては、いわゆる「歩行者天国」の最上級と感じている人も多いようで人気スポットでは抽選で当たらないと走ることが許されない場所もあるのだとか。 走るのは得意な方であったが、「好き」ではなかった私にはいまいち理解できない。 通行止めの看板を事前に見ていたはずなのに、なぜ忘れていたのだろう。 渋滞の列の先には、人が入れるほどの巨大なコーンが立ち塞がる。 その隣に立つ警察官は黙々と車の誘導業務をこなす。 客観的に見て、大きすぎるそのコーンに目を奪われたのだが、その姿に自らの不自由を強要されているかのような窮屈さをリンクさせて、コーンの出所を突き止めることで仕返しをしてやりたいと考えたわけ。 時を同じくして面白いネタチ... »

「やすり(鑢・鈩)」 の由来

「やすり(鑢・鈩)」 の由来

昔から「直す」というのが苦手だった私。 しかし、まさに今!直すのが楽しくて仕様がないのです。 その理由は、ユーチューブ。 そんなことを紹介して何の得があるのか?というほど情報が溢れています。 本当に便利な時代ですね。 手始めにストーブの芯の交換。 説明書はあるものの、その二次元の紙ぺらだけでは把握できない鈍い私。 細かな部分に引っかかり何度も挫折していたのですが… 動画で何度も再生しながら隣で作業するということを繰り返すこと数回、なんとか真の交換に成功しました。 前のシーズンから延ばし延ばしだったこの作業。 完成したその日は祝杯をあげました。 次の日は玄関のドアの鍵に挑戦。 これも長年の懸案事項。 20年以上も前の古いものだったのでサイズの合うものを見つけるのに苦労したものの、いざ作業を始めるとわずか10分程度で成功。 この日はワインをあけました。 波に乗り、いい気になった私。 今度は照明... »

「卓袱台(ちゃぶだい)」の由来

「卓袱台(ちゃぶだい)」 の由来

解体工事のお手伝いのバイトに行ったときに、中から懐かしい物が出てきて一瞬手を止めた。 それは卓袱台(ちゃぶだい)。 ちゃぶ台とは四本脚の食事用座卓。 若い世代にはご存知の無い方もいらっしゃることだろう。 一般的に方形あるいは円形をしており、折り畳みができるものが多い。 昭和初期の家族の団欒を象徴するシンボルとして取り上げられることが多いのは、その席に上下の関係があまり感じられないから。 でも、ひっくり返すのは親父の権限というのは完全に上下関係かも。 1920年代後半に一世を風靡したが、その後は停滞。 1960年代に入ると、洋室の増加により椅子式のダイニングテーブルに押されその地位は失われていった。 我が家にも「思い出の一品」として実家のどこかに一台くらいは残っていた気がする。 ところが、この解体中の物件からは大小様々なちゃぶ台が出てくるは出てくるは。 その数は最終的に9にのぼった。 しかし... »

「信号」の由来

「信号」 の由来

当たり前と言えば当たり前。 交差点で見かける三色のあれ、名前は信号。 車社会の信号と言えば、横断歩道・交差点の信号ですが、考えてみれば飛行機にも電車にも信号はあるのですね。 信号の定義は、情報を伝達するために記号化、符号化したもの。 でも、何故そんな名前が付いたのかはちょっと疑問。 そこで漢字の意味を一つずつ調べてみると、「信」とは人間が発する言葉のこと。 「号」とは、大きな音を立てること。 実際に音を出したり言葉を発したりはしませんが、「信号」と二文字連なると、声が届かないほど遠くの相手に言葉以外の方法で何らかの意図を伝えることを指すというわけ。 「信号」の由来 交通信号機が生まれたのは1868年、場所はイギリス。 ロンドン市内にガスを使用した世界ではじめての交通信号機が設置されました。 当時はまだ自動車は走っていなかったので、馬車のためのものだったといいます。 現在の自動のものとは異な... »

スマートフォンの由来

「スマートフォン(Smartphone)」 の由来

いまさらこの由来をやることもないと思うのですが… 英語の苦手な私にお付き合いいただければ幸いです。 我々の生活に無くてはならない物となったスマートフォン。 私は未だ持っていないわけなんですけど………ほほほほ スマートフォンに対して我々はガラケーというものを認識している。 ガラケーとはガラパゴス携帯であることからこの名前が付いたというのは以前由来メモでも取りあげた。 ⇒「ガラケー」の由来 世界標準で考えると、携帯電話は通話機能とショットメッセージ機能程度しかないのが普通であったころ、日本では既にiモードやお財布携帯等の機能がついた携帯が出回っていた。 つまり当時の日本は最先端を行っていたわけ。 ただ、その名前の通り日本以外では使えなかったのがデメリットであり、自虐的な名前の由来(ガラパゴス=独自の進化を遂げた携帯)にもなった。 そんな中、満を持して登場したのがスマートフォンなのである。 「ス... »

「ミノルタ」の由来

「ミノルタ」 の由来

我が家は昔から写真を撮るという習慣が家族中にある。 父と母は各々一眼レフを持っていたから、高校生くらいになると私も必然的にそれを求めた。 ただ、当時はフィルムだったので現像の手間もコストもかかる。 カメラ屋に現像の依頼を出して数日して取りに行く。 一々カメラ屋に足を運ぶという行程もかなり面倒だったし、そもそも必ずプリントしなければならないという強迫観念から、シャッターを押すという作業にも緊張感が走ったものである。 でも、思い返してみると撮った画像が見られるのがずいぶんと後という現実は、それまでに抱く妄想やら願望やら希望やらを掻き立て膨らませ、今になっても深く頭の隅に記憶されていることを思い返すと、それはそれで楽しかったかなと思ったりもする。 「ミノルタ」の由来 久しぶりに実家の屋根裏を掃除していたら、その一眼レフがでてきた。 メーカーを見るとミノルタ。 最近は見かけないそのブランド名だが、... »

「PlayStation(プレイステーション)」の由来

「PlayStation(プレイステーション)」の由来

ソニーの経営が思わしくないらしい。(他人事) ソニーといえば!ウォークマン。あれはすごく便利だった。 というか今のiPodに繋がるポータブル音楽再生マシーンという発想が画期的だった。 カセットからCD、そしてMDへと進化を遂げ現在はHDとなったわけだが、ソニーのウォークマンを猿がしなかったら(CMね)、猿から人には進化しなかった…じゃない、iPodが生まれるのはまだまだ先だったことだろう。 もちろん他にもパソコン、携帯、テレビ、ビデオ、DVDレコーダー等様々な分野に広がりを見せるソニーだが、テープレコーダーやトランジスタラジオから始まったという歴史が語るように、ウォークマンがその成長を支えてきたのは間違いないことだろう。 だが、一つだけ特殊なものがある。 それは家庭用ゲーム機プレイステーションだ。 ソフトと共にユーザーの移動する家庭用ゲーム機の中で、任天堂からその王座を奪還したのがソニーだ... »

「スクーター」 の由来

「スクーター」 の由来

車の免許を取ると、もれなく付いてくるものがあることを知らない人は意外に多いのではないでしょうか。 それは原動機付自転車、いわゆる原付の免許。 原動機付自転車(げんどうきつきじてんしゃ)とは、50cc(0.6kW)以下のバイクのこと。 50cc以下のバイクといえばやはりスクーターでしょう。 私は高校が遠かったのでスクーター通学していました。 制限速度は30キロ(メーター60キロまであるけど)、跨ぐバイクと違い座位なのでバランスもとりやすく、ヘルメットも簡易型を用いていました。 冬は若干寒いですが、夏は非常に快適。 今でもたまに乗ります。 その親しみやすさからか、車の免許と共についてきて講習も必要ありません。 でもついつい原付バイクと呼んでしまうのは、スクーターという名前がどことなく格好悪く思えたからに他なりません。 「スクーター」 の由来 その由来に今日は大満足です。 スクーターと呼ばれてい... »

ビート版の由来

「ビート板」 の由来

泳ぐのが苦手って人はきっと海へもプールへも行かないことだろう。 いや、決めつけることはできないか。自分がそうだからといって。 男なら泳がなくても別の楽しみがある。目の保養ってやつだ。 それは女性もしかりなのかな。 外人の背中の筋肉が割れているのを見て興奮していた同級生の女の子を思い出す。 少しでもそこに楽しみを覚えれば、何事でも苦しみが楽しみに変わる。そんなものかな。 海外でぼんやり海を眺めていたら、いい歳してサーフィンをやってみたくなった。 ビキニのブロンドの女の子や、10歳前後のキッズがそれらしく小脇にボードを抱えて横を小走りで過ぎ去ってゆく。 私を引きずり込む深淵を、その深い闇の上をエサをついばむ鳥のように、波を切り裂くヨットのように自由に飛び回れたならどんなに海が恋しくなるだろう。 一歩を踏み出す勇気は今からでも遅くはない。 そう心に誓いながらも、日本に戻りハウツー本をじっくり研究... »

「カロート」 の由来

親戚のおばさんの法事に足を運んだ時に、近くに墓石屋さんの車と思われる軽トラックがとまっていた。 横には住所や電話番号の他にカロートと記されている。 カロートって何? 家に帰ると早速検索してみる。 ■「カロート」の由来 カロートとは墓石の下の地下部分に設ける骨壷(箱)を収納するコンクリート製の納骨スペースのことらしい。 納骨室と考えれば間違いないようだ。 本来は「唐櫃」という漢字で「からうと」というふうによんでいたようだがなまってカロートになったのだという。漢字から平仮名、そしてなぜかカタカナ。 そこでなまってどうする!と突っ込みたくなるが… カロートはその埋葬方法の変化から生まれたらしい。 皆さんの記憶に残っているかどうか、戦前は土葬が一般的でありました。 その後、火葬する事が当たり前となり骨壷を埋蔵する設備が必要になったのです。 その影響は、日本よりも早く火葬という仕組みが取り入れられて... »

Page 1 of 6123»