「金木犀(キンモクセイ)」の由来

「金木犀(キンモクセイ)」の由来

人間は、その時の記憶を五感を持ってして体に刻み込むものである。 その映像を、その音を、その時の触感を、その時食べた物を、そしてその時の匂いを。 私は残念ながら鼻がよくない。 不便も多いのだが、それ以上に無念さを感じることの方が残念だ。 記憶力が乏しいのもこの事が起因しているのかもしれない。 「金木犀の花の匂いが今日のことを忘れさせないでしょう。」 友人の死が我々に不幸を与えた。 突然の訪れとその鮮烈な記憶は、私の記憶にも負の印象しかもたらさない。 当然と言えば当然なのだが、私は死という悲しみも残された者が前を向くメッセージであってほしいと願う。 もちろん、自分の最後も笑顔で送ってもらって結構。 だからこの挨拶で締めくくった友人代表の心が近く感じる。 「金木犀(キンモクセイ)」の由来 金木犀(キンモクセイ)は中国原産の常緑性樹木で秋に小さなオレンジ色の小花を咲かせる。 一番の特長はやはりこの... »

「たんぽぽ(蒲公英)」 の由来

雑草魂って言葉があるけど、この花こそ、そのネーミングがふさわしい花はない気がする。 踏まれても踏まれてもへこたれない。 上へ上へと太陽に向かってまっすぐ伸びる。 そういえば綿毛が耳に入ると耳が聞こえなくなるって小さい頃大人たちに言われたけれど、あれってやっぱり迷信なのかな。 日本名では 「たんぽぽ」または「タンポポ」、漢字では「蒲公英」 と書くのだそう。 これに対して英語名 が「ダンデライオン」であるのはすごく意外なんだけど、dandelionはフランス語の「ダン・ド・リオン」(dent-de-lion)からきていてこれは「ライオンの歯」を意味するんだって。 タンポポの葉の縁の欠刻(ぎざぎざ)がライオンの歯に似ているってことらしい。 確かに言われてみれば納得な気がする。 ちなみにメジャーではないけど、仏語名は「ピッサリン」(pissenlit)だそうで、これはフランス語で「寝台に寝小便をす... »

「百合(ゆり)」 の由来

なんてもろい茎なんだろう。 うちの実家は自然に恵まれているのでそこいらじゅうに百合が咲き乱れている。 それなりに大輪を咲かせるから見ごたえもあるし、見ているだけで凛として上品な感じがするから人気はあるのだろう。 お墓参りなどに持参する人も多いはず。 しかし、よく知るものからしたらちょっとデメリットが多い気がする花である。 第一に、先ほど書いたように茎が折れやすい。 しかも花が大きいからその分重く垂れ下がる。 なんとも不バランスだが、それが逆に風情があるように見えるのかもしれない。 第2に、花粉がすごい。 何がすごいかと言うと量も多いし、その上、一度つくと取れないからかなりの厄介者。 確か販売時にはすでに切ってある気がする。 ある意味去勢手術。 そして最後に、田舎の人しか知らないのだけれど、猪の大好物。 このため、群生地は見事に耕され、球根はことごとく彼らの胃袋の中へ。 栽培している人にとっ... »

「ひまわり」 の由来

北アメリカ原産。高さ3mくらいまで生長する。キク科一年草。 黄色い花。種実を食用や油糧とするため 夏の季語。 さて何のことでしょうか。 答えは「ひまわり」です。 昨年ひまわり畑に行ってきたんです。 見渡す限りのひまわり。大小さまざま、たくさんの種類のひまわり。 その数は数万。 終わりかけだったこともあって、花を数輪いただいてきました。 やり方はよくわからないけど数日干して、種をとってジップの袋に入れて保管。 家族の家庭菜園の種まきポットに一粒ずつ落としては土をかけ、毎日水をやると数日。 四割ほどですが芽が出てきました。若干感動。 十センチほどまで育てるのに数週間、そしていよいよ地面に植え替え。 暑い夏に負けず(かなり水やりがんばりましたが・・)七月半ば頃には多きなものは背丈を越え、若干小さめですがたくさんの花を咲かせました。 数十本の花々は圧倒的な存在感で、間借りしていた畑で一大勢力を築き... »

「撫子(なでしこ)」 の由来

なでしこ こりゃ今年の流行語大賞は決まりましたね。 サッカーなでしこジャパン。 なんせワールドカップ制覇ですから。サッカー好きの私は未だ信じられません。 あのカップ(男子よりはやや劣るけど)を日本人選手が掲げてヴィクトリーランまでしているんです。 おそらくFIFAのランクは一位となることでしょう。 男子の14位にも驚きましたが、女子は世界一なのです。 日本中が歓喜に沸いています。 そして、優勝したのにフェアプレー賞、中盤の底である沢選手が得点王、そして、MVP。 女子にはあるのか分かりませんが、世界最優秀選手バロンドールとなります。 男はメッシ。女は沢ってこと。もう総なめです。正に誉れであります。 さて興奮はこの辺にして、テレビ新聞等でも取り上げられていますが、「なでしこ」について。 男子は監督名がつくのが常ですが、女子には愛称があります。その経緯はというと・・ 「愛称制定」というアイデア... »

「桜」 の由来

さくらの由来 では桜という漢字について調べてみましょう。 この漢字は省略形であり、本来は「櫻」と書くそうです。 漢字の覚え方としては、「二階の女が気にかかる」とよく言うそうです。 二階の女?なんだか私はうなじの綺麗な和服の女性が夕涼みをしている絵を想像しますがどうなのでしょう。 さて本題からそれそうなので話を戻しまして、 木へんと「嬰」を分けてみましょう。 「嬰」は(みどりご)、「生まれたばかりの赤ん坊」のことを意味し、 「みどりご」「緑児・嬰児」、 新芽や若葉のように生命力に溢れている若々しい児のことを差すようです。 生命力には満ち溢れていますが、小さくて大切な手をかけなくては生きられない存在。 つまりは「守るべきもの」と表現するようです。 「嬰」に「女」が付くのはやはり女性からしか赤子は生まれないからなのでしょうね。 「貝」には宝や装飾品や財の意味があるようです。 縄文や弥生時代を想像... »