和服

「割烹着(かっぽうぎ)」 の由来

素晴らしい発見に日本中が沸いています。 つい最近山中教授がノーベル賞を受賞して脚光を浴びたIPS細胞。 同様の作業がより簡単にできるというのです。 しかも発見したのは30歳の女性というから更に驚き。 早速彼女の研究所を訪れると・・・ 室内はクリーム色とピンクの壁で囲まれ、更には随所にムーミンのキャラが描かれている。 驚きだ。 そしてご本人の登場となるのだが、当のご本人も研究者とは思えないいでたち。 割烹着だ! ■「割烹着(かっぽうぎ)」の由来 私は正直なところ割烹着が苦手だ。 その記憶のほとんどでおばちゃんからおばぁちゃん世代が着用しているイメージが強く、なのに、なのにであるフリルが付いているのだ。 正直気持ちが悪い。ごめんなさい。 割烹着(かっぽうぎ)は、日本で考案されたエプロンの一種。 日本女子大学校(現在の日本女子大学)の女子学生により、自学自動の教育方針の下、実験の際に使う作業着と... »

「西陣織(にしじんおり)」 の由来

その由来に感心させられるということも早々はない。 歴史の深さもそうではあるが、その覚えやすさも素晴らしい。 その由来とはズバリ!西陣織。 ■「西陣織」の由来 西陣織(にしじんおり)とは、京都の先染め織物をまとめた呼び名のこと。 そのイメージは、高級でちゃんとしているという京都のイメージそのまま。 その由来は室町時代の中頃、う応仁の乱にまで遡るのです。 京都の街を舞台に東軍と西軍が入り乱れ、その争いは11年間も続きました。 職人たちは戦火を逃れるために移り住み、織物業も壊滅状態となりました。 しかし、戦乱が治まると彼らは再び京都に戻り始めます。 もとの場所にほど近い白雲村もそうですが、織物業の多くが再開されたのは戦乱時に西軍の本陣であった大宮今出川付近。 西軍の本陣跡つまり西陣という地名から、その織物には西陣織という名前が付けられたのでした。 なんのテレビ番組だったか。 よく思い出せないので... »

「もんぺ」 の由来

最近若い女性の間で、花柄のパンツが流行っているそうです。 テレビのインタビューでは、先週30本もまとめ買いしたというツワモノもいらっしゃいました。 しかし、個性の強いアイテムなので、着用する側にもそれなりの勇気や覚悟がいるようです。 アンケートの結果を見ても男性には比較的好印象のようですが・・・ 例えば太って見えるという意見。 その華やかさや色合いから合わせ方を間違えると残念な結果になるようです。 家に帰って試着してそのままお蔵入りという方もいました。 次に多かった意見は、パジャマに見えるというもの。 確かに花柄は今までパジャマに多かった柄なので、一瞬エッ!と振り返る気持ちは分かります。 特に年配の女性からの指摘が多いようですね。 そしてそして更に、スタイルを気にしすぎるあまりちょっとルーズにはいてしまうと・・・ なんと 「もんぺみたいと言われた。」という意見がありました。 「もんぺ」とい... »

「鯉口シャツ」 の由来

若干の憧れもありつつ、着用が困難なアイテムがあります。 それは「鯉口シャツ」というもの。 その名前を知らなかったので、あの異様なシャツはなんなのか?と、近所のお祭りなどに出かけると不思議でした。 たまたま浅草に出かけたときに確認すると、「鯉口シャツ」と書いてありました。 鯉口シャツ(こいくちシャツ)は、和装用の下着の一種であります。 前をボタンで留める襟なし七分袖のシャツがそれです。 主に手ぬぐい地などの綿素材で作られており、汗を吸い、乾きも早いのだそう。 そういった着心地のよさからもやはり下着であり、お祭りで重宝されるのでしょう。 地方によっては肉襦袢(にくじゅばん)と呼ぶ所もあるそうです。 あの派手さから想像はしてましたが、もともと鯉口シャツの柄は刺青を真似たものだそうで、江戸小紋、籠目、龍が描かれた物など多いようです。 ただ最近ではアロハシャツ風の模様も見られるとのこと。 その派手さ... »

「ステテコ」 の由来

若くして、私は愛用者です。今年は異常気象で寒暖の差も激しく、しまったり出したり、「ええい!それなら通年出しておけ」という方も多いのではないでしょうか。今日はステテコ。最近はユニクロのヒートテックが流行っていますが、あれとステテコはやはり別物なのでしょうか。定義、歴史、由来をしらべてみましょう。ステテコとは、、さるまたより長く、膝下あたりまであるズボン下のことだそうです。ステテコの定義がわかっていない私にはもちろん、さるまた、ズボン下も理解できません。さるまた-猿股申又(さるまた)とも書く。腰から股のあたりを覆う、日本独特の男性下着のことだそうです。どうやら長さで区別するようで、膝辺りまであるものは股引(ももひき)、ステテコと呼び、猿股は下着とズボンの間の中間着で、ズボン下と同じ扱いのようです。昭和生まれでも知らないことは多いものです。ちなみに語源は猿回しの猿がはいていたからだそうです。ステ... »