流行語

「なんでも無料症候群」 の由来

コラムのタイトルは「なんでも無料症候群」スポーツ観戦高齢化 寒い冬が過ぎ、ポカポカ陽気の春の到来に浮かれる我々。 花見やバーベキューといったアウトドアがしたくなる季節。 そしてこの時期を待っていたかのように、野球やサッカーが開幕する。 私の父親は野球党であったので、よく球場に連れていかれたのを覚えている。 ジャイアンツにもジャビットにもビール売りのねぇちゃんにも興味は全くなかったが(かわいい売り子から必要もないのに何杯も購入する仕事終わりのサラリーマンは見ていて面白かったけど)東京ドームへ行くのと、会場の雰囲気は楽しかった。 応援の始まる様子や会場の広さに人の数、ルールはよくわからなかったけどボールが自分の近くまで飛んできたり、その場でしか味わえない経験というものがある。 思い出はたくさんできたし、生で見るのは楽しいというのをその時に覚えた気がする。 大きくなって自分で好きなものを観戦でき... »

アジャパーの由来

「あじゃぱー」 の由来

テレビで誰だかは忘れたけれど30代くらいの芸能人が英語でいうところのいわゆるジーザス的な使い方で絶叫した。 アジャパー すみません。 正確にはひらがななのかカタカナなのか表記もあいまいなので併用させていただきます。 なんだか懐かしい響きで検索してもやはり死語に近い感じのようですがどうにもその引用したお方がある程度の売れっ子さんであったので驚いた次第でございます。 あじゃぱーの由来 あじゃぱーとは、驚きと困惑を同時に表す感嘆詞。 いわゆる昔の若者言葉。 昔とは・・・もう半世紀くらい前。 喜劇俳優の“ばんじゅん”こと伴淳三郎というひとが1951年公開の映画「吃七捕物帖」の中でうけたセリフ「アジャジャーにしてパーでございます」を略したものとのこと。 ちなみにアジャジャーは伴淳三郎さんのの出身地である山形県の方言。 意味は「あれまあ」みたいな感じ。 パーはいわゆるクルクルパー的に馬鹿の意と考えられ... »

オバタリアンの由来

「オバタリアン」 の由来

オバタリアンって死語なの? じゃあ、横暴で強引で無神経に周りに迷惑をかける、見苦しい中年おばさんたちのことを何て呼べばいいのですか? 今年に入って私は所謂”オバタリアン”との争いが絶えない。 思っている事をはっきりいう私の性格にも問題あるのかもしれないが、オバタリアン(私の感覚でいえば50過ぎくらいから上のおばさん達)は周りの空気も読めないし、世界の中心に自分がいるような振る舞いをするし、反省もしなければ改めるという文字も自らの辞書には無いようなので非常に癇に障る。 ああ言えばこう言ってくるが、それはただの自らに都合のいい言い訳であり、全く理屈も通らないのだが、自分は絶対に間違っていないというドヤ顔で攻めてくる。 まったくゴキブリ以上にこの世に必要の無い生き物。 特に口論になったわけではないが、スーパーのレジのおばさんにも極稀にこの種の生き物が存在する。 間違っといて「だから何??」って顔... »

絆の由来

「絆(きずな)」 の由来

私は正直言うとこの言葉が嫌い、というか苦手です。 なんとなく偽善ぽくて自分には馴染みません。 でも3.11震災以降、日本では事あるたびに「絆 きずな」と文字が躍ります。 絆とは、断つことの出来ないヒトとヒトとの結びつき。ほだしとのこと。 この断つことの出来ないって部分が何だか重い。 無理に繋がりを持とうとしているように見えなくも無い。 そんな「不自然な、シガラミ的な繋がり」が私に馴染まないのかもしれません。 そこでスルーするところだった「ほだし」を調べてみると、 人の心や行動の自由を縛るもの。自由をさまたげるもの。 馬の足をつなぎとめるための縄。 手かせや足かせ。   といった更なる締め付けの色が濃いのでした。 ■「絆」の由来 由来もそういった締め付けから来ていました。 絆は昔、犬や馬など動物を繋ぎとめておく綱のことをいいました。 古くは平安中期の辞書「和名抄」に、そういった意味... »

「半農半X(はんのうはんエックス)」

今日は「この言葉が気になる」シリーズ! シリーズと書きながら一回で終了の予感・・・ たまたま読んでいた本に興味深い記事を見つけました。 そこにはスローライフとかエコとかなんとなく理解できる横文字のなか、一際存在感を発している言葉があったんです。 それが「半農半X」。 なんとなくヒーロー物のアクションアニメのタイトルのようでありながら、やる気をそがれるような「半」とう漢字に、ヒーローとは全く無縁のおそらくそれが農業をしめしているであろう「農」の文字。 最初からヒーローと決め付けているのは「X」のせいに間違いは無いだろう。 「半農半X」ってのはそれが何かものすごく気になったから調べてみた。 すると、半農半X研究所というものがあるらしく、その代表が塩見直紀さんという人であることが判明した。 田んぼでリラックスする塩見さんという写真を見つけた。 白いTシャツにジーパンというラフな格好で胡坐をかいて... »