「カシ(樫、橿、櫧)」 の由来

「カシ(樫、橿、櫧)」 の由来

カシの木は”樫”の漢字があてられているが、これは材質が堅いことから作られた国字であり、中国では”櫧”の字を使うらしい。 ”橿”の漢字を用いることもあるが、こちらは元々はモチノキにあてられていた。 モチノキも同じ常緑樹で堅いことから、しばしばカシと間違えられたらしい。 曖昧に思えるが、いざ山の中に入るとどの木も同じように見える。 本当だってば。 葉の形や色、裏の違い、幹肌、高さ、様々な要素で区分するらしいのだが素人には全くわからない。 普段よく聞くようなブナ・クヌギ・ナラでもその判別は難しい。 私にわかるものなんて銀杏くらいか・・秋なら紅葉。 んん、、、情けない。 堅いという特徴だけでなく、粘りがあり強度も高く耐久性に優れている 。 そのため、道具類・建築用材などによく使われるとのこと。 ただし、この堅いという特性は逆を言えば加工がしにくく、乾燥しにくいといった難点がある。 民家の垣根に植樹... »

「チンゲンサイ(青梗菜)」 の由来

口に出してはいけない言葉ってのがある。 テレビで言うところの放送コード。 だけどギリギリセーフなワードもあるわけで、それを女優やら女子アナやらが口にすると今の時代はうまく編集され禁止ワードに生まれ変わり、ネットで垂れ流しなんてことも。 たとえば、満月。たとえばレマン湖。たとえば玉袋筋太郎。 んん・・・完全にアウトも含まてる? 今日取り上げるのは「チンゲンサイ」。途中で止めずに一息でいきたいものである。 まぁそれでも「チンゲンサイ」と大声で叫んでいる女性を見かけないのはそれほど馴染みのない野菜であるからだろうか。 でも箸を転がしただけでも笑うくらいの青春真っ盛りの女子なんかは興味津々なお年頃のせいもあって、ちょっとテンションが上がったりすると陸橋の上から大声で叫ぶなんて奇行を行うのかもしれない。 というか今日まさにその現場を見かけたからここで取り上げることになったなんて書いても誰も信じないだ... »

「イチョウ」 の由来

広島で68回目の原爆忌を迎えた8・6日、被爆地の焼け野原で生き延びたイチョウの苗木がスイス・ジュネーブにある赤十字国際委員会(ICRC)本部に植樹されたそうだ。 あの原爆の威力を考えると驚くべきことだが、私は最近イチョウの生命力の強さと言うものを勉強したので、このニュースに納得するところがある。 イチョウは大変生命力が強く、どこからでも根が出るようで枝を切って土に植えるとそこから下には根、上には芽が出てくるのだ。 大きな枝など伐採後放置してしまうと、いつの間にかそこに木がなんてこともありうる。 イチョウは年平均気温が 0 – 20℃の降水量500 – 2000mmの地域が最適だそうで、人為的な移植により世界中に分布しているのだそう。 寿命も長いといわれているが、樹齢が千年を超えるものはないのだそう。 そしてこれには驚くのだが、日本のイチョウは鎌倉時代以降に中国から持... »

「杉」 の由来

この木あなたは好きですか? 「杉」木にチョンチョン三つで杉。 この簡単な漢字のつくりをみても勝手に命名するなら「大衆木」と言えることでしょう。 なぜ最初に好きですか?なんて聞くかと言えばもちろんここ数年の流行ランキング上位をなす、「花粉」を連想させるからであります。 そんな私もよくよく考えてみれば10年以上のキャリア。 最初の数年はひたすら我慢をしましたが、その後数年は我慢できずに点媚薬と目薬を購入。 それでもいよいよ苦しくて「毎日ヨーグルト」で直近の数年をやり過ごし、今年は風邪のついでの処方箋で薬をいただくことで乗り切りました。 その患者数から製薬も進み、薬の効き目には驚きです。 ただ若干お値段は高め・・・ 「そもそも杉の木が多すぎる」そんな声をよく聞きます。 確かに、田舎へいけば四方八方すぎスギ杉。 しかしよく見てください。 「杉様」は固まって生えておられるのです。 そうなんです。これ... »

「桜」 の由来

さくらの由来 では桜という漢字について調べてみましょう。 この漢字は省略形であり、本来は「櫻」と書くそうです。 漢字の覚え方としては、「二階の女が気にかかる」とよく言うそうです。 二階の女?なんだか私はうなじの綺麗な和服の女性が夕涼みをしている絵を想像しますがどうなのでしょう。 さて本題からそれそうなので話を戻しまして、 木へんと「嬰」を分けてみましょう。 「嬰」は(みどりご)、「生まれたばかりの赤ん坊」のことを意味し、 「みどりご」「緑児・嬰児」、 新芽や若葉のように生命力に溢れている若々しい児のことを差すようです。 生命力には満ち溢れていますが、小さくて大切な手をかけなくては生きられない存在。 つまりは「守るべきもの」と表現するようです。 「嬰」に「女」が付くのはやはり女性からしか赤子は生まれないからなのでしょうね。 「貝」には宝や装飾品や財の意味があるようです。 縄文や弥生時代を想像... »