生き物

「ひぐらし」 の由来

「ひぐらし」 の由来

夏の代名詞の生き物と言えばやはりセミでしょう。 あの騒音を聞いて、夏が来た!と思う人は少なくないのではないでしょうか? みーんみんみんみんみーん つくつくぼうしつくつくぼうし ジージージー どれも煩く、喧しく、耳障り。 なのに、あの声が無くなると、何故か寂しく夏の終わりを感じたり。 おいおいどっちなんだい、耳障りなのか、それとも季節を感じる大事なバロメーターなのかい。 同じように、秋を感じるセミがいるのを皆さんはお気付きだろうか? その名は「ひぐらし」。 オスの鳴き声は甲高く、 「キキキキキ…」「ケケケケケ…」「カナカナカナ…」 といったように、人それぞれの聞こえ方がするようだが、「カナカナ」の表現が一番多いようで、そのことからカナカナ蝉とも呼ばれているらしい。 漢字表記は蜩、茅蜩、秋蜩、日暮、晩蝉などがあり、秋の季語にもなっているという。 名前の由来については、前記の漢字を見てもわかるよ... »

「コイ(鯉)」の由来

「コイ(鯉)」 の由来

最近”コイ”にはまっています。 ごめんなさい。恋愛の方ではありません。 魚の鯉です。 小さい頃、父親とよく釣りに行っていました。 フナにバスにヤマベにナマズ、様々なものを釣り上げたものですが、どうにも一つだけ釣り上げられなかったもの、それが鯉。 大きく勇壮に泳ぐその姿は憧れでした。 時は流れて大人になった今。 久しぶりに釣具屋へ行くと、その仕掛けやエサの進化には驚かされます。 早速買い込んで沼へ。すると釣れるは釣れるは。 憧れだった鯉も、今のグルテン(人工的な練餌)だと入れ食い状態。 鯉だけでなくヘラブナやら型の大き目のフナやら。 楽しくて仕様がありません。 鯉はウキがスっ~と水の中に引き込まれます。 一口で一気に飲み込むのです。 その動きはゆっくりなのにかかった時の引きの強さのギャップがやめられません。 明日も鯉釣りへ。 しばらくは飽きなそう。 「コイ(鯉)」の由来 コイは、コイ目コイ科... »

ヒトデの由来

ヒトデの由来

物事の見方を変えるだけで、素晴らしく思えることって世の中にはたくさんあるはずだ。 海釣りに出かけたのだが思うように狙う魚が釣れない。   海には邪道と呼ばれる獲物がいくつかあるらしい。 単純に、煮ても焼ても食えない魚や、その大きさの割に食べられる部位が少ないとかほんと、人間本位の考え方なわけだが。 堤防で釣りをして、いちばんかかるのが実は「フグ」。 その愛くるしさは説明の必要もなく、自宅で手軽に買えるものなら重宝するだろう。 以前、UFOキャッチャーで手に入れた小さなフグが可愛くて、だいぶテコ入れしたのだが10日ほどしか生きなかったという苦い思い出がある。 水槽、エサ、海水・・・あんなに投資したのに。 あの顔に泳ぎ方に、怒るとふくれる姿、実に興味深い。   だが、釣り場ではそんな好待遇は期待できない。 食えない魚は外すのすら億劫。海に戻されることもなく足元で干からびた死... »

「ブルドック」 の由来

あんなに怖い顔をしているのに温厚で、逆に親しみやすさをおぼえるブルドック。 実はそこには人間に翻弄された深い歴史があったのでした。 ブルドッグは、元々は闘犬で13世紀頃からイギリスで行われていた「ブル・ベイティング(雄牛と闘わせる)」という場所で活躍していました。 ブルドッグという名前もそのブル・ベイティングに由来しているのだそう。 「ブル」とは、「雄牛」を意味していたのです。 そこでのブルドッグの役割は、牛の足や鼻などに噛み付き興奮させ、荒れ狂わせること。 そういった役割から、ブルドッグに求められたのは見た目の美しさではなく、とにかく獰猛で攻撃的な性格。顔は付随したの? 庶民の娯楽として人気を集めていたブル・ベイティングは19世紀ころまで続きましたが、1835年に法律で禁止されると同時に廃れてゆきます。 仕事を失ったブルドッグはというと、ただの獰猛な犬とみられ絶滅の危機をむかえるのでした... »

「スズメバチ」 の由来

その種類を確認するような余裕などどこにもない。 勝負は一瞬、逃げ切れるかやられるかだ。 百戦錬磨だった私も老いた。30過ぎてから数回刺された。 蜂の話だ。 もう後がないかもしれないので(アナフィラキシーショックってやつ?)最近は気を付けている。 捕獲のペットボトルを家の近くに置いたり、がさ薮に入るときには必ず頭に白いタオルを巻く。 蜂はクマを一番恐れるという都市伝説のような迷信のような話は本当のよう。 自分たちの縄張りの下をうろつく黒い塊を追う習性がある。 狙われた時の防御方法はただ一つ。動かないことだ。 白で動かなければ追ってはこない。 じりじりと下がり、ある程度の距離まで来たらダッ~シュ。 それでも刺されたら運が悪かったと諦めよう。 ■「スズメバチ」の由来 今日見かけた蜂は大きかった。7センチはあった。 そのくらいになると、近くで見るともはや作り物。 色彩が鮮やかでパーツの作りも大きく... »

「イルカ(海豚、鯆)」 の由来

頭のいい生き物だなぁ。 すっかり感心してしまいました。 連れていかれた水族館ですっかり魅了されたイルカショー。 7メートル近くを飛んだり、顔にアシカをのせて泳いだり、体の三分の一ほどを陸に出しての立ち泳ぎ。 飼育員の指示に従って次々に演じていきます。 何よりその顔のかわいさもショー向き。 もちろん本人がご機嫌かどうかはわからないし、エサにつられて演じているのだろうけど… おっとまた、夢のないことを書き始めている。ストップ! ■「イルカ(海豚、鯆)」の由来 イルカとは、クジラ目の哺乳類のうち、小形のハクジラ類の総称で体長はだいたい1~5メートルくらい。 その大部分が海洋性であるが、カワイルカなど淡水にすむものもいるらしい。 多くは群れをなして泳ぎ、魚類を主食とする。最大の特徴やはりその知能の高さ。 イルカという名前の由来にはいくつか説があるよう。 一つ目:「行く」を意味する「ユルキ」が転じが... »

「ハツカネズミ」 の由来

「まちのねずみといなかのねずみ」という話がある。 都会に住んでいるねずみと田舎に住んでいるねずみとが互いの家に訪問する話。 いなかのねずみは、朝摘みいちごやはっぱの布団でもてなしますが町のねずみは不満。 都会に住んでいるねずみは田舎のことを退屈なところと馬鹿にします。 都会は最高という町のねずみについて、いなかねずみは町へいきますが、何度も危ない目にあってしまい・・・ どこに住むのではなくどのように暮らすのかが重要である ということを教えてくれるイソップ物語。 全くその通りという感じのするこの童話。一言で表すと… 住めば都・・・いやこれだと都会を重視しているかのようで馴染まない。 私の経験上から語らせて頂けば、田舎のねずみより都会のねずみの方が肥えている これは間違いない。 ■「ハツカネズミ」の由来 さて上述のネズミたちと全く違う人生を歩むネズミさんも存在することを皆さんは忘れていないだろ... »

「ワカサギ」 の由来

どうせ釣るなら美味しい魚、食べられる魚がよい。 そんな都合のいい客が釣具店に押しかけたら店員も困ってしまうだろう。 そこは客もしたたかで、今の時期は何が釣れるのかなんて質問から始める。 知識はないからベテランは装えない。 海まで行く気もなければ大きい魚を釣る自信もない。 だけど・・・食べたい。 その一心だけは揺るぐことはない。 色々問答をするうちにある程度の照準が定まった。ワカサギだ。 美味しいというのは言うまでもなく、なんとなくイメージでたくさん釣れそう。 そして、これも大事。コスパつまりは竿や仕掛けの経費も安い。決めたワカサギだ。 ■「ワカサギ」の由来 ところで私にはワカサギの知識がほとんどない。 これでは釣れたものがワカサギかも判別がつかない。一通り調べてから旅に出ることにした。 分布域は、太平洋側は千葉県より北、日本海側では島根県より北の北日本を中心とした地域。 水質が悪い状況や低... »

「サナダムシ」 の由来

「カイチュウ先生に薬事法違反幇助の疑い、名誉教授を書類送検」 なんのニュースかと思い、おもわずクリックしてしまいました。 どうやら無許可医薬品の販売を助けたとして薬事法違反の罪で逮捕されたのが東京医科歯科大の藤田紘一郎名誉教授だったという話で、(また教授の逮捕か・・・)その藤田さんというひとは、寄生虫学や感染免疫学が専門の「カイチュウ先生」というあだ名を持つ権威なのだとか。 そんなわけで今日は藤田教授に敬意を表してカイチュウについて調べてみましょう。 ■「サナダムシ」の由来 カイチュウといえば!やはりサナダムシではなかろうか。 サナダムシは犬やネコだけではなく人間にも寄生するのは皆さんもご存じ? 人間の腸の中にはいると・・・・なんと最大10m以上になることもあるそう。 排泄のときに一緒に出たりすることもあるそうですが恐ろしいのはそのあと、体の一部が残っていたらそこからまた再生するらしい・・... »

「芝海老(シバエビ)」 の由来

ホテルやレストランでの偽装が問題になった2013年。 それらのニュースをみると、ほとほとあきれるばかり。 意図してやっていたようにしかみえないとは国民すべての声だろう。 ただそこには、だいたいそんなものじゃないという意見も含まれるわけだが。 更には、最初に偽装が発覚した人だけ貧乏くじで可哀想といった同情も聞こえてきそう。 だってその後に続けて出るは出るは偽装の山、山、やま。 ■「芝海老」の由来 偽装の発覚するものには一つの共通点がみられるのは明白。 それは、高級食材であるという点だ。 高いものだからその分経費の削減になる、そう考えると分かりやすい。 いやまて、偽装を意図してやっているというった認識はまずい。 そもそも我々はその高級食材が一体どういったものなのかを知らないことの方がおかしい。 例えば芝海老。 同じクルマエビ科のバナメイエビが「誤表示」で調理販売されていたわけだがどのくらいの人... »

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