公共

「リニアモーターカー」 の由来

オリンピックの東京開催が決まり、盛り上がりを見せる日本。 そこにきて東京~大阪間を約1時間で結ぶといわれる夢の乗り物リニアモーターカーの実用化が発表されました。 その速度はなんと時速500km。新幹線の1.5倍くらい? 第1期区間として東京都~名古屋市間2027年開業予定)を結ぶというもの。 よく見ると全くオリンピックに間に合ってないけど・・・ 間に合ったとしてもオリンピックは東京だしこの区間要らないよね? ところでいくらかかるの? ほとんどの航程がトンネルと聞いたけど・・・ 体によくないものとか出ていないの? まぁそんなわけで私はどちらかといえば否定派なわけ。 ■「リニアモーターカー」の由来 リニアモーターカーとはリニアモーターで駆動する車両全般を指します。 その名前については「linear motion (直線運動)」の「直線」という意味からきている和製英語なのだそう。 モーターとは通... »

「交番」 の由来

最近はファッショナブルというか、アート的というか地方などでも個性的な建物が増えています。 それに合わせてなのか、ローマ字でこう綴られていたわけです。 「KOBAN」 綴りが違っていたらごめんなさい。 今日は交番について。 でもこれっておかしくないですか? だって英語で警察は「POLICE」なのですから、交番に当たる言葉は「POLICE ~」となって然るべきだと私は思います。 でもここで改めて、ところで交番て何なの?警察署との違いは?って疑問が日本人である私にも出てくるわけです。 公番て何? 交番の歴史は、明治7年1月に遡ります。 警視庁発足当時に、「交番所」がはじめて設けらたそうです。 この交番所は、施設を伴うものではなかったとか。 警察官が屯所(現在の警察署)から徒歩でパトロールを行いながら、四辻又は三叉路等で立番をする場所として指定された地点のことを言ったのでした。 東南アジアなどで、... »

「ハローワーク」 の由来

実はまともに訪問したことは一度も無いんです私。 というのは仕事に困っていないからという理由ではなくてハローワークの様々な噂を聞くと打たれ弱い私は二の足を踏んでしまうから。 大学時代、就職した友人が職探しに訪れたときの経験もそれを更に後押ししている。 朝一番で順番待ちしているとスーツ姿で肩を怒らせた男性がやってきて誰に聞かすとも無くカウンター越しにハローワークへの不満をぶちまけているではありませんか。 周りは完全に引いているんだけど、彼はやめません。 職員達も困り顔だけど、諌めるような態度は微塵もみせない。 おそらく毎日のようにやってきていることが想像できたわけ。 そのインパクトが強くてハローワーク=不満の塊というイメージが付きまとい未だに困っても訪れることは憚られる。 ■「ハローワーク」の由来 ハローワークとは、職業安定法に基づいて職業紹介、指導、失業給付などを全て無料で手掛ける国の行政機... »

「煙霧(えんむ)」 の由来

訳のわからない言葉が突如として登場してくると我々は戸惑いを隠せない。 例えば最近の、煙霧(えんむ 英語ではhaze ヘイズというらしい)がそれ。 そもそも煙霧ってなんなのかというところから調べてみよう。 目に見えないほど小さい乾いた固体の微粒子が空気中に浮いていることで、視程が妨げられている現象のことを煙霧と呼ぶそうだ。 例えば、風によってちりや砂ぼこりが地面から巻き上げられたり風が止んでからも浮遊するといった現象。 例えば山火事、火災、工場排気、自動車排気などから出た燃焼物由来の微粒子が浮遊する現象。 例えば産業活動等によって主に人工的に生じる微粒子が浮遊している状態。 他にも、火山から噴出した火山灰が降下する現象や海塩粒子等の自然由来の微粒子が浮遊している状態なんかもあげられるそうだけど、ちょっと待って。 例えをよく見ると、中国やモンゴル等の乾燥地帯由来のちりや砂ぼこりが飛来するもの(... »

「はがき」 の由来

通信網がインターネットや携帯電話が主流となった現代で「はがき」の存在を思い出させるのは年賀状をだすときくらいになりつつあります。 私はこうみえて文章を書くというのが苦手なので(特に社交辞令の短文とか)昔からこの儀式が億劫だったのですが、パソコンを使うようになってから少し楽しみになりました。 字は斜体を選んで参考文を持ちいれればいいし、好きな写真を使いながらデザインも楽しむことが出来るからです。 宛名も一度打ち込めはボタン一つで数十枚が容易に出来上がってきます。 あの100.0mm×148.0mmという狭い空間をフルに利用するのが一つの芸術の探求のようであり、時間のゆるす限りたくさんのデザインを作成するのです。 出した相手からのリアクションというのはほとんど無いので完全な自己満足。 でも年賀状ってそんなものかもしれませんよね。 ■「はがき」の由来 はがきとは、手紙の形態の一つ。郵便葉書の略と... »

「アスファルト」 の由来

舗装という技術はたいしたものだと思います。 石ほどの強度はなく、コンクリートより柔軟性がある。 我々が何気なく車を運転して何の違和感もなくドライブや仕事に出かけられるのは道路の舗装のおかげです。 たまに河川敷などで舗装されていない道路に出会うとそのことをつくづく感じます。 草は生え放題で、少し凹んだ場所には水溜り、舗装道路に出るとタイヤにまとわり付いた泥が払いのけられて巻き上がり車もよげれる。 通常走るスピードでの走行は困難で、凹凸を見極めながら細かく何度もブレーキを踏むのでおそらくガソリンもくうことでしょう。 今日はそんな縁の下の力持ち、舗装の主役アスファルトについて。 ■アスファルトとは アスファルトは英語ではasphaltと書き、日本語では土瀝青(どれきせい)と言うのだそうです。 原油に含まれる炭化水素類の中で最も重質のものがそれ。 減圧蒸留装置で作られた減圧残油はそのまま製品アスフ... »

「ゴミ」 の由来

「ゴミ」とは、物のくず、不要になった廃棄物。汚い屑。漢字では「塵」や「芥」。 そんな解釈は当たり前なのだろうけど、私にはその境目がよく理解できない。 買い物に行き、必要なものを買う。 すると、包装紙やらレシートやらビニール袋やらその必要な一つを取り囲む品々がもれなくついてくる。 家に帰り開封すると、それらは一つずつ剥かれて、処理され、片付けられて「ゴミ箱」へと処理されていく。 必要なものが不要へ変わる瞬間だ。 鮮やかな転身である。 それらの品は、袋に入れて収集車に引き取れらてゆき焼却され最終的に埋立地へと運ばれてゆく。 どうにも儚い一生だ。 ■ゴミの由来 ゴミは、主に農家で「木の葉」をあらわす言葉だったと言われている。 このことは、各地の方言で見て取れるのだそう。 例えば、長野県では木の葉を「ゴミ」、落ち葉を「マツゴミ」と呼ぶところがあるらしい。 愛知の方言では落ち松葉を「ゴ」と呼んだり、... »

「苛め(いじめ)」 の由来

今日は由来メモでも、この問題を取り上げたいと思います。 いじめ(苛め、虐め、英語でBullying)です。 相手の肉体的・心理的苦しみを快楽的に楽しむことを目的として行われる様々な行為のこと。 実効的に遂行された嗜虐的関与。 こうして書いてみると、非常に残忍・残酷な表現にみえますが、かくいう私も加害者側。 今考えればなぜそんなことをしていたのか・・・ 今日はそういった行為の心理に迫れれば成功でしょうか。 「いじめ」について考えてみたらいくつか類似語らしきものがあることに気付きました。 例えば、意地悪(いじわる)。 悪口や陰口を言う、嫌がらせや仲間はずれをするなど、人につらくあたること。 意地悪の意地は仏教で「心の持ちよう」や「気性」をあらわします。 「意地が悪い」つまり「心の持ちようが悪い」「気性が荒い」などで意地悪となりますが、逆に「意地が良い」という言葉も昔はあったのだそうです。 ただ... »

「マンホール」 の由来

車の運転中、たまたま停車したのがとあるデパートの前の道路に面した自転車駐輪場。 その隣に立て看板が立っていて、そこにはこう書いてありました。 「緊急時用マンホールトイレ」 初めて聞くこの言葉の、その組み合わせがあまりにも斬新だったので、青信号になったのにも気がつかないほど想像を巡らせてしまいました。 単純に組み合わせれば、マンホールの上に仮設トイレをのせるって絵なんだけど、果たしてそんなものにニーズがあるのだろうか? ただの仮設トイレでいいのでは?という結論に達したのですが、先日の震災時を思い出したのです。 電気が止まるというのはどういうことかというと、まず困ったのは車の運転中なら信号。全く不通。 これはかなり危ない。 国道などほぼノンストップで、横道から入ることは許されないほど無法地帯でありました。 自宅に帰ったなら今度は夜になるのが怖い。暗闇が待っているからです。 ロウソクなんてそうそ... »

「ボランティア」 の由来

東日本大震災では、私の周りでも多大な被害が出ました。 うちはそうでもありませんでしたが、通勤の道すがらにも生々しい傷跡が未だに残っております。 普段から社会奉仕など考えたことも無い私ですが、今回ばかりはなにもせずにはいられませんでした。 ご近所さんから親戚、仕事で訪れた農家など。 自分にできることはなんだろう。 いざそれを探すと虚しさと自分の無力を感じるのでした。 大工仕事もできないし、電気関係にも弱い 食べ物を作ることもできなければ体力に自信もない。 それでも何かできることを。 そこで落ちた瓦の処理と、雨漏りの無いようにブルーシートでの補強。 いらない瓦があると聞けば軽トラックに乗り込んで回収に走り瓦の補強が出来るなら屋根に上る。 そうでした。 私は身軽なほうなので高いところが得意でした。 瓦の入荷に見通しが立たなかったので、それなりに効果・意味はあったようです。 そんなつもりはなかった... »

Page 1 of 212