心理

「しんどい」の由来

「しんどい」 の由来

ある芸能人のガン闘病日記を読んだ。 体の不調、診断、病気の発見から入院、手術、経過観察、復帰。 その内容は壮絶で、九死に一生を得て御涙頂戴で芸能活動をするのも納得の内容。 いや、それは言い過ぎだろうか。 病気、離婚、不倫、略奪、子供の病、親の介護…メディアが取り上げるのは結構だが、それを読んで共感を得るのも、それをネタに復帰を伺うのも自由だが、私はあまりそういったやり方は好まない。 ただ、病気を経験したのは貴重な体験であることは間違いなく、それが何かの誰かの希望になったり励みになるならそれも無駄ではないということだけ記しておこうと思う。 さて、話がそれたがその闘病記の中の一つの言葉が気になった。 ”しんどい” たまに聞く言葉だが、よくよく考えると置き換えられる言葉が少ないことに気付く。 「しんどい」の由来 意味は「骨が折れる、つらい、くたびれる。」であるが、本当に闘病の苦しさを表現し得るの... »

「おののく(戦く/慄く)」 の由来

「おののく(戦く/慄く)」 の由来

おのののか、分厚い筋肉におののく 解説しよう。 グラビアアイドルであり、その芸名がダジャレのような”おのののかさん”が映画のPRイベントに登場。 ブッキングされたマッチョな男性に囲まれておののいた(震え上がった)という見出し。 もちろん、おのののかさんが本当におののいたわけも無く、目を引く三流見出しを記事の制作側が作り上げたというのが現実だろう。 それ以上掘り下げる理由もなく、「おののく」というネタを拾ったという事でこの話はこれ以上広げないでおく。 「おののく(戦く/慄く)」の由来 「おののく」は漢字で「戦く」と書くとは言われてみてはっとした。 確かに戦場では震えるだろうが、我々の持つ「戦」の漢字ではマッチしない気がします。 この「戦 セン」という漢字、やはりこれも中国から伝わってきたもの。 その時すでに「震える」という意味があったのだといいます。 昔の人がすでに日本に存在した、恐ろしさ・... »

「嫉妬(しっと)」 の由来

嫉妬(しっと、英語ではジェラシー)とは、自分にとって重要な人、ものが他者に奪われる不安、恐怖により引き起こされる感情のこと。 僻み(ひがみ)、妬み(ねたみ)、嫉み(そねみ)、やっかみ、ヤキモチ・・・ 同義語を見ましてもそれほどいいことではないのが分かります。 嫉妬かぁ・・・最近ないですね。 若いころはやっぱり好きな人とかいたから、その相手がだれかと一緒にいると考えただけで・・・みたいなこともありましたが最近はそんなこともないし、特に手に入らない高価なものというのも・・・ 家?特にいらない 車?走ればいい お金?余分には入らない 権力?逆に妬まれるのが面倒だから必要ない ・・・といった感じ。 それは私が無欲な人間だからなのか、それとも男だからなのか。 だって「嫉妬」という漢字をみてわかるようにやっぱり嫉妬は女性に多い? ■「嫉妬」の由来 「嫉妬 しっと」の由来はやはり漢字に関係があるらしい。... »

「真剣(しんけん)」 の由来

世の中に蔓延するいい加減という風潮に一石を投じる。 いつ頃から日本人はこれほどいい加減になってしまったのだろう。 いつの時代からかといえば、やはり命の危険をそれほど感じなくなった頃からだろうか。 それはごく最近では戦後であると思われる。 平和という気運が人々を緩ませたのは間違いないが、それは決して悪いことではないだろう。 もう一つのいつ頃か?は成長段階での問題。 真面目に取り組むことをダサいと言い出すのはいつ頃かということ。 自分の頃はやはり第二思春期である、中学校の頃からだった。 バカで無駄で一途な小6の男の子たちがその態度を一変する。 勉強もスポーツも遊びも一生懸命取り組むということを恥ずかしいと感じる。 それは服装にもあらわれ、ボタンを留めないとかズボンやスカートをずらすとか・・・ 流行やオシャレとは言えない反抗姿勢からくる服装の変化。 そこで真面目にやれとか、ちゃんとしろなどと親が... »

「何食わぬ顔」 の由来

嘘がつけないとは損な性格だ。 社交辞令も苦手、本音と建前の使い分けもできない。 つまりバカ正直ってやつだ。 親戚一同が集まってお金の話なんかになると、うちのは母は決まって貧乏くじを引く。 自ら進んでだ。 数百円、まぁ数千円くらいまでなら切り捨てればいいものをキレイに等分する。 自分が多く働き、身銭を切っていてもそれを計上しない。 なんて愚かなものだ、と傍から見ていたつもりだが、友達と会った時などの自分の姿を思い起こすと苦虫を潰したような顔になる。 同じことをしているじゃないか! まぁそれでも、嘘をつくくらいならつかれるほうがいい。 人を騙すくらいなら騙されたほうがいい。 そうして我が家では、血と共に代々引き継がれてゆくのだろう。 バカ正直ってやつが。 ■「何食わぬ顔」の由来 何食わぬ顔ってやつが苦手だ。 話は相手の目を見て聞く。電話は相手の表情が見えないから苦手。 誠心誠意で話をしていたな... »

「やさぐれる」 の由来

育ちがよかったせいだろうか。そんな言葉知りませんでした。 「やさぐれる」 意味は、すねる、ふくれる、また、無気力で投げやりになること。 「ぐれる」の一般的な意味からふてくされる情景は容易に想像がつきますが、では「やさ」とは何のことでしょう。 それにはもう一つの意味の分析が必要なようです。 意味その2は、家出するとか、宿無しの状態でふらふらすること。 ■「やさぐれる」の由来 やさぐれるは、不良の間で使われていた隠語である「やさぐれ」が転じた言葉なのだそう。 「やさぐれ」の「やさ」とは「鞘(さや)」の反転であり(逆さにしたと考える)その刀の刀身部分を入れる筒の意味から家を表し、そこにはずれることを意味する「ぐれ」が付くことで家出することや、家出人そのものを表すようになったそうです。 なるほど、でもいつの時代の不良が思いついたのでしょうね。 刀を持っていた時代なのか、それとも近年のいわゆる不良の... »

「ふてくされる(不貞腐れる)」 の由来

どこかの方言かと思っていましたが、その漢字をよくみると非常に奥が深そうなのが「ふてくされる」。 意味は不平・不満の気持ちがあって、なげやりな態度や反抗的な態度をすること。 私もそのような態度をとってしまうことがあるので注意したいものです。 ふと、新聞で見かけたら「ふて腐れる」と書いてありました。 正直、「ふてくされる」という平仮名表記だと思っていたので、この事実から「ふてくされる」が「ふて」と「腐れる」から形成されているという思いもよらなかった事実で一気に「ふて腐れる」への興味がわきました。 ■「ふて腐れる」の由来 「腐れる」との表現は適切な気がします。 完全に臍を曲げ、使い物にならない感じは容易に想像できますよね。 では「ふて」はどこからきたのでしょうか。 「ふて」は動詞の「ふてる」からきているようです。 「ふてる」意味は、「すねる」「投げやりな行動に出る」「強情を張る」などで「ふてぶて... »

「メンヘラ」 の由来

メンタルヘルスとはそのままずばり「こころの健康」のことを言います。 精神面における健康のことで、精神衛生、精神保健とも称されます。 精神的な疲労、ストレス、悩みなどの軽減・緩和とそれへのサポートのことも言いますよね。 そのメンタルヘルスに悩みを抱える人、つまり精神疾患や精神障害を持つ人のことを*メンヘラ*というのだそうです。 皆さんはご存知でしたか? そういった呼び名のおこりは匿名掲示板の2ちゃんねる。 メンタルヘルスのことが「メンヘル」と略されて呼ばれるようになり、病気にかかっている人のことをそこに -er 形がついて「メンヘラー」更に略して「メンヘラ」という言葉が生まれたというわけ。 「精神障害」といった表現より柔らかい言い方であるという意見もある一方で、この言い方を嫌う人も多いと言います。 使用には細心の注意が必要とのこと。 今日はその使用法を間違えたオシャレ番長を発見しました。 そ... »

「やるせない」 の由来

思いを晴らすすべがない。せつない。施すすべがない。どうしようもない。気持ちに余裕がない。 これはすべて同一の言葉の解釈を示しています。 その言葉とは「やるせない」です。 私が今まさにその心境で、今日は何を取り上げようかと思案したときにこの言葉が浮かびました・・・ もとい、この言葉しか浮かびませんでした。 一つの物事を動かす為にここ半年悩んできました。 その一つの答えが今日出たのですが、それはあまりよい方向ではありませんでした。 もちろんそのことを想定はしていたのでショックは少なかったのですがやはり滅入っています。 世の中にはどんなに頑張っても難しいことがあることをこれほどかというまでに痛感させられました。 いろいろな方の時間とテマを拝借し、申し訳ない気持ちと不甲斐ない気持ちと誰かどうにかしてくれなかったのか!という勝手なキモチが混雑し収拾がつかずに今缶ビールの二本目をあけてほろ酔いというよ... »

「油断」 の由来

油断大敵 最近この言葉に悩まされています。 物事ってうまくいくときって何をやってもとんとん拍子に進むものじゃないですか? そんなことはない?そんなあなたへは更なる十分な下準備をお薦めします。 ところが逆に上手く行かないときには、別なベクトルの関係ない商談まで崩れ始めてたり人生って本当に不思議だし、非常に儚いものでもある気がします。 先日も先方が9〇%大丈夫と言った案件が、たった数人の意見で崩され全くの夢物語に終わりました。 それなら可能性を数字で表すなよ。それが手術なら誰でも受けるだろ! たくさんの愚痴やら文句やら様々なものが噴出してきましたが、もちろん先方には伝えられず心に納めるのにずいぶんと時間を浪費しました。 油断大敵 油断をした私が悪い。 今はそのように解釈していますが、本音で言えばまだ煮えきりませんし後悔も残っています。 ■「油断(ゆだん)」の由来 ところで「ゆだん」て何で油を断... »

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