「西陣織(にしじんおり)」 の由来
その由来に感心させられるということも早々はない。 歴史の深さもそうではあるが、その覚えやすさも素晴らしい。 その由来とはズバリ!西陣織。 ■「西陣織」の由来 西陣織(にしじんおり)とは、京都の先染め織物をまとめた呼び名のこと。 そのイメージは、高級でちゃんとしているという京都のイメージそのまま。 その由来は室町時代の中頃、う応仁の乱にまで遡るのです。 京都の街を舞台に東軍と西軍が入り乱れ、その争いは11年間も続きました。 職人たちは戦火を逃れるために移り住み、織物業も壊滅状態となりました。 しかし、戦乱が治まると彼らは再び京都に戻り始めます。 もとの場所にほど近い白雲村もそうですが、織物業の多くが再開されたのは戦乱時に西軍の本陣であった大宮今出川付近。 西軍の本陣跡つまり西陣という地名から、その織物には西陣織という名前が付けられたのでした。 なんのテレビ番組だったか。 よく思い出せないので... »
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