Photo By saku_y
「グループ魂」 の由来
今の時代、CDの発売を大々的に新聞で告知するバンドというのも珍しい。
ネット社会の蔓延で、ミリオンなど「おまけ」を付けない限り滅多に見られなくなっている。
そんな中で、大々的に広告宣伝を出すなど全く意味の無いものになりつつあるのだ。
カラー刷りでのそのページが目を引いたのは、そのデザインが見たことのないものだったから。
そのバンドの名前は”グループ魂”
聞いたことがない人が多いはずだ。
なんせ期間限定的な活動グループだから。
でも彼らの中心にいるのが宮藤官九郎と聞いたなら、その認知度は一気に増すはず。
NHKの朝ドラマを制した彼の人気は国民的なものに。
さらに、メンバーの何人かはそのドラマの出演者だと聞けば、高齢者の中にもファンはでてくるはずだ。
ずいぶん見ていないあの音楽番組にも出演が決定しているらしい。
そんな私がその番組を見たいということからも、その注目が伺える!?
「グループ魂」の由来
グループ魂(グループたましい)は、パンク・コント・バンド。
1995年、松尾スズキさんが主宰する劇団大人計画の俳優らが結成した。
その結成時のコアなメンバーを紹介しよう。
暴動(宮藤官九郎)、破壊(阿部サダヲ)、バイト君(村杉蝉之介)の3名。
当初はギターを使ってシャウトする漫談スタイルのコントグループとして活動していたらしい。
その後ギター、ベース、ドラムを加えた本格的なバンド編成となり、幾度かのメンバーチェンジを経て、現在のメンバー編成に到った。
その都度メンバーが入れ替わるのも特徴のようで、今回はギターリスト、Chartとコラボした曲が話題。
その趣味のようなバンドも2003年にはアルバム「Run魂Run」で本格的にメジャーデビュー。
実はNHK紅白歌合戦にも出場したことがあるという経歴には驚かされる。
バンド名の由来は、ARBの「魂こがして」からきているのだそう。
「グループ」については「自分たちのことを”グループ”と言う人はいない」という理由から。
実に彼ららしい。
いまや売れっ子ばかりのメンバー。
各々の本業が忙しいためリリースの間隔が空くこともしばしば。
最近はスケジュール調整も難しくなってきていると言います。
次のリリースは未定ともいえる、気分しだいのパンクコントバンドをお見逃しなく!
最近のコメント