Archives 2010年9月1日 – 由来メモ

「ネジ」 の由来

「ねじまき鳥クロニクル」は私の中で知っているけど気になるけど全く手に触れたことのない言葉のNO・1に間違いありません。これは最近話題のIQ84の村上春樹さんの作品です。私の書く文章でお分かりのように(そんなのではわからないか)村上といえば!私は村上 龍なわけで・・つまり春樹さんの作品は読んだことがない。でもこの「ねじまき鳥クロニクル」はすごく気になります。「ネジ」の持つネジレ感と「クロニクル」が持つ更なるクルクル感。それに実体を持たせるねじるわけのない鳥。タイトルだけで何を語っているのか。いい機会なのでこの作品の内容について触れて見ましょう。 ねじまき鳥クロニクルあらすじ会社を辞めて家事を営む主夫となった「僕」と、雑誌編集者として働く妻「クミコ」の生活。それなりに平穏に過ぎていったが、ある日の猫の失跡をきっかけに、あやういバランスが少しずつ狂い始める。やっぱり「ネジレ」なのでしょうか。確認... »

「さようなら」 の由来

私は挨拶のできない人が大嫌いです。人と人との繋がりの第一歩と考えているからです。おはよう こんにちは さようならしかし、時に迷うときもあります。散歩道をすれ違ったとき、面識はないけどよく見かける人とすれ違ったとき、見るからに仏頂面な相手のとき、以前に挨拶しても目も合わせなかった人に会ったとき。いっそするのが「当たり前」の世の中になって欲しいものです。ほんの一言でお互い清清しい気分になれるのですからね。そんなわけで今日は「さようなら」から始まる挨拶の語源について。 挨拶の語源最初は最近「常用漢字」となった「挨拶」から。しかし難しく、ややこしい漢字ですね。あいさつはもっと単純なことだと思うのですが。「挨拶」はなんと!禅宗から。またか・・笑 だから難しい漢字なのか。問答をすることで相手の悟りの深さをさぐることを「一挨一拶(いちあいいちさつ)というそうです。このことから手紙の往復のやりとりなどを挨... »