「現を抜かす(うつつをぬかす)」 の由来
うつつを抜かすとは、ある物事に心を奪われ、夢中になること。 代表的なものはやはり「女にうつつを抜かす」ことだろう。 これのたちの悪さは、酒やギャンブルと違い24時間つきまとうことだろうか。 頭から離れない、何事も手につかない・・・・と回想してみる。 そうか、最近そんな感情忘れていたなぁ・・・・ うつつとは、「現」と書くのだそう。 死に対して、生きている状態である「生」をあらわすなんて書くと格好がよすぎる? 「正気」とか「本気」といった意味もある。 うつつをぬかすとは、その「生きている状態」から「抜ける」ということだから夢見心地?これは少し違いますね。 魂が抜かれている状態とか、心が奪われること、つまりは意識がはっきりしていないような感じでしょう。 そうですね。抜けていました。 現代社会でうつつをぬかしやすいのはゲームではないでしょうか。 老いも若きもとは言いませんが、その幅は広く幼少から4... »
最近のコメント