「トマト」 の由来
トマトは野菜なのか、果物なのか。 もちろん野菜なのだろうけど、フルーツトマトなんて品種の存在や真っ赤というそのいで立ち、そしてその可愛らしいトマトという名前がそんな疑問を生み出すのだろうか。 ■「トマト」の由来 トマトの祖先となる植物は南アメリカ西部のアンデス山脈周辺が原産地だと言われている。 ヨーロッパに流入したのはコロンブスの航海以降。 それまではヨーロッパの人たちはトマトという野菜を知りませんでした。 当時の文献には、アステカの一種族であるナファ族の女性が赤唐辛子とカボチャの種、香草、そしてトマトゥル(tomatl)を混ぜてソースを作ったとあるのだとか。 この「トマトゥル」というのがずばりトマトのこと。膨らむ果実という意味だったよう。 厳密にはトマトゥルには赤いトマトと食用ホウズキの両方の意味があり、今でもメキシコではその名残があり、食用ホウズキのことを緑色のトマトを意味する「トマト... »
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