魚介類

「イクラ」 の由来

なぜ今までこの物体の由来をやらなかったのか。 未だに不思議である。 「イクラはいくら?」 子供でも考えやすいダジャレ。だからこそ、その由来は気になる。 大人になると、考えている以上にお値段は張るんだよといったダジャレは無視。 それこそ大人の事情で物事をとらえすぎ。 確かに回転すしでもウニや大トロ、中トロに続いて高値のつくイクラ。 その由来はどこからぞね? ■「イクラ」の由来 イクラとはサケの魚卵。そんなことは説明せずとも皆さんもご存知のことだろう。 「イクラ」の由来はなんとロシア語からだと言う。「魚卵」「小さくて粒々したもの」という意味らしい。 ただ、ロシア語における「イクラ」はサケに限らないのだそうで魚卵であればたらこでも何でもすべてが「イクラ」となるのが日本語との違い。 サケの卵は、ロシアでは「赤いイクラ」と呼ばれる。 一方、「黒いイクラ」というものも存在するそうで、こちらは皆さんご存... »

「バフンウニ」 の由来

北海道に住む親せきがたくさんの海の幸を送ってくれた。 我が家は一同大興奮。 ホッケも鮭もイクラも最高だったのだけど、その中でも一番はウニ 回転寿司でも一皿平均500円以上するウニがぎっしりと詰まった板皿。 「今回はバフンウニを送ってみたから。」 それほど知識のなかった私は、その意味するところが分からず、バフンという言葉からあまりいい印象を持っていなかったのだがこれほど美味しいウニを食べたことはない。 しかもそれを自宅で食べられるなんて… と自分の人生を回顧し、心では感涙を流しながらつまんだ。 ここが貧乏人。ぎっしり詰まった容器からつまむ。 しかも一半たりとも無駄にしないようにと、最後にかき集めるのではなくかき集めながら食べてしまう。 なんだか虚しく切なく貧乏っちいのだが庶民だから仕方がない。 ■「バフンウニ」の由来 どうやら日本で食されているウニは大きく分けて二種類であるということがわかっ... »

ホタテの由来

「ホタテ」 の由来

ホタテガイ(帆立貝、ほたて貝、ホタテ貝とも呼ばれる)は食用としてよく知られ、殻径は20cmほどになる大きな二枚貝。 貝殻はふくらみが強い殻と弱い殻とが合わさっているそうで、ふくらみが強い方が右殻とのこと。 (まぁそんなこと知らなくても大丈夫、生きていける) 殻の中央には大きな閉殻筋(まぁ読んで字のごとく開閉するいわゆる柱のこと)がある。 また、外套膜(いわゆるヒモ)の周りには、およそ80個の小さな眼点(つまり眼)があるそうで、そこから明るさを感じることができるらしい。 浅海の砂底に生息。 日本での南限は、日本海が能登半島、太平洋が東京湾。 ただ、大規模な商業的漁業が可能なのは東北地方の三陸海岸以北。 天敵はヒトデ、オオカミウオ、ミズダコ。 こうみると気にもとめず、ただ口に放り込むだけだった貝にも興味が沸くから不思議なものですね。 物心付いたときから皆が美味しい美味しいと口にする光景を眼にし... »