「痛風」 の由来
「風がふいたくらいでも痛い」だから痛風というのだよ。
なるほど覚えやすい由来である。漢字もそのまま。
いわゆる贅沢病であるらしいが、原因は不明。
酒飲みはなりやすいとは聞いたがほんとのところはどうなのだろう。
ところが、最近はいい薬があるらしい。
ほぼ毎日、口にしなくてはならないそうだが、それだけで痛みはほとんどでないとか。
痛風もちには神様のような薬だろう。
でもどのくらい痛いのだろうか。なったことがないので想像もつかない。
比べられるかわからないが、よく痛みの王様と巷で叫ばれる尿管結石というものは経験した。
これは辛い。本当につらい。
体の置き場所がないし痛みもなかなかひかない。
よく女性の出産ほどではないかといわれるが出産があれほど辛いなら産んでくれとは簡単には言わないし、お金がかあっても無痛分娩でいいよと軽く提案してしまうかもしれない。
つまりそれほど痛い。
私は痛みには比較的強い方。
切り傷擦り傷打ち身など簡単なケガでは絆創膏も張らないし小さいころから数えても痛みで泣いたことなどほとんどない。
その私でも我慢できないほど痛かった。
痛みで吐くというのを初めて経験したし涙が出るは、よだれが垂れてもどうでもいいくらいまで追いつめられるは押し込まれた病棟では、普段はいびきを気にして寝れなかったりするのが眠りと共に痛みが消えるのを待ち焦がれうなされながら浅い眠りについた。
痛みで起こされる。痛みどめの注射。
注射もそれほど好きではないがこの時ばかりは注射の数倍の痛みが延々続いているような状態なので藁をもすがるような、せがむ様な不思議な精神状態。
ようやく朝が来て自ら歩いてトイレにいくと・・・石がコロっと。
助かった・・・
二度とごめんだからそれから食べ物や組み合わせには注意している。
豚骨ラーメンとビールこの組み合わせは最悪らしい。
それとストレスを抱えずに水分をたくさんとること。
あれからかなり注意している。
さて何が言いたいかというと、痛風の薬は本当に必要なのだろうか?
贅沢が原因の一つならある程度慎むべきである。
薬さえ飲んでればいいのなら全く反省しないし、社会的な制裁もなく贅沢を続けることだろう。
風が吹ふくだけで痛いとなれば相当なものである。
当然歩くこともままならないから外出もできない。
いい薬という言葉があるが、もしかしたらダメな人間のためのいい薬が痛風なのかもしれない。
体に異常がでるとは無理がたたっていると考えるのが妥当。
だから痛風も何かのサインのはずだ。
どのくらいの痛さかを体験してみたい気もするが、もちろんそれが続くなら私は贅沢は控えようと心掛ける。
それが尿管結石からの教訓だ。
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