「石油」 の由来
一番お金になるものは何か?と聞かれたなら私はこう答える。
それは石油でしょうと。
世の中にお金持ちはたくさんいても群を抜いているのはやはり石油王ではないでしょうか。
私の好きな欧州サッカーの有名なチームは次々にアラブをはじめとした石油王に次々に買収されております。
うちにも石油がでたらなぁ~裏でも掘ってみるか。
冗談はさておき、自らの生活の中から石油の用途を考えてみましょう。
とりあえず車。ハイブリットでもガソリンは食います。やはり基本は石油。
そして灯油。冬には重宝します。
最近価格が上がっていますが背に腹はかえられません。
そして電力。
現在はそのほとんどを火力に頼っているので必要不可欠。
更にビニール袋やティッシュペーパーといった製品。
これらにも石油は欠かせません。どこをどうしてこういった製品になるのかは疑問ですが兎に角必要。
ところでどうして「石の油」と書くのか皆さんは疑問に思ったことはないですか?
■「石油」の由来
石油はその漢字のまんま。
石(岩石や地中)から取れる油で石油なのだそうです。
英語のPetroleumも語源はラテン語のPetra(岩)とOleum(油)。やはり石油。
その日本での歴史も意外に古く、「日本書紀」にその記述があるそうです。
そこには確かに「燃える水」と書いてあるのだとか。
鎌倉時代末期にはその臭気にちなんで「臭水 くそうず」と呼んでいた地域もあったとか。
明治になると、灯油の精製過程で出来る危険な揮発油分を「気違い臭生水」天然ガスは「風臭生水」、当時使い道のなかった残渣油を「馬鹿臭生水」と呼んでいたらしい。
その後、石炭油とか石脳油といった呼び名を経て明治前半頃から、コール・オイル(石炭油)とやや性質と違うのでPetroleumの訳語から「石油」と呼ばれるようになったのだそうだ。
確かに何も分からない昔の人は燃える水は驚いたでしょうね。
臭いのはいつの時代も一緒だけど、私はけっこうあの臭い好きかも。
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