Photo By こたつでうっかり寝てしまう男性
「だらしない」 の由来
シャツをズボンに入れないのって、やっぱりだらしないですかね?
そういえば、高校の同級生にTシャツをパンツに入れないと落ち着かないって人がいたなぁ…。
それもこれも小さい頃からの習慣で、所謂躾ってやつなのかもしれません。
私の場合はシャツをズボンに入れるのが苦手。
でもそれには理由がございまして…
実は私、足の長い線の細い子供でありました。
大学までレディースサイズでも入るくらいの華奢さ。
入らないデニムがないほど細くて、ウエストのsizeで履くと丈は詰めなくてもOKという嫌味な体型。
だからシャツをズボンに入れますと、なんとも滑稽な…
上半身がほとんどないのに足がやたら長くて全体が細い、まるで服を着せられた宇宙人。
そんなコンプレックスはもちろん、更にそこに親の教育から来ただらしなさも手伝って、シャツは出すものと思い込んで育ってしまったのです。
それでも、よく見かける背中から肌着のはみ出した子供を見ると気持ちが悪いものです。
あぁ!なんてだらしない。親はどこ??
これって勝手かしら?
「だらしない」の由来
「だらしない」とは「しだら」の倒語。
いや待て待て。それで終わらせないで…
倒語って何よ?
倒語とは言葉を逆の順序で読む言語現象のこと。
逆読み、または逆さ読みとも言うそうで、例えば「てぶくろ」を「ろくぶて」なんていうのがそう。
それで六回ぶたれるみたいな…おおっと話がずれていく。修正修正。
「しだら」とは事の成り行きのことで、皆さんご存知の言葉だと「ふ・しだら」がありますよね。
これが「だらしない様子」を表すのは説明の必要はないことでしょう。
「しだらなし」となれば「しまりがない」こと。
ここから転じて「だらしない」が生まれたというわけです。
しだら しだら しだら しだら…言いづらいから「だらしない」になったんだろうね。 憶測だけど…
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