まぐれ

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「まぐれ」 の由来

私はまぐれを信じません。
偶然起こることも必然と考えています。
でも…まぐれでもいいから…と考える時がないこともありません。

一体どっちやねん!

「まぐれ」 の由来

「まぐれ」の意味を辞書で調べてみると、

まぐれ【▽紛れ】
偶然の好運にめぐまれること。まぐれあたり。
引用元:goo辞書より

とあります。

動詞の「紛れる(まぎれる)」から転じた名詞「紛れ(まぎれ)」がなまって「まぐれ」となったと考えるのが妥当なようです。
たくさんあれば当たっているものも紛れ込んでいるということなのでしょう。
ある意味…数撃てば当たるに通じるところがありますね。

ただ、「偶然そうなること」でありながら、その結果は一方に寄っています。

それは、うまくいくと思っていたのに失敗した場合には「まぐれ」は用いないのです。
「まぐれで失敗した」なんていう人はいませんよね。

私は人生において、必ず外したくないと思ったことに対しては万全を喫して取り組みます。
事前に準備をし、それまで努力を怠ることなく、様々な負の想定をし、どう転んでもいいように進むような準備をするのです。
うまくいきそうでも手を抜くことなく、八割成功していても残り二割に真剣に取り組み、その事柄を達成する、クリアするまで全力を尽くすのです。

でも、それってよく考えてみるとたくさんの選択肢をしらみ潰しにすることであり、必ず「紛れている」成功への鍵を探すという行為なのかもしれませんね。
そう考えると、それらは全て「まぐれ」と言えなくもないかもしれません。

もちろん必然を生み出すまぐれだとは信じたい。
でも、何の気なしに事前の準備もなくフラッとやってきて当たりくじを引くような、いわゆる「持っている人」の存在は確かにあります。
周りからみれば「まぐれ」でも本人にすれば当然という人も世の中にはいるのです。
周りはそれを「まぐれ」としか呼びたくはない。
だって努力した自分がバカみたいじゃないですか。




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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